シンガーソングライターの小林 私が7月9日(金)、自身の表現活動や、新曲『後付』について語った。
小林が登場したのは、J-WAVEの放送中の番組『PIA SONAR MUSIC FRIDAY』。月曜から木曜の22時よりオンエア中の『SONAR MUSIC』と連動したミュージックプログラムだ。俳優、モデル、インナージャーニーのドラムとして活躍する櫻井海音がナビゲーターとなり、“今、聴くべき音楽”にフォーカスして、最新の楽曲や注目のライブイベントなど、番組独自の視点で最新の音楽情報をお届けしている。
櫻井は、オリジナル曲やカバー曲の弾き語り動画をYouTubeで観て小林を知ったという。まずは小林の活動を掘り下げる。
櫻井:今まではどんな活動をされてたんですか?
小林:YouTubeの前は、Twitterで動画を配信していました。僕がやっていた時は30秒尺の動画投稿。30秒尺だと(楽曲を)全部あげられないということで、保管庫がてらYouTubeにあげようというのが最初ですね。
櫻井:最初からSNSを活用して自分の活動を表現されてたんですね。
小林:そうですね。大学1、2年生の頃は路上ライブみたいなのをやってたんですけど、夏は暑いし冬は寒いし、警察は来るしフォロワーは増えないからやめようって(笑)。
櫻井:音楽活動自体はいつ頃から始めたんですか?
小林:高校のときに「モテたい」っていう理由で軽音学部に入って、そのときはコピーバンドだったんですけど、高校3年の後半から大学1、2年生になったくらいでオリジナル曲を書き始めました。
小林は音楽だけではなく、油絵を描くなどアート活動も行う。多摩美術大学で油画を学んでいた。
小林:もともと絵を描くのが好きで。それまで油絵やデッサンをしていたわけではなくて、美術部も入ったことがなかったんですけど、大学に入って学ぶんだったら、絵か音楽が好きだからどっちかに行こうかなってときに、音楽は独学でやろうと。美術や芸術、アートは大学で学びたいなと思って、美大に入って油絵をメインに描いてました。
櫻井:自己表現をしていく中心が、美術と音楽なんですね。
小林:今のメインでいちばんやりたいのは音楽と絵画、イラストですね。
櫻井:そのアーティストとしての表現方法がすごくわかるというか。僕も俳優とバンドをやっているので、そういう柔軟性はすごく共感できるというか。
小林:俳優と音楽でとか、絵と音楽でっていう反復横跳び感は楽しいですよね。
櫻井:どちらかをやっていて、その片方にもう片方が影響を受けることもありますからね。
小林:それは僕も結構ありますね。曲を書いていて、飽きたから絵を描いたりして。そういう動力としてどちらにもいける筋肉というか、そういうものが鍛えられるのかなって思います。そういうことをしていると新しいことを始めるときにスッといける感覚がありますね。
小林:この映画は、太宰 治の『グッド・バイ』を原作に、それを『さよなら グッド・バイ』というタイトルにして、谷 健二監督ならではの解釈になっていると思うんですけど、タイトルにある「さよなら」とか「グッド・バイ」とか別れの言葉がキーワードになっているので、それを曲のなかに入れ込みつつ、別れだったり、さよならって言葉だったり、そのときの心象風景みたいなものを自分のなかで解釈しつつ、やれたのかなと。
タイトルを『後付』にした理由を、小林はこう話す。
小林:別れを言うときにグチグチ言いたくないみたいなところと、言いたいことがちょっとあるみたいな、その葛藤感というか。そこをいろいろ含めて後から言う『後付』ってタイトルにしました。
櫻井:ここを聴いてほしいって部分はどこですか?
小林:僕の曲としては歌詞が少なめというか、ミニマムにまとめたんですけど、そのなかでけっこう気に入っているフレーズが2番のサビで、きれいに踏めてスパッとハマった感じがして気に入っています。
番組では小林の『後付』オンエアし、櫻井は「めちゃくちゃカッコいい。アップテンポさと小林さんの歌声の渋さがすごくマッチしてる。映画を観に行って聴きたい」と感想を伝えた。
小林 私のインタビューの全内容は7月16日(金)に、ぴあ公式アプリに掲載される。音楽、映画、ステージ、アート、クラシックの作品情報や開催情報、ニュース、インタビュー、エッセイの連載などが掲載し、エンターテインメントとの偶然の出会いと発見ができるアプリだ。
小林は、8月18日(水)に東京・恵比寿LIQUIDROOM、9月12日(日)に大阪・梅田クラブクアトロにて、弾き語りによるワンマンライブ「一つの例を挙げるなら貝の剥き身の展示かな」を開催。チケットはすでにソールドアウトしているが、東京公演は有料配信もあるので、ぜひチェックしてほしい。
小林 私の最新情報は、Twitterまで。
小林が登場したのは、J-WAVEの放送中の番組『PIA SONAR MUSIC FRIDAY』。月曜から木曜の22時よりオンエア中の『SONAR MUSIC』と連動したミュージックプログラムだ。俳優、モデル、インナージャーニーのドラムとして活躍する櫻井海音がナビゲーターとなり、“今、聴くべき音楽”にフォーカスして、最新の楽曲や注目のライブイベントなど、番組独自の視点で最新の音楽情報をお届けしている。
音楽と絵の“反復横跳び感”
小林がトークしたのは、同番組のワンコーナー「SONAR TRAX」。「SONAR TRAX」は、J-WAVEの番組制作に関わるスタッフがセレクトしたネクストヒットが期待される注目アーティストの楽曲のことでもあり、小林の『後付』も選出された。小林私 - 後付(Music Video)
櫻井:今まではどんな活動をされてたんですか?
小林:YouTubeの前は、Twitterで動画を配信していました。僕がやっていた時は30秒尺の動画投稿。30秒尺だと(楽曲を)全部あげられないということで、保管庫がてらYouTubeにあげようというのが最初ですね。
櫻井:最初からSNSを活用して自分の活動を表現されてたんですね。
小林:そうですね。大学1、2年生の頃は路上ライブみたいなのをやってたんですけど、夏は暑いし冬は寒いし、警察は来るしフォロワーは増えないからやめようって(笑)。
櫻井:音楽活動自体はいつ頃から始めたんですか?
小林:高校のときに「モテたい」っていう理由で軽音学部に入って、そのときはコピーバンドだったんですけど、高校3年の後半から大学1、2年生になったくらいでオリジナル曲を書き始めました。
小林は音楽だけではなく、油絵を描くなどアート活動も行う。多摩美術大学で油画を学んでいた。
小林:もともと絵を描くのが好きで。それまで油絵やデッサンをしていたわけではなくて、美術部も入ったことがなかったんですけど、大学に入って学ぶんだったら、絵か音楽が好きだからどっちかに行こうかなってときに、音楽は独学でやろうと。美術や芸術、アートは大学で学びたいなと思って、美大に入って油絵をメインに描いてました。
櫻井:自己表現をしていく中心が、美術と音楽なんですね。
小林:今のメインでいちばんやりたいのは音楽と絵画、イラストですね。
櫻井:そのアーティストとしての表現方法がすごくわかるというか。僕も俳優とバンドをやっているので、そういう柔軟性はすごく共感できるというか。
小林:俳優と音楽でとか、絵と音楽でっていう反復横跳び感は楽しいですよね。
櫻井:どちらかをやっていて、その片方にもう片方が影響を受けることもありますからね。
小林:それは僕も結構ありますね。曲を書いていて、飽きたから絵を描いたりして。そういう動力としてどちらにもいける筋肉というか、そういうものが鍛えられるのかなって思います。そういうことをしていると新しいことを始めるときにスッといける感覚がありますね。
別れの心象風景を自分なりに解釈した新曲『後付』
「SONAR TRAX」に選ばれた、小林の新曲『後付』は6月30日に配信リリース。この曲は今秋公開予定の映画『さよなら グッド・バイ』の主題歌に決定している。小林は映画を観て曲を書き下ろしたという。小林:この映画は、太宰 治の『グッド・バイ』を原作に、それを『さよなら グッド・バイ』というタイトルにして、谷 健二監督ならではの解釈になっていると思うんですけど、タイトルにある「さよなら」とか「グッド・バイ」とか別れの言葉がキーワードになっているので、それを曲のなかに入れ込みつつ、別れだったり、さよならって言葉だったり、そのときの心象風景みたいなものを自分のなかで解釈しつつ、やれたのかなと。
タイトルを『後付』にした理由を、小林はこう話す。
小林:別れを言うときにグチグチ言いたくないみたいなところと、言いたいことがちょっとあるみたいな、その葛藤感というか。そこをいろいろ含めて後から言う『後付』ってタイトルにしました。
櫻井:ここを聴いてほしいって部分はどこですか?
小林:僕の曲としては歌詞が少なめというか、ミニマムにまとめたんですけど、そのなかでけっこう気に入っているフレーズが2番のサビで、きれいに踏めてスパッとハマった感じがして気に入っています。
番組では小林の『後付』オンエアし、櫻井は「めちゃくちゃカッコいい。アップテンポさと小林さんの歌声の渋さがすごくマッチしてる。映画を観に行って聴きたい」と感想を伝えた。
小林 私のインタビューの全内容は7月16日(金)に、ぴあ公式アプリに掲載される。音楽、映画、ステージ、アート、クラシックの作品情報や開催情報、ニュース、インタビュー、エッセイの連載などが掲載し、エンターテインメントとの偶然の出会いと発見ができるアプリだ。
小林は、8月18日(水)に東京・恵比寿LIQUIDROOM、9月12日(日)に大阪・梅田クラブクアトロにて、弾き語りによるワンマンライブ「一つの例を挙げるなら貝の剥き身の展示かな」を開催。チケットはすでにソールドアウトしているが、東京公演は有料配信もあるので、ぜひチェックしてほしい。
小林 私の最新情報は、Twitterまで。
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2021年7月16日28時59分まで
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番組情報
- PIA SONAR MUSIC FRIDAY
-
毎週金曜22:30-23:00