(sic)boyがニューアルバム『vanitas』を2021年12月にリリース。そのレコーディング時のエピソードを、J-WAVEで1月14日(金)に語った。
(sic)boyが登場したのは、J-WAVEの放送中の番組『PIA SONAR MUSIC FRIDAY』(ナビゲーター:櫻井海音)のワンコーナー「SONAR TRAX」。月曜から木曜の22時よりオンエア中の『SONAR MUSIC』と連動したミュージックプログラムだ。俳優、モデル、インナージャーニーのドラムとして活躍する櫻井海音がナビゲーターとなり、“今、聴くべき音楽”にフォーカスして、最新の楽曲や注目のライブイベントなど、番組独自の視点で最新の音楽情報をお届けしている。
楽曲が選ばれたことについて(sic)boyは「うれしいです。ぜひアルバムのほかの曲も聴いてみてください。よろしくお願いします」とコメントした。
ニューアルバム『vanitas』はロサンゼルスでの初海外レコーディングを経て完成した。これまでとどんな変化や進化があったのだろうか。
(sic)boy:『vanitas』はLAで制作したこともあってか、またガラッと雰囲気を変えて、心機一転、表現方法を変えてみたり、歌詞の書き方もちょっとずつマイナーチェンジできたかなと。そういう点では変化したかもしれないですね。それこそLAでもそうですし、国内のフィーチャリングの曲もそうですけど、そのアーティストさんとやると決めたうえでゼロから作ったもののほうが多いですね。シンプルに僕がファンというか、ひとりのリスナーとしてすごくかっこいいなと思うアーティストさんに声をかけさせてもらったんですよ。快くバースを蹴ってもらったり、歌ってフィーチャリングで参加してもらえたりして、すごく光栄でした。音楽をやっていてよかったなと思うタイミングでしたね。
(sic)boy: LAのアーティストはみんなスタジオに入ると決めたら、ずっと作業しているんですよね。だから「初めまして」というよりも「作ったトラック聴けよ」みたいな。そういう切り替えが大事なのかなって。スタジオに入ったらシャキッとしなきゃいけないなって、ちょっと反省しましたね。ひとまずLAに着いてずっと緊張してたんですよ。落ち着かないし、早く帰りたいなと思って(笑)。でもそんななかでもちゃんと作ろうと。そういう不安やネガティブな部分を武器に曲を書いてきたんですけど、LAでなおさらそれを痛感して。あとやっぱり日本語でちゃんと歌う、日本語で歌詞を書く、そういうのが自分の武器だなって思いました。これといったテーマより、日本語や「不安な自分と向き合えるか」みたいな感じかな。
(sic)boy:LAで制作して、国内に帰ってきてもずっと制作していて、そろそろまとめに入ろうとなった段階で『vanitas』というテーマを掲げてくくったらいいんじゃないかと思って。言葉通りだし、けっこう歌詞にも出てきていると思うんですけど、ナイーブな自分自身にひとつアルバムとしてピリオドを打てたらなと思って決めましたね。今の時代にすごく大事な要素なのかなと思って。絵画でもそうですけど、アート・音楽・ファッションはけっこう流れが早いなって。流行り廃りではなく、ずっと残るアルバムになってほしいなと思います。そういう自分自身の決意表明じゃないですけど、大まかにそんな感じです。アルバム『vanitas』をまだ聴いていない人はぜひ聴いてみてください。
(sic)boyはJ-WAVE『SONAR MUSIC』で木曜日の「SONAR'S ROOM」も担当中だ。オンエアは23:20-23:35。
(sic)boyが登場したのは、J-WAVEの放送中の番組『PIA SONAR MUSIC FRIDAY』(ナビゲーター:櫻井海音)のワンコーナー「SONAR TRAX」。月曜から木曜の22時よりオンエア中の『SONAR MUSIC』と連動したミュージックプログラムだ。俳優、モデル、インナージャーニーのドラムとして活躍する櫻井海音がナビゲーターとなり、“今、聴くべき音楽”にフォーカスして、最新の楽曲や注目のライブイベントなど、番組独自の視点で最新の音楽情報をお届けしている。
初の海外レコーディング
(sic)boyがトークしたのは、同番組のワンコーナー「SONAR TRAX」。「SONAR TRAX」は、J-WAVEの番組制作に関わるスタッフがセレクトしたネクストヒットが期待される注目アーティストの楽曲のことであり、(sic)boyのニューアルバムの表題曲『vanitas』も選出された。(sic)boy - vanitas (Prod.KM)
ニューアルバム『vanitas』はロサンゼルスでの初海外レコーディングを経て完成した。これまでとどんな変化や進化があったのだろうか。
(sic)boy:『vanitas』はLAで制作したこともあってか、またガラッと雰囲気を変えて、心機一転、表現方法を変えてみたり、歌詞の書き方もちょっとずつマイナーチェンジできたかなと。そういう点では変化したかもしれないですね。それこそLAでもそうですし、国内のフィーチャリングの曲もそうですけど、そのアーティストさんとやると決めたうえでゼロから作ったもののほうが多いですね。シンプルに僕がファンというか、ひとりのリスナーとしてすごくかっこいいなと思うアーティストさんに声をかけさせてもらったんですよ。快くバースを蹴ってもらったり、歌ってフィーチャリングで参加してもらえたりして、すごく光栄でした。音楽をやっていてよかったなと思うタイミングでしたね。
LAでカルチャーショック「シャキッとしなきゃ」
(sic)boyは今回の海外レコーディングでカルチャーショックを受けたそうだ。(sic)boy: LAのアーティストはみんなスタジオに入ると決めたら、ずっと作業しているんですよね。だから「初めまして」というよりも「作ったトラック聴けよ」みたいな。そういう切り替えが大事なのかなって。スタジオに入ったらシャキッとしなきゃいけないなって、ちょっと反省しましたね。ひとまずLAに着いてずっと緊張してたんですよ。落ち着かないし、早く帰りたいなと思って(笑)。でもそんななかでもちゃんと作ろうと。そういう不安やネガティブな部分を武器に曲を書いてきたんですけど、LAでなおさらそれを痛感して。あとやっぱり日本語でちゃんと歌う、日本語で歌詞を書く、そういうのが自分の武器だなって思いました。これといったテーマより、日本語や「不安な自分と向き合えるか」みたいな感じかな。
ナイーブな自分にピリオドを打つ
タイトルの「vanitas」は、ラテン語で「空虚」や「虚ろ」という意味。人生のむなしさや地上のあらゆるものの儚さを表しているとのこと。また、西洋美術に大きな影響を与えた静物画のジャンルのひとつでもある。(sic)boyがタイトルに込めた想いを語った。(sic)boy:LAで制作して、国内に帰ってきてもずっと制作していて、そろそろまとめに入ろうとなった段階で『vanitas』というテーマを掲げてくくったらいいんじゃないかと思って。言葉通りだし、けっこう歌詞にも出てきていると思うんですけど、ナイーブな自分自身にひとつアルバムとしてピリオドを打てたらなと思って決めましたね。今の時代にすごく大事な要素なのかなと思って。絵画でもそうですけど、アート・音楽・ファッションはけっこう流れが早いなって。流行り廃りではなく、ずっと残るアルバムになってほしいなと思います。そういう自分自身の決意表明じゃないですけど、大まかにそんな感じです。アルバム『vanitas』をまだ聴いていない人はぜひ聴いてみてください。
(sic)boyはJ-WAVE『SONAR MUSIC』で木曜日の「SONAR'S ROOM」も担当中だ。オンエアは23:20-23:35。
番組情報
- PIA SONAR MUSIC FRIDAY
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毎週金曜22:30-23:00