平井 堅がランクイン! デビューした「1995年」を独自の目線で描いた楽曲【最新チャート】

J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。J-WAVE全番組のオンエア、番組サイトのVOTEボタンから寄せられたリスナーズポイント、都内主要CDショップのセールデータ、各音楽配信サブスクリプションサービスのストリーミング回数に基づくランキングデータ、以上4つのデータをもとにポイント計算。世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ここでは5月16日(日)付のチャートを紹介!

10位:girl in red『Serotonin』

girl in redはノルウェー出身、22歳のシンガーソングライターMarie Ulvenによるソロプロジェクト。同性愛者であることをカミングアウトし、2017年にリリースしたシングル『i wanna be your girlfriend』で、Z世代を中心に幅広い支持を得た。彼女のインスタのフォロワー数は現在200万人以上、ストリーミング累計再生回数は10億回以上を記録している(2021年5月17日現在)。LGBTQのアイコンとしてとらえられていることについて、girl in redは「とてもクールで特別なことだと思っている。人々が必要とするときに、目標にできる人がいるというのはすばらしいことだし、誰かのそんな存在になれるのだとしたら幸せ」と、前向きに答えている。

9位:星野 源『不思議』

『不思議』は現在放送中のドラマ『着飾る恋には理由があって』(TBS系)の主題歌。この曲が収録されたニューシングルは、星野のソロデビュー11周年記念日となる6月23日(水)にリリースされる。パッケージとしてシングルリリースするのは2018年2月にリリースした『ドラえもん』以来、3年4か月ぶりということで、星野は「久しぶりに4曲入りのCDを出します。音源を作る面白さに物体を作る面白さが加わって、たまらなく楽しいです。いつものように、でも新しく、たくさん遊びながら制作していこうと思います。ぜひ手に取ってください」と、コメントを寄せている。

8位:CHVRCHES『He Said She Said』

前作から3年ぶり、通算4枚目のスタジオアルバムを制作中のCHVRCHES。その先行シングルとしてリリースされたのが『He Said She Said』。紅一点のLauren Mayberryは「コロナ禍で時間がたっぷりあったから、それまで記憶にふたをして、あまり思い出さないようにしていた過去の出来事をじっくり検証してみた」と、自分が男性たちから受けた差別的な発言の数々をこの曲の歌詞に取り入れたそう。「女性でいることは本当に疲れる。それをなにもないところで無駄に叫ぶより、ポップソングに連れ込んだほうがいいと思ったの」とLaurenは語っている。

7位:Ace Hashimoto feat. Kero One『4EVERYTHING』

Ace Hashimotoの本名はBrandun DeShay。日本が大好きなアメリカ人で、日本文化が好きすぎるあまり2017年から東京に一時住んでいたこともあるという。そんなAce Hashimotoが敬愛する日本食は「天丼てんや」の天丼で「毎日のように食べていたし、恋しくて仕方がないんだ」と語っている。

6位:平井 堅『1995』

『1995』は平井の5年ぶり通算10枚目のニューアルバム『あなたになりたかった』に収録されており、水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミとタッグを組んで完成した1曲。平井がデビューした年である1995年を独自の目線で描いている。平井は5月4日に放送された特別番組『J-WAVE GOLDEN WEEK SPECIAL Mercedes-EQ presents BROADEN OUR HORIZONS』に出演し、1995年当時について「デビューの年でもあるけど、ポストバブルでもあるし、いろいろな想いがある」と語っていた。平井は5月23日の『TOKIO HOT 100』にも出演予定だ。

【関連記事】平井 堅が「先生みたいな存在」と憧れるアーティストは

5位:Coldplay『Higher Power』

Coldplayはグラミー賞を7回受賞、アルバム総セールス1億枚以上、総ストリーミング再生回数300億回以上を誇る、まさにスーパーバンド。約1年3か月ぶりとなる『Higher Power』をプロデュースしたのが、Maroon 5、Taylor Swift、The Weekndなど、豪華アーティストのプロデュースをしてきたMax Martinだ。Coldplayは日本時間5月23日(日)におこなわれるGlastonbury Festivalの配信ライブに出演することが決定している。

4位:The Weeknd & Ariana Grande『Save Your Tears』

2020年にリリースしたアルバム『After Hours』が大絶賛されながらもグラミー賞にノミネートされずお怒りのThe Weekndは「今後はグラミー賞をボイコットする」と宣言。これを受けてグラミーの主催者サイドも「選考方法を見直す」と発表し、今後は賞の選考に透明性を持たせると約束した。グラミー側が譲歩した形となったが、それでもThe Weekndの怒りは収まらず「グラミーは信用できない。いまも興味はないし、今後もボイコットするつもりだ」と改めて批判。そんなThe WeekndをたしなめたのがVillage PeopleのVictor Willisで、FacebookではThe Weekndへのオープンレターを投稿し「自分がグラミーから恩恵を受けたときはなにも言わず、賞がもらえなくなった途端、批判するのはおかしい」と、強い口調で書きこんでいる。

3位:The Chemical Brothers『The Darkness That You Fear』

『The Darkness That You Fear』にサンプリングされているのが1970年にリリースされたThe Bugaloosの曲『The Senses of Our World』。The Bugaloosは当時アメリカのNBCで放送されていた子ども向けテレビ番組『The Bugaloos』の出演者による架空のバンドで、いまとなっては知る人ぞ知る存在。メンバーの1人、Caroline Ellisのボーカルが独特で印象的だ。さらに途中で入るピッチの高いボーカルは、Soul Brothers Sixの曲『I'll Be Loving You』からのサンプリングとなっている。

2位:藤井 風『きらり』

この日初登場した曲のなかで、最も高いポジションにエントリー。この曲にVOTEしたファンたちからは「疾走感がたまらない」「すごく元気になれる曲です!」「この曲でドライブしたいなー」「この季節にぴったりのgroovyな新曲」「待ちにまった藤井 風くんの新曲。爽やかで軽快だけど、歌詞がまた心に響きます」といったコメントが寄せられた。

1位:Doja Cat feat. SZA『Kiss Me More』

2位以下を大きく引き離して3連覇を達成し、YOASOBIが持つ2021年の連覇記録と並んだDoja。シンガーソングライターのJAWNYと2019年から2020年にかけて半年ほど交際していたが、実は2020年にリリースしたJAWNYのアルバムにDojaも参加していたそう。リリース前に別れてしまったためその曲をお蔵入りにして、急遽内容を変更してリリースしたという。ちなみにDojaのハートを射止めたJAWNYの口説き文句は「僕の幼いいとこに君の写真を見せて『恋人だ』って言っちゃったんだ。僕を嘘つきにしないでくれる? いとこは僕を尊敬しているんだよ」という言葉だったのだとか。

1位:Doja Cat feat. SZA『Kiss Me More』
2位:藤井 風『きらり』
3位:The Chemical Brothers『The Darkness That You Fear』
4位:The Weeknd & Ariana Grande『Save Your Tears』
5位:Coldplay『Higher Power』
6位:平井 堅『1995』
7位:Ace Hashimoto feat. Kero One『4EVERYTHING』
8位:CHVRCHES『He Said She Said』
9位:星野 源『不思議』
10位:girl in red『Serotonin』


『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
radikoで聴く
2021年5月23日28時59分まで

PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

番組情報
SAISON CARD TOKIO HOT 100
毎週日曜
13:00-16:54

関連記事