J-WAVEの新番組『#LOVEFAV』(ナビゲーター:上白石萌歌)。音楽やアート、読書が好きな女優・上白石萌歌が、SNSやネットを活用しながら、上白石やリスナー、ゲスト、そして世の中の人がLOVEなものや、これから好きになりそうなものをお届けする。オンエアは毎週土曜22:00-22:54。
初回となった4月3日(土)の放送は、上白石が好きなものやハマったものを紹介した。
上白石:私はカルチャー全般が大好きで、大学で芸術を学んだり、adieuという名前で音楽活動をしたり、普段からカルチャーの情報収集をしています。そのなかでも音楽は私にとってすごく大切な要素で、音楽を聴くことが自分のお仕事へのモチベーションや生きる糧みたいな感じですね。自分も音楽にアーティストのひとりとして関われているのもうれしいですし、その分プレッシャーもあります。これからも長く音楽と付き合っていけたらいいなと思っています。
よく聴くアーティストとして名前を上げたのは、カネコアヤノ、折坂悠太、aiko。そしてスピッツだった。両親も好きで、車の中で流してもらっていたのだとか。ここ2、3年で愛が高まり、「うまく表現できないくらいの愛」と熱弁した。
上白石は「スピッツの曲はどんな体調にも合う。寝起きの体にも仕事のあとの疲れた体にも効くお薬、お守りのような存在」と語る。
上白石:自分のなかで日々生まれる感情、ときには苛立ったり悲しくなったりする感情を、(草野)マサムネさんの声が丸くしてくれるような感じがありますね。だから常備薬というか、常にそばにいてほしい存在がスピッツかなと思います。最近新曲も発表されて、自分の好きなアーティストがこの世に存在してくれていて、すばらしい曲を出し続けてくださって、よさを更新してくださって、これ以上幸せなことはないなと思います。私も毎日聴いているスピッツの曲をお届けしたいと思います。
ここで、3月25日にリリースされたスピッツのニューシングル『紫の夜を越えて』をオンエアした。
上白石:いやあ、心が洗われますね。この曲はタイトルからして、モヤのかかった今の状況のなかで小さい光をたぐりよせる、探るような曲なのかなと思いました。夜の色って、けっこう黒や青で表現されるけれど、紫を選ばれたマサムネさんのセンスが、私は本当に好きですね。
「上白石萌歌の原点は?」
上白石:自分の記憶のなかで一番古いビビッと来た瞬間は、aikoさんのCDを初めて手にしたときですかね。私が小学校4年生か5年生ぐらいかな? aikoさんの『初恋』を母親からプレゼントされて、そこから私は「aikoジャンキー」です(編注:aikoファンの愛称)。『初恋』を初めて聴いたとき、最初の歌詞の一文に心を射抜かれたというか、表現がすごく素敵だなと思ったのを覚えています。そこからずっとaikoさんが好きですね。
「小さいころは何をして遊ぶのが好きだった?」
上白石:私はあんまり社交的じゃなくて(笑)。幼稚園生のときは友だちが少なくて、ひとりで公園にいたり。いま考えるとけっこう危ないですけど……。そのせいか、いまでもひとりでなんでもするのが好きです。ひとりでごはんを食べに行ったり、ひとり旅行をするのもけっこう好きです。ひとりで松本までおそばを食べに行ったこともありました。おいしいものを食べるときも、ひとりでじっくり味わいたいかもしれないです。ひとりって気楽なんですよね。もちろん友だちと話をするのもすごく好きなんですけど、常温でいられるというか、人といると自分の温度を上げなきゃいけないけど、ひとりだと自分のままの状態でいられるような感じが好きですね。
「昔から変わらずずっと好きなものは?」
上白石:やっぱり歌ですかね。自分で歌うのも歌を聴くのも、やっぱりずっと一番好きです。よく家族から「萌歌が歌をやめるとちょっと心配になる」と言われます(笑)。息を吸うように歌う子どもだったので。いまもそれは変わらず。それがまさかお仕事にしていただけるなんて思っていなかったので、本当にいまの状況をすごく幸せに思います。好きだからこそ、すごくプレッシャーを感じるときもありますけど。自分の名前に「歌」がついているように、これからも自分の中心にあるものは歌なのかなと思います。歌が大好きな私の歌姫、aikoさんの曲を1曲お届けしたいと思います。
ここで上白石は、aiko『初恋』をオンエアした。
上白石:aikoさんの声ってなんの混じり気もなくて、ストンって心に入ってきますよね。aikoさんをよく聴くようになったら「私、恋してるな」って思います(笑)。
上白石:当時は目に映る景色もすごくストレートに入ってきて。アートやカルチャーにあふれた町で、ちょっと歩けばピラミッドがあったり壁画があったり、ディズニー映画『リメンバー・ミー』の世界観なんですよ。
上白石:よく市場が開かれていて、カラフルな旗やガイコツがいっぱい並べられていたり、果物やお肉が売られていたり。週末には、そういう市場にでかけました。あと、最寄りのピラミッドがあって。私の近くは太陽のピラミッドと月のピラミッドがあって、よく家族で行っていましたね。父親が社会、歴史の先生でもあるので、解説してくれて。メキシコは明るくて自由な人が多くて、そのなかで3年間過ごせたのは、すごく自分にとって大きいですし、人生が大きく変わったのはそのときかなと思いますね。
番組では、メキシコの思い出の曲としてLouis Armstrong『La Cucaracha』をオンエアした。
上白石:私がメキシコに住んでいるころによく聴いていました。こういう曲調が街中でずっと流れていて「陽気になるよな」と思いながら暮らしていました。私のメキシコの思い出がつまった1曲です。
上白石:1回目の放送はあっという間でしたね。気づいたらお別れの時間になっていて。大丈夫ですかね、私。自分の言葉で話すということが、どれだけ難しいかをいま実感しています。でもこの番組は、自分の好きなことやゲストの好きなことを引き出す時間でもあるので、なにかに夢中になっているときのほとばしるような感じを、この時間のなかでお伝えしていければいいなと思います。土曜のこの時間が、みなさんにとってもFavoriteな、『#LOVEFAV』な時間になるとうれしいなと思います。末永くよろしくお願いします。
J-WAVEで放送中の『#LOVEFAV』では、SNSやネットを活用しながら、上白石萌歌やリスナー、ゲスト、そして世の中の人がLOVEなものや、これから好きになりそうなものをお届け。放送は毎週土曜日22時から。
初回となった4月3日(土)の放送は、上白石が好きなものやハマったものを紹介した。
スピッツは常備薬やお守りのような存在
まずは、音楽について。音楽活動も行う上白石にとって、人生に欠かせないものだという。上白石:私はカルチャー全般が大好きで、大学で芸術を学んだり、adieuという名前で音楽活動をしたり、普段からカルチャーの情報収集をしています。そのなかでも音楽は私にとってすごく大切な要素で、音楽を聴くことが自分のお仕事へのモチベーションや生きる糧みたいな感じですね。自分も音楽にアーティストのひとりとして関われているのもうれしいですし、その分プレッシャーもあります。これからも長く音楽と付き合っていけたらいいなと思っています。
よく聴くアーティストとして名前を上げたのは、カネコアヤノ、折坂悠太、aiko。そしてスピッツだった。両親も好きで、車の中で流してもらっていたのだとか。ここ2、3年で愛が高まり、「うまく表現できないくらいの愛」と熱弁した。
上白石は「スピッツの曲はどんな体調にも合う。寝起きの体にも仕事のあとの疲れた体にも効くお薬、お守りのような存在」と語る。
上白石:自分のなかで日々生まれる感情、ときには苛立ったり悲しくなったりする感情を、(草野)マサムネさんの声が丸くしてくれるような感じがありますね。だから常備薬というか、常にそばにいてほしい存在がスピッツかなと思います。最近新曲も発表されて、自分の好きなアーティストがこの世に存在してくれていて、すばらしい曲を出し続けてくださって、よさを更新してくださって、これ以上幸せなことはないなと思います。私も毎日聴いているスピッツの曲をお届けしたいと思います。
ここで、3月25日にリリースされたスピッツのニューシングル『紫の夜を越えて』をオンエアした。
スピッツ / 紫の夜を越えて
上白石萌歌の原点はaiko
番組では今後、ゲストとの対談を実施予定だ。今回は初回ということで、上白石が自己紹介代わりに「私の #LOVEFAV」をテーマに語った。「上白石萌歌の原点は?」
上白石:自分の記憶のなかで一番古いビビッと来た瞬間は、aikoさんのCDを初めて手にしたときですかね。私が小学校4年生か5年生ぐらいかな? aikoさんの『初恋』を母親からプレゼントされて、そこから私は「aikoジャンキー」です(編注:aikoファンの愛称)。『初恋』を初めて聴いたとき、最初の歌詞の一文に心を射抜かれたというか、表現がすごく素敵だなと思ったのを覚えています。そこからずっとaikoさんが好きですね。
「小さいころは何をして遊ぶのが好きだった?」
上白石:私はあんまり社交的じゃなくて(笑)。幼稚園生のときは友だちが少なくて、ひとりで公園にいたり。いま考えるとけっこう危ないですけど……。そのせいか、いまでもひとりでなんでもするのが好きです。ひとりでごはんを食べに行ったり、ひとり旅行をするのもけっこう好きです。ひとりで松本までおそばを食べに行ったこともありました。おいしいものを食べるときも、ひとりでじっくり味わいたいかもしれないです。ひとりって気楽なんですよね。もちろん友だちと話をするのもすごく好きなんですけど、常温でいられるというか、人といると自分の温度を上げなきゃいけないけど、ひとりだと自分のままの状態でいられるような感じが好きですね。
「昔から変わらずずっと好きなものは?」
上白石:やっぱり歌ですかね。自分で歌うのも歌を聴くのも、やっぱりずっと一番好きです。よく家族から「萌歌が歌をやめるとちょっと心配になる」と言われます(笑)。息を吸うように歌う子どもだったので。いまもそれは変わらず。それがまさかお仕事にしていただけるなんて思っていなかったので、本当にいまの状況をすごく幸せに思います。好きだからこそ、すごくプレッシャーを感じるときもありますけど。自分の名前に「歌」がついているように、これからも自分の中心にあるものは歌なのかなと思います。歌が大好きな私の歌姫、aikoさんの曲を1曲お届けしたいと思います。
ここで上白石は、aiko『初恋』をオンエアした。
aiko- 『初恋』music video
メキシコでの思い出
上白石は、小学1年生から3年生の3年間、教師をしている父の赴任先だったメキシコに住んでいた。当時は子どもだったこともあり、「きっといま3年間メキシコに住むのと、当時3年間住んでいたのでは、すごく意味が変わってくるだろうなと思います」と上白石はいう。上白石:当時は目に映る景色もすごくストレートに入ってきて。アートやカルチャーにあふれた町で、ちょっと歩けばピラミッドがあったり壁画があったり、ディズニー映画『リメンバー・ミー』の世界観なんですよ。
「リメンバー・ミー」MovieNEX 予告編
番組では、メキシコの思い出の曲としてLouis Armstrong『La Cucaracha』をオンエアした。
上白石:私がメキシコに住んでいるころによく聴いていました。こういう曲調が街中でずっと流れていて「陽気になるよな」と思いながら暮らしていました。私のメキシコの思い出がつまった1曲です。
好きなことを引き出す時間に
最後に上白石が、初回放送の感想と次回への意気込みを語った。上白石:1回目の放送はあっという間でしたね。気づいたらお別れの時間になっていて。大丈夫ですかね、私。自分の言葉で話すということが、どれだけ難しいかをいま実感しています。でもこの番組は、自分の好きなことやゲストの好きなことを引き出す時間でもあるので、なにかに夢中になっているときのほとばしるような感じを、この時間のなかでお伝えしていければいいなと思います。土曜のこの時間が、みなさんにとってもFavoriteな、『#LOVEFAV』な時間になるとうれしいなと思います。末永くよろしくお願いします。
#LOVEFAV
— J-WAVE「#LOVEFAV」 (@lovefav813) April 3, 2021
初回の放送 いかがでしたか?
萌歌さんのLoveとFavoriteが詰まった1時間でした
番組の感想、そしてみなさんのLoveなこと、Favoriteなことも #lovefav #jwave で教えてください!
✉️メッセージ募集中→https://t.co/HXR1g9fB96
インスタもあります→https://t.co/1QMxu26VdW pic.twitter.com/V9pe9bsTa8
J-WAVEで放送中の『#LOVEFAV』では、SNSやネットを活用しながら、上白石萌歌やリスナー、ゲスト、そして世の中の人がLOVEなものや、これから好きになりそうなものをお届け。放送は毎週土曜日22時から。
radikoで聴く
2021年4月10日28時59分まで
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
番組情報
- #LOVEFAV
-
毎週土曜22:00-22:54