J-WAVEで放送中の『Mercedes-Benz THE EXPERIENCE』(ナビゲーター:スガ シカオ)。その時代、その場所で、どんな音楽を聴きたいか―――時代を越えて、国境を越えて、ナビゲーターのスガ シカオが旅好き・音楽好きのゲストと共に音楽談義を繰り広げる、空想型ドライブプログラムだ。
10月11日(日)のオンエアでは水樹奈々と九州を空想ドライブする様子をお届けした。水樹は40thシングル『FIRE SCREAM / No Rain, No Rainbow』をリリースしたばかり。
歌手、声優として第一線で活躍を続ける水樹の忙しさを、スガは心配しているのだとか。
スガ:相変わらず仕事がパンパンのようで心配してますよ。
水樹:(笑)。このあいだも「『SONGS』でコメントありがとうございました!」とLINEをしたら、「働きすぎないでね」という、いたわりのLINEをいただいて(笑)。ありがとうございます。
スガ:「仕事を詰め込まないといられない」という噂が、あちこちから聞こえてきますから。
水樹:じっとしていられなくて(笑)。
スガ:僕のバンドのベーシストと、水樹ちゃんのバンドのベーシストが同じ人で、その方の縁で知り合ったんですよね。彼に「水樹さんは普段なにをしているの?」って聞くと「休みの日にひとりでカラオケボックスに行って、自分の歌の練習をしているんだよね」とか(笑)。そんなことばかりやっているという話をよく聞くんでね。
水樹:(笑)。
水樹:実は2006年に珍しく3連休をもらえたんですよ。
スガ:え、3連休が珍しいんですか?
水樹:珍しいんです。1年のなかでお正月以外で3連休なんてもらえるわけないじゃないですか。
スガ:マジですか(笑)。すみません、なんか。
水樹:いえいえ(笑)。3連休をもらって「どこかに行きたいな」となって、2006年に福岡から、佐賀、長崎、大分を車で巡る旅というのに行ってみました。
スガ:へー!
水樹:これは高校時代の大親友の女の子とふたりで行った旅なんですが、彼女が免許を持っていなかったので、私ひとりで大体600キロぐらい運転しました(笑)。
スガ:(笑)。
水樹:忘れられない旅です。
スガ:すごいね、なるほど。俺そこまでのドライブをしたことはないな、九州は本当によく行きますけど。
九州の道路事情について、スガは「Hi, Mercedes」と話しかけるだけで起動する対話型インフォテイメント・システム「MBUX」に尋ねた。
MBUX:九州をドライブする上で欠かせない最重要道路は九州自動車道です。北九州の門司を起点として、福岡、熊本を経由して終点の鹿児島まで南北を縦断。北九州高速、福岡高速、大分自動車道、宮崎自動車道、南九州西回り自動車道など、九州を走るほぼすべての主要高速と接続している、大動脈です。絶景ドライブコースとしては大分県の由布院と熊本の阿蘇を結ぶ県道11号線、通称「やまなみハイウェイ」や宮崎県の日南海岸の海沿いを走る「日南フェニックスロード」がお勧めです。
スガ:意外な選曲。
水樹:私が洋楽にハマるきっかけになったのがOASISなんです。
スガ:ぜんぜんUKロックのイメージがないんですけど、そうなの!?
水樹:そうですか(笑)。UKロックが大好きなんです。「このひずんだギターがたまらない」みたいな。
スガ:えー!
水樹:この、なんていうんですか? 濡れた音色というか、アメリカ系のカラッとした音楽もかっこいいですけど、やっぱり最初に私の心をわしづかみにしたのは私のルーツが演歌にあるからなのか「泣きメロ」っていうのが多くて。メロディラインとかが艶っぽいんですよね、そこにグッときて。
スガ:そうなんだ。
水樹:勝手に自分のファーストアルバムに、OASISのファーストアルバムに収録されている『Supersonic』という曲があるんですけど、そこからもじってというか、リスペクトを込めて『supersonic girl』というタイトルの曲を入れました(笑)。
スガ:そこからきてるの!?
水樹:実はそうなんです。あの歌う姿勢がかっこよくて!
ふたりはOASISのボーカル、リアム・ギャラガーの上半身をのけ反らせながら歌うという独自のボーカルスタイルにも注目をした。
スガ:かっこいいんだよねえ。みんな真似してたもん、タンバリンを持ってね。
水樹:ちょっと真似して歌ってみたんですけど、ぜんぜん声が出ないんですよ(笑)。
スガ:(笑)。
水樹:やっぱり前のめりのほうが音が出やすいので。
スガ:胸を張るからね。
水樹:コントロールできなくて。
スガ:あの人、首をグッと少し前に出すでしょ? あれをやると普通は喉が閉まっちゃうんですよね。
スガ:ちゃんとケアしてるの?
水樹:してないです(笑)。というと、プロとしてお叱りを受けるかもしれないんですけど「過保護にしない」というのが私のスタイルなんです。
スガ:かっこいいなあ! 誰だっけかな? 同じことを言われた……山下達郎さんだ!
水樹:本当ですか!? やった、うれしい! やっぱり守りすぎちゃうと、スタジオってけっこう機材のために乾燥している空間が多いじゃないですか。なので保湿保湿、加湿加湿ってずっと空気清浄機とか加湿器が動いていて、マスクもずっとしていると、いざはずして長時間そこで歌わないといけない、叫ばなきゃいけないというときに、すぐに枯れちゃうんですよ。
スガ:本当?
水樹:私はそう思っているんです。なのでなるだけ普段から甘やかさないで。
スガ:普段と同じ状態をね。
水樹:そうするとどこでも一定のパフォーマンスができるんじゃないかという私の個人の意見なんです。あとは肉を食べる。赤身の肉が喉の回復にいいって聞いたので。
スガ:それはあると思います。
水樹:なのでライブ中はしょっちゅう焼き肉屋に行って「赤身ください!」って(笑)。それで食べるという感じです。
スガ:声優さんとかって「夜に寝るときもマスクをするから口元が老けない」って聞いて。
水樹:本当ですか!?
スガ:そんなに毎日マスクをして寝るんだと思ってビックリしたんだよね。
水樹:すごくデリケートな方はマスクをして寝ていたりするみたいですけど、私は(笑)。
スガ:声が強そうだものね。
水樹:だからこれは両親に感謝ですし、あとはやっぱり他の筋肉を鍛えることで共鳴してサックスの管に自分がなったような気持ち。声帯だけじゃなくて、周りの筋肉も体も鍛えて響かせれば楽に声を出せるようになるんじゃないかと……思い込みですね(笑)。
スガ:いや、でもそれは理にかなっていると思うんだよね。原理的にはサックスを同じだと思うので。
水樹:「顔筋マッサージ」というのに行ったんですが、「口周りの筋肉が格闘家です」って言われたんです(笑)。
スガ:発達しすぎてね(笑)。
スガが空想ドライブをナビゲートする『Mercedes-Benz THE EXPERIENCE』のオンエアは、毎週日曜21時から。
10月11日(日)のオンエアでは水樹奈々と九州を空想ドライブする様子をお届けした。水樹は40thシングル『FIRE SCREAM / No Rain, No Rainbow』をリリースしたばかり。
『FIRE SCREAM』MUSIC CLIP
水樹奈々は働きすぎ? 休日もカラオケで歌の練習
水樹とスガは親交が深い。ライブでの共演はもちろん、水樹が音楽番組『SONGS』(NHK)に出演をした際に、スガが水樹の魅力を語ったことも。歌手、声優として第一線で活躍を続ける水樹の忙しさを、スガは心配しているのだとか。
スガ:相変わらず仕事がパンパンのようで心配してますよ。
水樹:(笑)。このあいだも「『SONGS』でコメントありがとうございました!」とLINEをしたら、「働きすぎないでね」という、いたわりのLINEをいただいて(笑)。ありがとうございます。
スガ:「仕事を詰め込まないといられない」という噂が、あちこちから聞こえてきますから。
水樹:じっとしていられなくて(笑)。
スガ:僕のバンドのベーシストと、水樹ちゃんのバンドのベーシストが同じ人で、その方の縁で知り合ったんですよね。彼に「水樹さんは普段なにをしているの?」って聞くと「休みの日にひとりでカラオケボックスに行って、自分の歌の練習をしているんだよね」とか(笑)。そんなことばかりやっているという話をよく聞くんでね。
水樹:(笑)。
貴重な3連休で旅をした九州を空想ドライブ
この日、水樹が空想ドライブの地に選んだのは九州。貴重な連休をもらった際に旅をした、思い出の地なのだという。水樹:実は2006年に珍しく3連休をもらえたんですよ。
スガ:え、3連休が珍しいんですか?
水樹:珍しいんです。1年のなかでお正月以外で3連休なんてもらえるわけないじゃないですか。
スガ:マジですか(笑)。すみません、なんか。
水樹:いえいえ(笑)。3連休をもらって「どこかに行きたいな」となって、2006年に福岡から、佐賀、長崎、大分を車で巡る旅というのに行ってみました。
スガ:へー!
水樹:これは高校時代の大親友の女の子とふたりで行った旅なんですが、彼女が免許を持っていなかったので、私ひとりで大体600キロぐらい運転しました(笑)。
スガ:(笑)。
水樹:忘れられない旅です。
スガ:すごいね、なるほど。俺そこまでのドライブをしたことはないな、九州は本当によく行きますけど。
九州の道路事情について、スガは「Hi, Mercedes」と話しかけるだけで起動する対話型インフォテイメント・システム「MBUX」に尋ねた。
MBUX:九州をドライブする上で欠かせない最重要道路は九州自動車道です。北九州の門司を起点として、福岡、熊本を経由して終点の鹿児島まで南北を縦断。北九州高速、福岡高速、大分自動車道、宮崎自動車道、南九州西回り自動車道など、九州を走るほぼすべての主要高速と接続している、大動脈です。絶景ドライブコースとしては大分県の由布院と熊本の阿蘇を結ぶ県道11号線、通称「やまなみハイウェイ」や宮崎県の日南海岸の海沿いを走る「日南フェニックスロード」がお勧めです。
UKの「泣きメロ」が心をわしづかみ
同番組では、空想ドライブで流す音楽をゲストが選ぶ。水樹は1曲目にOASIS『Morning Glory』を選曲し、UKロック愛を語った。水樹:私が洋楽にハマるきっかけになったのがOASISなんです。
スガ:ぜんぜんUKロックのイメージがないんですけど、そうなの!?
水樹:そうですか(笑)。UKロックが大好きなんです。「このひずんだギターがたまらない」みたいな。
スガ:えー!
水樹:この、なんていうんですか? 濡れた音色というか、アメリカ系のカラッとした音楽もかっこいいですけど、やっぱり最初に私の心をわしづかみにしたのは私のルーツが演歌にあるからなのか「泣きメロ」っていうのが多くて。メロディラインとかが艶っぽいんですよね、そこにグッときて。
スガ:そうなんだ。
水樹:勝手に自分のファーストアルバムに、OASISのファーストアルバムに収録されている『Supersonic』という曲があるんですけど、そこからもじってというか、リスペクトを込めて『supersonic girl』というタイトルの曲を入れました(笑)。
スガ:そこからきてるの!?
水樹:実はそうなんです。あの歌う姿勢がかっこよくて!
ふたりはOASISのボーカル、リアム・ギャラガーの上半身をのけ反らせながら歌うという独自のボーカルスタイルにも注目をした。
スガ:かっこいいんだよねえ。みんな真似してたもん、タンバリンを持ってね。
水樹:ちょっと真似して歌ってみたんですけど、ぜんぜん声が出ないんですよ(笑)。
スガ:(笑)。
水樹:やっぱり前のめりのほうが音が出やすいので。
スガ:胸を張るからね。
水樹:コントロールできなくて。
スガ:あの人、首をグッと少し前に出すでしょ? あれをやると普通は喉が閉まっちゃうんですよね。
水樹の喉ケアのスタイルは山下達郎と同じ!?
スガは声優に歌手と、日々声の仕事に従事する水樹に「声のケアはどうしてるのか?」と質問を投げかけると、思いがけないスパルタな答えが返ってきた。スガ:ちゃんとケアしてるの?
水樹:してないです(笑)。というと、プロとしてお叱りを受けるかもしれないんですけど「過保護にしない」というのが私のスタイルなんです。
スガ:かっこいいなあ! 誰だっけかな? 同じことを言われた……山下達郎さんだ!
水樹:本当ですか!? やった、うれしい! やっぱり守りすぎちゃうと、スタジオってけっこう機材のために乾燥している空間が多いじゃないですか。なので保湿保湿、加湿加湿ってずっと空気清浄機とか加湿器が動いていて、マスクもずっとしていると、いざはずして長時間そこで歌わないといけない、叫ばなきゃいけないというときに、すぐに枯れちゃうんですよ。
スガ:本当?
水樹:私はそう思っているんです。なのでなるだけ普段から甘やかさないで。
スガ:普段と同じ状態をね。
水樹:そうするとどこでも一定のパフォーマンスができるんじゃないかという私の個人の意見なんです。あとは肉を食べる。赤身の肉が喉の回復にいいって聞いたので。
スガ:それはあると思います。
水樹:なのでライブ中はしょっちゅう焼き肉屋に行って「赤身ください!」って(笑)。それで食べるという感じです。
スガ:声優さんとかって「夜に寝るときもマスクをするから口元が老けない」って聞いて。
水樹:本当ですか!?
スガ:そんなに毎日マスクをして寝るんだと思ってビックリしたんだよね。
水樹:すごくデリケートな方はマスクをして寝ていたりするみたいですけど、私は(笑)。
スガ:声が強そうだものね。
水樹:だからこれは両親に感謝ですし、あとはやっぱり他の筋肉を鍛えることで共鳴してサックスの管に自分がなったような気持ち。声帯だけじゃなくて、周りの筋肉も体も鍛えて響かせれば楽に声を出せるようになるんじゃないかと……思い込みですね(笑)。
スガ:いや、でもそれは理にかなっていると思うんだよね。原理的にはサックスを同じだと思うので。
水樹:「顔筋マッサージ」というのに行ったんですが、「口周りの筋肉が格闘家です」って言われたんです(笑)。
スガ:発達しすぎてね(笑)。
スガが空想ドライブをナビゲートする『Mercedes-Benz THE EXPERIENCE』のオンエアは、毎週日曜21時から。
radikoで聴く
2020年10月18日28時59分まで
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番組情報
- Mercedes-Benz THE EXPERIENCE
-
毎週日曜21:00-21:54