札幌発バンド・ズーカラデル、「今まで以上に楽器的な面白さが出た」楽曲とは?

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J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティストを紹介。9月28日(月)のオンエアでは、ズーカラデルの『トーチソング』をピックアップ!

メンバーそれぞれの音楽的ルーツは

札幌発の3ピースロックバンド、ズーカラデル。メンバーは、吉田崇展(Gt./Vo.)、鷲見こうた(Ba.)、山岸りょう(Dr.)。現在は、拠点を東京に移し活動中だ。彼らの3rdミニアルバム『がらんどう』からの楽曲『トーチソング』が、SONAR TRAXに選出された。

まずは、3人の音楽的ルーツを訊いてみた。

吉田:僕は、“日本語のロックバンドが好きだな~”って気付いたのが、最初のきっかけですね。BUMP OF CHICKENや銀杏BOYZ、くるりなど「かっこいいな~」と思って、僕にもできるんじゃないかと思い、楽器を手にし、鉛筆片手に曲を作り始めました。2人はどう?
鷲見:僕は高校生くらいから家で楽器を演奏したりしてたんですけど、友だちがやってたコピーバンドで「ベース弾いてくれないか」って言われて、たまにスタジオ入ったりしてて。そのバンドが女性ボーカルだったので、必然と女性ボーカルバンドをコピーすることが多くて、それでGO!GO!7188、SHAKALABBITS、JUDY AND MARYなどのベースをたくさん弾いていくことで、自分の技術を磨いていったというところがありますね。
山岸:僕は小学校のころから学校のスクールバンドで小太鼓叩いたりしてて。中学校入って吹奏楽部で大太鼓叩いたりなど、吹奏楽部の中でパーカッションをやったことが打楽器との出会いですね。高校の卒業ライブでELLEGARDENをコピーして、ロックと出会いました。
吉田:素晴らしいな。そういった日本語の歌を演奏するようなバンド、音楽をたくさん聴いて我々3人は育ってきました。

一曲一曲にエモーションの限りをギュッと詰め込んだ作品

今回SONAR TRAXになっている『トーチソング』について教えてもらった。

吉田:アルバム『がらんどう』の一曲目が『トーチソング』です。『がらんどう』は、我々が北海道から東京へ引っ越してきて、初めて全てを東京で作った作品です。『トーチソング』は、人数の多さや空気の違い、匂いの違いにすごく刺激を受けて、少し参った気持ちで生活していたときに、「いや、俺はやってやるんだぜ!」という気持ちで書き上げた曲です。
鷲見:今までは、各楽器のことについては、それぞれが感じたまま演奏して、最後の方でいろいろ調整していくみたいな感じだったんですけど、この曲は制作の序盤の段階で各楽器が何をやっているのか意識しながら作ったので、楽器的な面白さも今まで以上に出ているのではないかなと思います。冒頭のドラムの部分もすごくかっこいいもんね。
山岸:そうだよ。あはははは。かっこいいよね。これはみんなでいろんな打楽器弾いて演奏しました。楽しかったよね。

最後に、先週リリースしたミニアルバム『がらんどう』について、そして今後の予定を訊いた。

吉田:『がらんどう』は、いろんなタイプの曲が入っていて、一曲一曲に我々のエモーションの限りをギュッと詰め込んだ作品になっています。きっといろんな方に楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。
鷲見:このミニアルバムを引っさげて、10月20日(火)に恵比寿「LIQUIDROOM」でリリース記念ワンマンライブ「がらがらどん」を行います。生配信ライブの準備も進めてるので、楽しみに待っていて下さい!
radikoで聴く
2020年10月5日28時59分まで

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番組情報
SONAR MUSIC
月・火・水・木曜
21:00-24:00

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