【J-WAVE『SONAR MUSIC』から最新音楽情報をお届け】
J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。「SONAR'S ROOM」のコーナーでは、月曜から木曜まで日替わりのアーティストが、今の自分たちの音楽に影響を与えたカルチャーについて語る。
9月24日(木)のオンエアでは、木曜担当のSurvive Said The Prophetが登場。YoshとShowが「音楽的ルーツ・ソング」をテーマに楽曲を紹介した。
・Chicago『Hard to Say I’m Sorry』
Yosh:この曲、ブレイクアップソングとかでいまだに映画とかでも流れたりしてるよね。今の人たちも聴いたことあるっていう人多いと思うんだけど。
Show:1回は聴いたことあるんじゃないかな。
Yosh:デイヴィッド・フォスターっていう俺が大好きな作曲家がいて、彼Chicagoのファンだったんだってさ。で、彼がプロデューサーとして選ばれたとき、簡単に言うとメンバーに楽器をやらせてあげなかったっていう有名な話があって、そのメンバーもモヤモヤしながらも良い曲じゃん。だから世の中に出したらChicagoの代表曲になっちゃったんだよね。
Show:演奏してないのにね。
Yosh:そうそう!
Show:まぁやっぱり複雑な気分だろうね。自分がやってないからね。「名曲出したな〜」って言われても俺らやってないからな〜みたいな。
Yosh:Chicago他の曲も俺好きなんですけども、このデイヴィッド・フォスターを中心に置いて今日は選曲してみようかなって思います。
・LMFAO『Yes』
Yosh:これLMFAOの中でもそんなに有名な曲ではないかと思うんだけど、まさにDJシーンっていうものが「WARPED TOUR」とかパンクからメタルコアとか、シーンが変わっていったときに隙間に入り込んでいたような、俺のイメージだとそこからSteve Aoki、Skrillex、LMFAOとか出てくるイメージなんだけど、完全にロックのおふざけバージョンを感じてしまって。
Show:ロックっぽいニュアンスもあるよね。
Yosh:そのちゃっちさも含めてガラージで始めたバンドがガッと有名になっちゃうアンセムみたいなのを作れちゃうバイブスがすごい好きで、当時Myspaceとかで出てたものを大学の友達がCDRに焼いて。これフロリダのクラブとかでガンガン流れてたイメージなんだけど、そういう中でのちょっと二日酔いでみんなお昼ご飯食べに行こうかっていうときに聴いてる音楽。
Show:もうそれクラブにいないじゃん(笑)。
Yosh:いないんだけど、ちょっとハッピーでいるバイブスが残ってる状況。
Show:そんなこと言ってる君が想像つくわ(笑)。
Yosh:大学時代の楽しかったあの頃の雰囲気? 今のEDMという固まってしまったシーンかもしれないけど。そういう風に全世界で認識される前にふざけてた頃が良かったなっていう俺の思い出の曲。
Show:なるほどね。いいじゃない。
・Blink-182『Down』
Yosh:まぁ言うまでもない、ルーツとしては絶対的な。
Show:私も大好きな。
Yosh:まぁ、ここらへんですごい俺らは繋がってるところがあるよね。時代が同じっていうのもあるけど。
Show:一曲目、二曲目って多分全然俺と流れが違うんだよ。その学生時代を経て少しずつ大人になっていく過程で繋がっていったのがまた面白いよね。
Yosh:そうだよね。流行ってた頃に一緒に同じライブハウスで会ってても一緒に盛り上がって仲良くはなったんだろうけどさ、また1回、1サイクルを経て聴いた中での、これがなんで特別だったのかっていうのをいつも思い出させてくれる曲だなって。
Yoshはこの曲が収録されているセルフタイトルアルバム『Blink-182』について、「彼らが時間をかけて初めて作ってみたっていう角度ではパンクロックをクリエイティブにしてくれたアルバムだなと思う」と語った。
Yosh:その時間がたくさんあったっていう中でトラヴィスがTransplantsのツアー行ったりとかさ、ジェリー・フィンのプロデュースが最後だったりね。ブリンクのプロデュースしたときのが。いろんな意味での最後だったっていうアルバムなんだよね。再結成したときは同じブリンクではなかったから俺の中では。
Show:俺もそう思う。
Yosh:メンバー変わったから良い悪いっていうような話じゃなくて、あの頃にあったあのマジックっていうものは大切なものだったんだなって思います。
Show:変わらないものがずっと回ってる感じだよね。
Yosh:このバンドにドラム、ベース、ギターっていう3人のメンバーがいて、全メンバーの楽器をやってみたいって思ったきっかけのバンドでもあるし、ドラムが一番好きだなって思ってしまった瞬間でもあった。
Show:俺もドラマーだけどベースとかすごいコピーしたくてやったもん。できなかったけど。
Yosh:けど意外と簡単じゃん。それっぽい音は出るけどなんか完璧にならないからみんな仲良くなるんだよね。みんな下手くそだし、けどみんな音楽やりたいからっていうあの素直な気持ちがよかったよね。
Show:そうだね。最近よくそう思うわ。
Survive Said The Prophetは、10周年を記念してこの10年の軌跡を辿るリテイク・ベストアルバム『To Redefine / To Be Defined』を現在製作中。そして、『Inside Your Head』のリベンジツアー「Inside Your Head Tour -this might be the last-」の開催が決定。10月23日(金) 愛知県 名古屋DIAMOND HALL、10月24日(土) 大阪府 なんばHatch、10月27日(火) 東京都 新木場STUDIO COASTにて開催予定。
J-WAVE『SONAR MUSIC』のワンコーナー「SONAR'S ROOM」では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストがその日のテーマにまつわるトークを展開。時間は22時30分ごろから。
J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。「SONAR'S ROOM」のコーナーでは、月曜から木曜まで日替わりのアーティストが、今の自分たちの音楽に影響を与えたカルチャーについて語る。
9月24日(木)のオンエアでは、木曜担当のSurvive Said The Prophetが登場。YoshとShowが「音楽的ルーツ・ソング」をテーマに楽曲を紹介した。
パンクロックをクリエイティブにしてくれたアルバム
サバプロの「SONAR'S ROOM」では、ここ数週に渡りメンバーの音楽的なバックグラウンドを特集している。毎回メンバーの中から一人がその回を代表して今の自分を構成している音楽や、自分のルーツとなる曲を3曲ずつセレクト。今週はYoshが紹介した。・Chicago『Hard to Say I’m Sorry』
Yosh:この曲、ブレイクアップソングとかでいまだに映画とかでも流れたりしてるよね。今の人たちも聴いたことあるっていう人多いと思うんだけど。
Show:1回は聴いたことあるんじゃないかな。
Yosh:デイヴィッド・フォスターっていう俺が大好きな作曲家がいて、彼Chicagoのファンだったんだってさ。で、彼がプロデューサーとして選ばれたとき、簡単に言うとメンバーに楽器をやらせてあげなかったっていう有名な話があって、そのメンバーもモヤモヤしながらも良い曲じゃん。だから世の中に出したらChicagoの代表曲になっちゃったんだよね。
Show:演奏してないのにね。
Yosh:そうそう!
Show:まぁやっぱり複雑な気分だろうね。自分がやってないからね。「名曲出したな〜」って言われても俺らやってないからな〜みたいな。
Yosh:Chicago他の曲も俺好きなんですけども、このデイヴィッド・フォスターを中心に置いて今日は選曲してみようかなって思います。
・LMFAO『Yes』
Yosh:これLMFAOの中でもそんなに有名な曲ではないかと思うんだけど、まさにDJシーンっていうものが「WARPED TOUR」とかパンクからメタルコアとか、シーンが変わっていったときに隙間に入り込んでいたような、俺のイメージだとそこからSteve Aoki、Skrillex、LMFAOとか出てくるイメージなんだけど、完全にロックのおふざけバージョンを感じてしまって。
Show:ロックっぽいニュアンスもあるよね。
Yosh:そのちゃっちさも含めてガラージで始めたバンドがガッと有名になっちゃうアンセムみたいなのを作れちゃうバイブスがすごい好きで、当時Myspaceとかで出てたものを大学の友達がCDRに焼いて。これフロリダのクラブとかでガンガン流れてたイメージなんだけど、そういう中でのちょっと二日酔いでみんなお昼ご飯食べに行こうかっていうときに聴いてる音楽。
Show:もうそれクラブにいないじゃん(笑)。
Yosh:いないんだけど、ちょっとハッピーでいるバイブスが残ってる状況。
Show:そんなこと言ってる君が想像つくわ(笑)。
Yosh:大学時代の楽しかったあの頃の雰囲気? 今のEDMという固まってしまったシーンかもしれないけど。そういう風に全世界で認識される前にふざけてた頃が良かったなっていう俺の思い出の曲。
Show:なるほどね。いいじゃない。
・Blink-182『Down』
Yosh:まぁ言うまでもない、ルーツとしては絶対的な。
Show:私も大好きな。
Yosh:まぁ、ここらへんですごい俺らは繋がってるところがあるよね。時代が同じっていうのもあるけど。
Show:一曲目、二曲目って多分全然俺と流れが違うんだよ。その学生時代を経て少しずつ大人になっていく過程で繋がっていったのがまた面白いよね。
Yosh:そうだよね。流行ってた頃に一緒に同じライブハウスで会ってても一緒に盛り上がって仲良くはなったんだろうけどさ、また1回、1サイクルを経て聴いた中での、これがなんで特別だったのかっていうのをいつも思い出させてくれる曲だなって。
Yoshはこの曲が収録されているセルフタイトルアルバム『Blink-182』について、「彼らが時間をかけて初めて作ってみたっていう角度ではパンクロックをクリエイティブにしてくれたアルバムだなと思う」と語った。
Yosh:その時間がたくさんあったっていう中でトラヴィスがTransplantsのツアー行ったりとかさ、ジェリー・フィンのプロデュースが最後だったりね。ブリンクのプロデュースしたときのが。いろんな意味での最後だったっていうアルバムなんだよね。再結成したときは同じブリンクではなかったから俺の中では。
Show:俺もそう思う。
Yosh:メンバー変わったから良い悪いっていうような話じゃなくて、あの頃にあったあのマジックっていうものは大切なものだったんだなって思います。
Show:変わらないものがずっと回ってる感じだよね。
Yosh:このバンドにドラム、ベース、ギターっていう3人のメンバーがいて、全メンバーの楽器をやってみたいって思ったきっかけのバンドでもあるし、ドラムが一番好きだなって思ってしまった瞬間でもあった。
Show:俺もドラマーだけどベースとかすごいコピーしたくてやったもん。できなかったけど。
Yosh:けど意外と簡単じゃん。それっぽい音は出るけどなんか完璧にならないからみんな仲良くなるんだよね。みんな下手くそだし、けどみんな音楽やりたいからっていうあの素直な気持ちがよかったよね。
Show:そうだね。最近よくそう思うわ。
Survive Said The Prophetは、10周年を記念してこの10年の軌跡を辿るリテイク・ベストアルバム『To Redefine / To Be Defined』を現在製作中。そして、『Inside Your Head』のリベンジツアー「Inside Your Head Tour -this might be the last-」の開催が決定。10月23日(金) 愛知県 名古屋DIAMOND HALL、10月24日(土) 大阪府 なんばHatch、10月27日(火) 東京都 新木場STUDIO COASTにて開催予定。
J-WAVE『SONAR MUSIC』のワンコーナー「SONAR'S ROOM」では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストがその日のテーマにまつわるトークを展開。時間は22時30分ごろから。
radikoで聴く
2020年10月1日28時59分まで
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番組情報
- SONAR MUSIC
-
月・火・水・木曜21:00-24:00