大阪出身の4人組バンドDENIMS、新作ミニアルバム『more local』で表現したかったこととは

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J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティストを紹介。9月23日(水)のオンエアでは、DENIMSの『I'm』をピックアップ!

様々なジャンルを取り入れたルーツミュージックが好き

2012年に大阪で結成された4人組バンド・DENIMS。メンバーは、釜中健伍(Gt./Vo.)、岡本悠亮(Gt.)、松原大地(Ba.)、江山真司(Dr.)。DENIMSの曲がSONAR TRAXになるのは、2017年12月以来、2度目。そんなDENIMSが、先週リリースしたミニアルバムに収録されている『I'm』が、現在SONAR TRAXになっている。

久しぶりの登場ということで、改めてDENIMSについて教えてもらった。

釜中:バンド名の由来は、大阪のドン、Sundayカミデ先輩が、「お前たちはDENIMSだ」ということで名付けてくれました。僕たちの音楽のルーツは、ブラックミュージック、ソウルやファンクなども好きだし、新しい音楽も好きだし、日本のHIP HOPやロックを取り入れた、ルーツミュージックが好きですね。
岡本:僕は、イギリスのロック、ビートルズ、ストーンズ、50年代のチャックベリー、カールパーキンス、パンクも好きです。
釜中:他に、僕に影響を与えたものといえば、やっぱり漫画ですかね。『デビルマン』、『ドカベン』、あと手塚治虫の『ブラックジャック』も好きです。でも、やっぱり『デビルマン』は、僕の人格を形成したと言ってもいいくらいの名作でございます。
岡本:僕は、ちょっとカッコつけてるバージョンは、『卒業』という映画と宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』にすごく影響を受けました。カッコつけてないバージョンは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』です。
釜中:あははは。どっちもいいやん。

1年前から原案があった、ずっと大事にしていた曲

続いて、SONAR TRAXになっている『I'm』について教えてもらった。

釜中:この曲は、1年前から原案はあって、メロディとこういう風に歌いたい、ピアノで英語で歌いたい、というのはずっと考えていました。ちょっと大事にしすぎて、曲を作り上げないまま持っていたんですけど、この自粛期間にやっと書き上げた大事な曲です。サビが英語なんですけど、歌っている内容としては、「結局自分のことを愛することにしたよ」という歌詞で、癖であったり、自分が持っている逃れられないもの、そういうことを認めたうえで次に進んでいこう、ということを歌っています。

最後に、この『I'm』も収録されているミニアルバム『more local』についても教えてもらった。

釜中:ミニアルバムのタイトル、「more local(モアローカル)」というのは、地域的なローカルという意味より、精神的なローカルな部分を表していて、「周りのことを気にせずに、自分たちの好きなように、自分たちの持っているものをより濃くしていこう」というイメージで作りました。僕たちらしさが詰まった6曲になっています。いろんな曲が入っているので、いろいろ聴いてほしいです。
radikoで聴く
2020年9月30日28時59分まで

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番組情報
SONAR MUSIC
月・火・水・木曜
21:00-24:00

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