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加藤清史郎、ロンドン留学を振り返る「ホームシックになることが一度もなかった」

加藤清史郎、ロンドン留学を振り返る「ホームシックになることが一度もなかった」

J-WAVEで放送中の番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』(ナビゲーター:吉岡里帆)。7月26日(日)のオンエアでは、俳優・加藤清史郎がゲストに登場。今年、帰国したばかりのイギリス留学を振り返り、主演映画の紹介やライフスタイルについて語った。

3年間のイギリス留学経て日本に帰国

加藤は生後1歳1ヵ月で芸能界入りしてから、俳優、歌手、声優、CM出演など幅広く活動。高校生活の3年間をイギリス・ロンドンの学校で過ごした。加藤は学生生活を振り返り、イギリス留学を経て感じたことを語った。

吉岡:はじめましてなので、今日は何から話していこうかとワクワクしています。まずはですね、お会いしたらお伝えしたいことがあるのでそちらから。3月に、イギリスのロンドンから帰国されたそうですね。おかえりなさい!
加藤:ありがとうございます! ただいま戻りました。
吉岡:以前、加藤さんの高校生活のインタビューを拝見したのですが、「なんと立派になられて……」と思ったんですよ。
加藤:とんでもないです。ただのガキですから。
吉岡:いやいや(笑)。今はおいくつですか?
加藤:僕は今18歳で、8月4日(火)に19歳になりますね。
吉岡:もう少しで誕生日!
加藤:18歳だったっていう自覚もないまま19歳になってしまいますね。
吉岡:18歳はどんな年でしたか?
加藤:とにかく楽しい1年でした。留学生活最後の1年ということもあり、イギリスの学生生活を大切にして過ごしました。
吉岡:留学したばかりの1年生時代、ロンドンはどんな風に見えていましたか?
加藤:街に出ると驚くことばかりでしたね。信号の高さが違っていたり、耳をすませばいろんな言語が聞こえてくるんですね。英語のイメージが強くてイギリスに行ったんですが、実際はいろんな人がいろんな言語を喋っていて驚きましたね。
吉岡:「めっちゃ楽しかったな」って感じた高校時代のエピソードを聞かせてください。
加藤:本当に、ずっと楽しかったんですよね。ホームシックになることが一度もなかったぐらい楽しかったんです。
吉岡:(笑)。
加藤:そのなかで、僕にとって一番大きかったのはサッカーですね。サッカーを3年間やれたことがうれしかったです。
吉岡:スポーツが大好きなんですね。
加藤:得意かどうかは別として、小さい頃からスポーツは大好きですね。イギリスでの平日は、ガッツリサッカー漬けでした。
吉岡:いいですね!
加藤:サッカーが好きな人たちと好きなだけサッカーを楽しむことができたことは、すごく有意義でしたね。

『#ハンド全力』主演! 監督・松居大悟「殻をやぶってどれだけ楽しめるか」

加藤が主演を務める映画『#ハンド全力』は、7月31日(金)に全国上映。作品の魅力について、加藤と吉岡はトークを展開した。



【あらすじ】

熊本県の仮設住宅で暮らす清田マサオ(加藤清史郎)は、夢中になれるものもなく、高校卒業後の進路も決められずにいた。しかし何気なくSNSに投稿した写真でその生活は一変! それは三年前の震災直後、ハンドボール部員だった頃に親友タイチ(甲斐翔真)と撮った、ジャンプシュート中の“映える”一枚だった。投稿を直近の写真だと誤解した全国のユーザーから続々と応援コメントが寄せられ、「イイね!」の数は増える一方。舞い上がったマサオと幼馴染の岡本(醍醐虎汰朗)は、ハッシュタグ「#ハンド全力」をつけた投稿を続けることにする。

ハンドボールを頑張るフリをした写真や動画を“ねつ造”しては、「イイね!」が増えるよう、マサオたちは工夫と試行錯誤を重ねる。ついには噂を聞きつけた男子ハンドボール部長の島田(佐藤緋美)にスカウトされ、フォロワー戦略として入部することに! 最後のインターハイ出場に挑む島田のもとに、休部中の片山先輩(磯邊蓮登)やクラスメイトの林田(岩本晟夢)、マサオが密かに思いを寄せる女子ハンドボール部のエース・七尾(芋生 悠)を姉に持つ次郎(鈴木 福)、東京から来たダンサー志望の蔵久(坂東龍汰)が集まり、チーム7人が揃った。
果たしてマサオたちはSNSで廃部寸前の男子ハンドボール部を復活させることができるのか――!?
映画『#ハンド全力』公式サイトより)
吉岡:映画、拝見しました。生っぽさや今の時代へのフィット感、何かに真剣に挑むときの感覚だったりとかが素直に伝わりましたね。それに、これまであったスポーツ映画や青春映画とはちょっと違う種類の作品だなとも思いました。
加藤:『#ハンド全力』は、2016年の熊本地震をキッカケにハンドボール部を辞めてしまって、何事にもやる気が起きずに閉塞感に襲われていた、清田マサオという高校生が主人公の映画です。そんな彼がSNSに昔のハンドボールの写真を載せた結果、バズってしまったんですね。震災の街で生きる仲間たちとの姿をSNSで投稿しながらも、「やっぱりハンドボールって楽しいよね」ってことに気付いて、廃部寸前のハンドボール部を復帰させていくストーリーです。主人公のマサオなんですが、とても今の高校生らしいキャラクターなんですよね。
吉岡:そうなんですよね。悩み方やひねくれ方、ユルさやピュアさが高校生らしい。絶妙なキャラクターだと思いました。監督の松居大悟さんとはどんなお話をされましたか?
加藤:マサオとハンドボール部の誰かと一緒にお芝居をするってシーンが多くて、場面場面のお話はしたんですが、そこまで細かい話はしませんでしたね。僕が一緒にお仕事をさせていただいて感じたのは、監督はすごく“空気感”を大事にする方だなと思いました。現場の空気だけじゃなくて、役者と役者に存在する空気をすごく大切にしてくださいました。監督に見えていたビジョンとは違うものができたとしても、「そういう見方もあるのか」と言葉にしてくれたんですね。なので、僕たちは伸び伸びと言葉のやりとりを楽しめました。

当初、加藤は映画の主演を務めることに大きなプレッシャーを抱えていたが、松居の言葉に助けられたという。

加藤:映画の撮影がはじまる直前に監督が「今回は清史郎が殻をやぶってどれだけ楽しめるかが重要になってくると思うから、やっちゃおうぜ」と声をかけてくださったんです。
吉岡:そう言ってもらえると、気持ちがちょっと軽やかになりますね。
加藤:そうですね。それでだいぶラクになりましたし、監督には感謝しています。

好きなものを置くことがインテリアの醍醐味

番組では、加藤のライフスタイルにも注目。吉岡は加藤に「暮らしのなかでほしいものはなんですか?」と問いかけた。

加藤:将来、1人暮らしをはじめるときにほしいなと思うインテリアを探しています。実際、いいなと思うものは買ってしまっていますね。
吉岡:インテリアを見るのって楽しいですよね。
加藤:イギリスで見つけたインテリアは、地下鉄の「UNDER GROUND」マークのライトです。駅名表示をいくつか切り替えることができるんですよ。壁にもかけられるし、床にも置けるタイプのインテリアです。
吉岡:なるほど。オシャレですね!
加藤:それを、将来はリビングの隅に置きたいなと考えています。
吉岡:展望があるんですね(笑)。
加藤:僕の理想としては、夜中に喉が渇いて冷蔵庫を開けに行ったとしても、そのライトの明かりのおかげで部屋の照明をつけなくてもいいイメージです。
吉岡:イメージが浮かびました。映画のワンシーンのようで、オシャレですね!
加藤:雰囲気に酔いしれたいなと思って買ってしまいましたね。
吉岡:(笑)。いい買い物だと思います。インテリアに利便性や必要性はもちろん大事だと思うのですが、「必要ないな」と思っても自分が好きでたまらないものを部屋に置くことって、すごく大切なことだと私は思うんです。
加藤:僕もそう思います。これから先、いろんなものを買えるようになったらもっと楽しくなるだろうなと感じているので、たくさんインテリアにお金をかけちゃうかもしれないですね(笑)。
吉岡:いいと思います。インテリアはこだわったほうが絶対楽しいですよ。

『UR LIFESTYLE COLLEGE』では、心地よい音楽とともに、より良いライフスタイルを考える。オンエアは毎週日曜18時から。

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番組情報
『UR LIFESTYLE COLLEGE』
毎週日曜
18:00-18:54