藤原さくらが明かす、新曲『Waver』の制作秘話。テイラー・スウィフトの楽曲をきっかけに…

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)。5月28日(木)のオンエアでは、ゲストにシンガーソングライター・藤原さくらが登場。新曲『Waver』の製作エピソードについて語った。


■新曲『Waver』を配信リリース



藤原は、Ovallのギタリストである関口シンゴが編曲した新曲『Waver』を5月6日に配信。楽曲の製作秘話についてトークを展開した。

サッシャ:『Waver』はいつ頃から作っていた曲なんですか?
藤原:2019年の夏頃、関口さんとスタジオに入っていたときからですね。自分がパソコンソフトを使って、宅録というか打ち込みができるようになりたくて、関口さんに質問をしていたんです。そのときにできた曲です。
サッシャ:こうしてSTAY HOMEになる前から考えていたことなんですね。
藤原:そうですね。ドラムやベースの打ち込みなどで、わからないことがあったんです。それを質問しながら、曲を完成させました。
サッシャ:ということは、これまで以上に自分が携わっている部分が大きい曲ということでしょうか?
藤原:今回の『Waver』は、これまでの曲とは作り方が変わっているんです。もともとはテイラー・スウィフトのドラムのリズムから作り出した曲なんですよ(笑)。
サッシャ:えっ!?
藤原:『Shake It Off』という曲があるじゃないですか。そのドラムをまず打ち込んで、関口さんへ提出する宿題として「ちょっと曲を書いてみます」って作ってみたのが、今のメロディーになりました。最初のアレンジとは全然違うものになりましたね。関口シンゴさんがソロで出されている、『North Wing』という曲があるんですが、「こういうゆるい感じでアレンジするのも面白そうですね」って無茶振りをしたりしました(笑)。そうやって出来上がった曲でした。
サッシャ:今もドラムラインって、『Shake It Off』と一緒ですか?
藤原:全然違いますね(笑)。
増井:『Waver』を聴いただけでは、テイラー・スウィフトの要素が入っているって気付くのは難しいですかね?
藤原:わからないと思います。だけど、関口さんからいただいた最初のデモは“キラキラ”していて、テイラー・スウィフトの雰囲気はありましたね。それもいつか、別バージョンとしてみなさんに聴いていただきたいですね。


■アニメーションで表現されたミュージックビデオが話題

『Waver』はYouTube上でアニメーションMVが公開されている。イラストレーター・雑賀建郎が描く愛くるしい動物たちが、コミカルに動き回る作品となっている。

藤原:今回のMVは、初の試みとしてアニメーションにしました。
サッシャ:打ち合わせはリモートで話し合ったのでしょうか?
藤原:そうです。どういうMVにしようかって考えていたときに、そもそもで実写で撮るのが難しい状況になってしまったんですね。スタッフさんたちと誰かいい人はいないかと探していたときに、雑賀建郎さんを知りました。「とにかくぶっ飛ばしてください」っていうお願いをしました(笑)。
サッシャ:(笑)。MVのウサちゃんがかわいいですね。ぜひ観ていただきたいです。
藤原:ありがとうございます。

『Waver』は好評発売中。藤原の最新情報は公式サイトまで。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時5分頃から。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年6月4日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-12時30分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/stepone

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