J-WAVEで放送中の『Mercedes-Benz THE EXPERIENCE』(ナビゲーター:スガ シカオ)。その時代、その場所で、どんな音楽を聴きたいか―――時代を越えて、国境を越えて、ナビゲーターのスガシカオが旅好き・音楽好きのゲストと共に音楽談義を繰り広げる、空想型ドライブプログラムだ。
4月26日(日)のオンエアは、怒髪天の増子直純が登場。同い年で親交も深く、ライブで全国各地を訪れている2人が「日本列島縦断ドライブ」をテーマに、思いで話を交えつつ音楽トークを展開した。
■松山千春との共演エピソードに「話を聞いているだけで汗が出てきた(笑)」
まずは増子の出身地、北海道への空想ドライブ。増子は「俺らの青春」と語る、同郷の松山千春の1曲『長い夜』を選曲した。
スガ:(松山千春に)会ったことあるの?
増子:あるのよ。すごいんだよ。1回、ライブのゲストに出てもらったの。でも、まるまるライブはやってはもらえないから「サプライズで登場してもらえませんか?」って3回あいさつしてお願いしたら「わかった、出るよ」って言ってもらえて。しかも、出演料タダよ。すごくない?
スガ:そうなんだ……!
ライブ当日、増子が松山の『長い夜』を歌っている後ろから松山が登場したという。
増子:松山さんが登場することはわかっているのに、やっぱり登場したらビックリするの。「出たー!」って感じ。
スガ:すげえなあ。当日、登場するまでは本人に会ってないの?
増子:会ってない。ギリギリにしか来ないから(笑)。
スガ:あはは! いやあ、すごいよ。話を聞いているだけで汗が出てきた(笑)。
増子:なかなかの緊張感だよ。
スガ:はは!
松山は増子たちに「おまえのバンド名(怒髪天)は髪がない俺に失礼だろ」と冗談を言われ、返答しようがなかったと笑った。
スガ:松山さんは(ちょっと怖い)イメージだけど、絶対にちゃんとした方なんだろうなって。
増子:すごくいい人。すごくいろいろ考えられているしね。松山さんがデビューした頃はすさまじいモテ加減で、ライブをやるとその日の札幌・すすきのホステスがみんな観に行っちゃうから、お店にいなくなるの。
スガ:へえ~! 確かに、若い頃の松山さんって細くてカッコよかったもんね。今は今でカッコいいよね。
増子:異常な迫力があるからね。
スガ:松山さんが北海道の「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZO」に出演されたとき、他の出演者がバックヤードにみんな集まて、後ろからのぞいてたじゃない(笑)。俺は、松山さんを生で観たのはそれっきり。
増子:もう、最高だよね。
■BOØWYは二枚目のロックの最終段階! コピーバンドをしてみたら…
続いて、群馬県へ空想ドライブ。増子は「群馬と言えば」とBOØWYの『Dreamin'』を選曲した。
増子:俺はこの曲のイントロ「デーデレ、デーデレ」ってきたら、ギターも弾けないくせに(布袋寅泰みたいに)片足が上がってくるよね(笑)。イメージないって言われるけど、俺、BOØWYすごい好きなんだよ。
スガ:全くイメージないわ。
増子:ないものねだりって言うの(笑)。
スガ:いや、ないものばっかりじゃない、そんなこと言ったら(笑)!
増子は「いわゆる二枚目のロックの最終段階」とBOØWYを絶賛する。
増子:もうこれ以上はない。カッコつけていいのはヒムロック(氷室京介)で終わり! ここ頂点だから。
スガ:カッコいいよねえ。
増子:まことしやかな伝説があって、氷室さんの家の前の電信柱に追っかけがいて、あるときそこに痴漢が現れたんだって。その子が「キャー」って叫んだら、氷室さんが家から助けにきたんだって。ガウン姿で(笑)。
スガ:(笑)。
増子:やっぱり家でガウン着てるんだ!って(笑)。男気のある男ですよ。
スガ:矢沢永吉さんもそうだけど、そういう嘘か本当かわからないことが付いてきて、はじめて伝説になるからね。
増子:氷室さんも矢沢さんもすごいよね。
増子は以前、ウエノコウジや、ザ・コレクターズの加藤ひさしらとBOØWYのコピーバンドをしたことがあるという。「化粧をしたらきれいになるだろう」と思っていたが……。
増子:鏡見たら、うちの母ちゃんみたいになってたよね。ダメだありゃ、やっぱ顔のタイプは化粧じゃどうにもならない。
スガ:そんなの当たり前だよ(笑)!
増子:俺やっぱ母ちゃん似だなと思った(笑)。
スガ:はは! 改めて発見したんだ(笑)。
■ポルノグラフィティと岡野昭仁と釣りに行くと…
次は広島県へ空想ドライブへ。スガが「広島の人って広島がすごく好きだ」と話すと、増子も同調する。
スガ:広島東洋カープもそうじゃない。地元愛が強すぎて、広島出身のアーティストは一度、広島から出ても、また戻って来ちゃうんだって。僕のライブのオープニングアクトをしてくれた広島出身のアーティストに「東京で勝負すればいいじゃん」って言うと「いやー、広島が好きで」って言うんだよね。
増子:そういうの、けっこう多いよね。
スガはツアーで訪れた広島でポルノグラフィティの岡野昭仁と釣りに出かけた思い出を語りはじめた。
スガ:岡野くんは広島県が地元だから親父さんと一緒に船を借りてくれて、船を出してくれることになって。そうしたら前日から台風が接近してきちゃって、当日の海は大荒れ! 釣りは中止(笑)。
増子:それは残念だね。
そのときの悔しい思い出にのせながら、スガはポルノグラフィティの『オー!リバル』を紹介した。
番組では、九州の空想ドライブにも出かけた。スガが20代の頃の苦い片思いエピソードなども明かされ、スタジオは笑いに包まれた。地方へ行く楽しみは食べ物だと共感し合うシーンもあり、親交が深いふたりならではの盛り上がりとなった。
怒髪天は通販限定CD『明日に向かって漕げ!』を発売した(4月27日頃から順次発送)。詳しくは公式サイトから。
『Mercedes-Benz THE EXPERIENCE』のオンエアは、毎週日曜21時から。お楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年5月3日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『Mercedes-Benz THE EXPERIENCE』
放送日時:毎週日曜 21時-21時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/experience/
4月26日(日)のオンエアは、怒髪天の増子直純が登場。同い年で親交も深く、ライブで全国各地を訪れている2人が「日本列島縦断ドライブ」をテーマに、思いで話を交えつつ音楽トークを展開した。
■松山千春との共演エピソードに「話を聞いているだけで汗が出てきた(笑)」
まずは増子の出身地、北海道への空想ドライブ。増子は「俺らの青春」と語る、同郷の松山千春の1曲『長い夜』を選曲した。
スガ:(松山千春に)会ったことあるの?
増子:あるのよ。すごいんだよ。1回、ライブのゲストに出てもらったの。でも、まるまるライブはやってはもらえないから「サプライズで登場してもらえませんか?」って3回あいさつしてお願いしたら「わかった、出るよ」って言ってもらえて。しかも、出演料タダよ。すごくない?
スガ:そうなんだ……!
ライブ当日、増子が松山の『長い夜』を歌っている後ろから松山が登場したという。
増子:松山さんが登場することはわかっているのに、やっぱり登場したらビックリするの。「出たー!」って感じ。
スガ:すげえなあ。当日、登場するまでは本人に会ってないの?
増子:会ってない。ギリギリにしか来ないから(笑)。
スガ:あはは! いやあ、すごいよ。話を聞いているだけで汗が出てきた(笑)。
増子:なかなかの緊張感だよ。
スガ:はは!
松山は増子たちに「おまえのバンド名(怒髪天)は髪がない俺に失礼だろ」と冗談を言われ、返答しようがなかったと笑った。
スガ:松山さんは(ちょっと怖い)イメージだけど、絶対にちゃんとした方なんだろうなって。
増子:すごくいい人。すごくいろいろ考えられているしね。松山さんがデビューした頃はすさまじいモテ加減で、ライブをやるとその日の札幌・すすきのホステスがみんな観に行っちゃうから、お店にいなくなるの。
スガ:へえ~! 確かに、若い頃の松山さんって細くてカッコよかったもんね。今は今でカッコいいよね。
増子:異常な迫力があるからね。
スガ:松山さんが北海道の「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZO」に出演されたとき、他の出演者がバックヤードにみんな集まて、後ろからのぞいてたじゃない(笑)。俺は、松山さんを生で観たのはそれっきり。
増子:もう、最高だよね。
■BOØWYは二枚目のロックの最終段階! コピーバンドをしてみたら…
続いて、群馬県へ空想ドライブ。増子は「群馬と言えば」とBOØWYの『Dreamin'』を選曲した。
増子:俺はこの曲のイントロ「デーデレ、デーデレ」ってきたら、ギターも弾けないくせに(布袋寅泰みたいに)片足が上がってくるよね(笑)。イメージないって言われるけど、俺、BOØWYすごい好きなんだよ。
スガ:全くイメージないわ。
増子:ないものねだりって言うの(笑)。
スガ:いや、ないものばっかりじゃない、そんなこと言ったら(笑)!
増子は「いわゆる二枚目のロックの最終段階」とBOØWYを絶賛する。
増子:もうこれ以上はない。カッコつけていいのはヒムロック(氷室京介)で終わり! ここ頂点だから。
スガ:カッコいいよねえ。
増子:まことしやかな伝説があって、氷室さんの家の前の電信柱に追っかけがいて、あるときそこに痴漢が現れたんだって。その子が「キャー」って叫んだら、氷室さんが家から助けにきたんだって。ガウン姿で(笑)。
スガ:(笑)。
増子:やっぱり家でガウン着てるんだ!って(笑)。男気のある男ですよ。
スガ:矢沢永吉さんもそうだけど、そういう嘘か本当かわからないことが付いてきて、はじめて伝説になるからね。
増子:氷室さんも矢沢さんもすごいよね。
増子は以前、ウエノコウジや、ザ・コレクターズの加藤ひさしらとBOØWYのコピーバンドをしたことがあるという。「化粧をしたらきれいになるだろう」と思っていたが……。
増子:鏡見たら、うちの母ちゃんみたいになってたよね。ダメだありゃ、やっぱ顔のタイプは化粧じゃどうにもならない。
スガ:そんなの当たり前だよ(笑)!
増子:俺やっぱ母ちゃん似だなと思った(笑)。
スガ:はは! 改めて発見したんだ(笑)。
■ポルノグラフィティと岡野昭仁と釣りに行くと…
次は広島県へ空想ドライブへ。スガが「広島の人って広島がすごく好きだ」と話すと、増子も同調する。
スガ:広島東洋カープもそうじゃない。地元愛が強すぎて、広島出身のアーティストは一度、広島から出ても、また戻って来ちゃうんだって。僕のライブのオープニングアクトをしてくれた広島出身のアーティストに「東京で勝負すればいいじゃん」って言うと「いやー、広島が好きで」って言うんだよね。
増子:そういうの、けっこう多いよね。
スガはツアーで訪れた広島でポルノグラフィティの岡野昭仁と釣りに出かけた思い出を語りはじめた。
スガ:岡野くんは広島県が地元だから親父さんと一緒に船を借りてくれて、船を出してくれることになって。そうしたら前日から台風が接近してきちゃって、当日の海は大荒れ! 釣りは中止(笑)。
増子:それは残念だね。
そのときの悔しい思い出にのせながら、スガはポルノグラフィティの『オー!リバル』を紹介した。
番組では、九州の空想ドライブにも出かけた。スガが20代の頃の苦い片思いエピソードなども明かされ、スタジオは笑いに包まれた。地方へ行く楽しみは食べ物だと共感し合うシーンもあり、親交が深いふたりならではの盛り上がりとなった。
怒髪天は通販限定CD『明日に向かって漕げ!』を発売した(4月27日頃から順次発送)。詳しくは公式サイトから。
『Mercedes-Benz THE EXPERIENCE』のオンエアは、毎週日曜21時から。お楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年5月3日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『Mercedes-Benz THE EXPERIENCE』
放送日時:毎週日曜 21時-21時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/experience/