04 Limited Sazabysの無観客ライブ「メンタルの免疫力を上げに来ました」【音源あり】

J-WAVEでは、新型コロナウイルスの影響で多くのライブイベントが中止となる状況を鑑み、「大好きな音楽を、アーティストを、ライブハウスを応援したい」という想いから「#音楽を止めるな」プロジェクトを4月1日よりスタート。4月2日(木)に『J-WAVE SPECIAL 音楽を止めるな!』(ハリー杉山&三原勇希)を放送した。番組では同プロジェクトの発信源となったあっこゴリラと、プロジェクトの趣旨に賛同した04 Limited Sazabysが生ライブを披露した。ここでは04 Limited Sazabysのパートをお届けしよう。

【あっこゴリラのパート】あっこゴリラが“ゾーン”に入ったスタジオライブ「心のウイルスを撃退していきましょう!」


■都内のライブハウスから無観客ライブを生中継!

2月からライブの自粛活動する04 Limited Sazabys。4月4日(土)と5日(日)に開催予定だった自身が主宰する野外フェス「YON FES 2020」も延期となってしまった。そんな彼らが「#音楽を止めるな」プロジェクトの趣旨に賛同し、都内のライブハウスから無観客ライブを生中継した。

ベース・ボーカルのGENは「生きる力を与えに来ました!」と、まずは『message』『fiction』を演奏。「聴こえていますか? 届いていますか?」と呼び掛けながら『Kitchen』『swim』を披露した。

GENが「久しぶりにこうやって鳴らせてます。こんな機会を作ってくれたJ-WAVEのみなさん、本当にありがとうございます」と切り出すと、メンバーも「ありがとうございます!」と口々にコメントした。

GEN:ライブは嬉しいですね。こういう時代ですから、少しでも元気が与えられたらなと思っています。しょうがないですけど、もうずっと我々はライブしていないです。「不要不急の外出を控えてください」って言われて、俺らは応えてやっているわけじゃない? 「俺らって、社会で不要なんだ……」って思ってさ(笑)。悲しくもなりますけど。たしかに俺たちがやっていることって、みなさんのお腹を膨らませたり、病気を治すこととかはもちろんできないですけど、心には効くと思ってやらせてもらっています。

ミュージシャンの胸の内を明かしたGEN。音楽は胸のモヤモヤを少しでも解消する役目があるのではないか、と考えを述べた。

GEN:我々はみなさんの心の、メンタルの免疫力を上げに来ました。みんな家にずっといるとさ、どんどんなんでもかんでも疑心暗鬼になって、なにが正しくてなにが不正解で、誰が言っていることが正しいのか、どういう行動をするのがいちばん正しいのかとかもよくわからなくなってきていて、あれこれいろいろと考えすぎて、心が重くなってきているかと思います。こうして俺たちの音楽を聴いているときは何者にもならず、ただ楽しんでほしい。怒りとかで感情が支配されてほしくない。少しでもいい方向にいく手助けができたらなと思います。

GENは「自分というものがなんなのかわからなくなっているあなたに捧げます! 自分自身に生まれ変われ!」と『Squall』を演奏。「J-WAVEをお聴きのみなさんはここでお別れです。また生きてライブハウスで遊びましょう!」とシャウトして、最後に『monolith』を披露した。パワフルなライブの模様は、radikoで2020年4月9日28時59分まで聴くことができる。

【この記事の放送回をradikoで聴く(パート1)】(2020年4月9日28時59分まで)
【この記事の放送回をradikoで聴く(パート2)】(2020年4月9日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『J-WAVE SPECIAL 音楽を止めるな!』
放送日時:2020年4月2日(木)21時-23時44分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/topics/2004_ongaku.htm

関連記事