J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。3月10日(火)のオンエアでは、ライブBlu-ray / DVD『TATUYA ISHII CONCERT TOUR 2019「OH! ISHII LIVE」』を発表した石井竜也が登場してトークを展開した。
石井は2月にも『GROOVE LINE』に登場。そのときは昨年、還暦を迎えたということで、「近道をしようとするやつが、実を言うと最後の最後には哀しいんですよ」など、人生観を語った。今回は、歌い方の変化などシンガーとしての想いが感じられるトークとなった。
【関連記事】石井竜也の“無駄”を大事にする生き様。近道をしたがる人は…
■ライブでの実験的な試み…女性はすぐに順応
石井は「OH! ISHII LIVE」で、実験的なセットリスト作りに挑戦したそう。本人いわく「ラブラブな曲」を2曲、「(失恋で)どん底の歌」2曲を繋げて歌い上げたとのことだが、その際の観客の反応について語った。
石井:本当にわかりやすい失恋曲とラブラブ曲。でも面白いもので、ラブラブ曲を2曲やったあとにちょっとMCをはさんで、悲しい歌に入るじゃないですか? 2曲目で女の人は泣けるんだよね。
西沢:一瞬のうちにトリップできるわけだ。
石井:やっぱりなかなか、歌っていても自分では「2曲目の2番ぐらいから(気持ちが)入れるかな?」ぐらいの感じなんだよね。
西沢:最初はちょっと頑張っているんだ?
石井:頑張ってる。悲しそうな顔をしちゃったりして。「俺は悲しいんだ」って思いながら歌ってます。
西沢:(笑)。歌の間奏に入るときに、曲によっては表情を作ったりするわけでしょ?
石井:ラブラブのときはちょっとニコニコしちゃったりね。自分も気持ち悪いなと思いながら。
西沢:ギタリストがギターソロのときに痛い顔をするみたいなものでしょ?
石井:そうそう! だから演奏している連中もその気持ちになってくれないと、その演奏にならないわけですよ。だから演奏している連中もつらかったと思います。
■「こういう歌い方になにか恥ずかしさがあった」けど…
西沢はトークの最中にバックで流れていた石井の歌を聴き、歌い方に変化が出てきていると指摘した。
西沢:年々、歌い方がねっちりしてるね。いつぐらいからですかね、このねっちり具合? ここ3、4年特に顕著ですよね。
石井:なんだろうね……年齢を経るに従って、機敏な感じよりも、ぬめっとした感じの雰囲気になってますね。
西沢:だって明らかに、譜面に書くと歌いだしが遅れちゃっていると思う。
石井:俺は「重さ」って呼んでいるんですけど、もうすでに「重さじゃないよ」って言われますね。「これは遅れてるよ」って(笑)。
西沢:(笑)。「まとわりついている」っていう表現がもうふさわしくないよね。おいて行かれている。
石井:そうそう。だから「重めに歌っている」という感じにはなってないみたいですね。だからさきほどの「ねちっこい」というのがピッタリなんですね。だけど、俺はそういう風になりたかったわけ。
歌い方の変化について、石井は年齢を重ねていくうちに心境に変化があったことを明かす。
石井:自分がまだ50(歳)に入ったぐらいまでは、こういう歌い方になにか恥ずかしさがあったわけ。でも「もういいな」という感じで、自分で恥ずかしいところまでいっちゃおうみたいな。
西沢:納豆商法と言うべきかね。
石井:ええ。なんかでも、今の俺にはちょうどいいね。
西沢:リアルですか?
石井:(話し方で表現をすると)「“ん”どうよ?」みたいな(笑)。
西沢:(笑)。口元が井上陽水っぽいですもん。
石井:言われますよ。「陽水っぽさが湧き出てましたね」みたいな。だから自分のことを陽水って言おうかなと思って(笑)。
西沢:(笑)。
石井の最新情報は公式サイトにて。
『GROOVE LINE』では西沢が楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の16時30分から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年3月17日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/
石井は2月にも『GROOVE LINE』に登場。そのときは昨年、還暦を迎えたということで、「近道をしようとするやつが、実を言うと最後の最後には哀しいんですよ」など、人生観を語った。今回は、歌い方の変化などシンガーとしての想いが感じられるトークとなった。
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■ライブでの実験的な試み…女性はすぐに順応
石井は「OH! ISHII LIVE」で、実験的なセットリスト作りに挑戦したそう。本人いわく「ラブラブな曲」を2曲、「(失恋で)どん底の歌」2曲を繋げて歌い上げたとのことだが、その際の観客の反応について語った。
石井:本当にわかりやすい失恋曲とラブラブ曲。でも面白いもので、ラブラブ曲を2曲やったあとにちょっとMCをはさんで、悲しい歌に入るじゃないですか? 2曲目で女の人は泣けるんだよね。
西沢:一瞬のうちにトリップできるわけだ。
石井:やっぱりなかなか、歌っていても自分では「2曲目の2番ぐらいから(気持ちが)入れるかな?」ぐらいの感じなんだよね。
西沢:最初はちょっと頑張っているんだ?
石井:頑張ってる。悲しそうな顔をしちゃったりして。「俺は悲しいんだ」って思いながら歌ってます。
西沢:(笑)。歌の間奏に入るときに、曲によっては表情を作ったりするわけでしょ?
石井:ラブラブのときはちょっとニコニコしちゃったりね。自分も気持ち悪いなと思いながら。
西沢:ギタリストがギターソロのときに痛い顔をするみたいなものでしょ?
石井:そうそう! だから演奏している連中もその気持ちになってくれないと、その演奏にならないわけですよ。だから演奏している連中もつらかったと思います。
■「こういう歌い方になにか恥ずかしさがあった」けど…
西沢はトークの最中にバックで流れていた石井の歌を聴き、歌い方に変化が出てきていると指摘した。
西沢:年々、歌い方がねっちりしてるね。いつぐらいからですかね、このねっちり具合? ここ3、4年特に顕著ですよね。
石井:なんだろうね……年齢を経るに従って、機敏な感じよりも、ぬめっとした感じの雰囲気になってますね。
西沢:だって明らかに、譜面に書くと歌いだしが遅れちゃっていると思う。
石井:俺は「重さ」って呼んでいるんですけど、もうすでに「重さじゃないよ」って言われますね。「これは遅れてるよ」って(笑)。
西沢:(笑)。「まとわりついている」っていう表現がもうふさわしくないよね。おいて行かれている。
石井:そうそう。だから「重めに歌っている」という感じにはなってないみたいですね。だからさきほどの「ねちっこい」というのがピッタリなんですね。だけど、俺はそういう風になりたかったわけ。
歌い方の変化について、石井は年齢を重ねていくうちに心境に変化があったことを明かす。
石井:自分がまだ50(歳)に入ったぐらいまでは、こういう歌い方になにか恥ずかしさがあったわけ。でも「もういいな」という感じで、自分で恥ずかしいところまでいっちゃおうみたいな。
西沢:納豆商法と言うべきかね。
石井:ええ。なんかでも、今の俺にはちょうどいいね。
西沢:リアルですか?
石井:(話し方で表現をすると)「“ん”どうよ?」みたいな(笑)。
西沢:(笑)。口元が井上陽水っぽいですもん。
石井:言われますよ。「陽水っぽさが湧き出てましたね」みたいな。だから自分のことを陽水って言おうかなと思って(笑)。
西沢:(笑)。
石井の最新情報は公式サイトにて。
『GROOVE LINE』では西沢が楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の16時30分から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年3月17日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/