J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。音楽プロデューサー、CD・レコードショップのバイヤー、ライブハウスのスタッフ、音楽評論家、海外在住の音楽ライターなど、様々なジャンルの音楽好きが日替わりでヤバい音を紹介する「GEEK OUT」のコーナー。
2月19日(水)は、ドイツ・ベルリンでライター/PRとして活動する宮沢香奈が、ベルリンの音楽事情を紹介した。
■ローカルクラブとして人気な“小箱”がおもしろい
昨年10月以来、4度目の登場となる宮沢さん。さっそくベルリンの音楽シーンについて訊くと「最近では、バー兼クラブのようないわゆる“小箱”と言われる小さなクラブがおもしろい」と語った。
宮沢:特にクロイツベルクというエリアに集中していますが、最近話題となっているのが、公衆トイレの跡地を改装して作られたZur Klappeというクラブが人気です。大通りの真ん中にある中央分離帯の地下にあります。特にテクノやハウスのイベントが多く、週末の人気パーティーでは、行列が出来ることもあります。
あっこゴリラ:元々公衆トイレっていうことはそんなに大きくないですよね?
宮沢:すごい狭いですね。
あっこゴリラ:ちゃんと改装してってことですもんね。おもしろ〜い!
宮沢:もう一つがPaloma barになります。同じくクロイツベルクエリアに位置し、小さいなりにバウンサーがいて、ドアポリシーを設けているクラブです。
あっこゴリラ:うんうん。
宮沢:週末のパーティーでは、バー内にある階段を上がった上にさらに小さなフロアがあり、そこを開放したり、違う2つのパーティーが同時開催されることもあります。
ここでもテクノ、ハウス、ディスコ、ファンクなどダンスミュージックが全般で、世界の有数クラブで回すトップDJも多数出演している。
宮沢:ローカルクラブとして人気で、ツーリストの人も来てるんですけど、それほど情報が表に出ていないです。
あっこゴリラ:これはもう行きたいですよね。現地からレポートしたい。
宮沢:最近はベルリンを拠点とする日本人アーティストが出演することも増えているのが特徴で、客層もインターナショナルです。
上記のような小箱では、スタンダードなテクノやミニマルハウスといった硬派なサウンドより、さまざまなジャンルの要素が混じり合った、独特で少し変わったユニークなサウンドが最近のトレンドだという。
宮沢:例えば、ジャズやファンク、民族音楽や南国のトロピカルなサウンドといったオーガニックなものと電子音楽のミックス、 オールドスクールなディスコやシティーポップなど、昔ながらの懐かしいサウンドも人気があります。
あっこゴリラ:やっぱネオミクスチャーっていうのがどの国でもどんどん大きくなっていってますね。
■世界のトップクラブ、Panorama Barのレジデント的存在
この日のオンエアで宮沢が紹介したのは、ベルリン拠点のDJ/プロデューサー、Frank Timmによる別名義「Soundstream」。
宮沢:先ほどお話したPaloma barでもプレイしていますが、 ベルリンにある世界のトップクラブPanorama Barのレジデント的存在でもあり、非常に人気があります。
あっこゴリラ:どんなDJをされるんですか?
宮沢: ベルリンのアンダーグランドディスコシーンのヒーローとも呼ばれており、昔のガラージやファンク、ディスコをサンプリングしてコラージュして、独自のサウンドに作り上げることを得意としており、そのセンスがずば抜けています。
あっこゴリラ:うんうん。
宮沢:フロアー向きのアッパーなダンストラックが多いですが、単なる陽気なこってりとしたディスコではなく、ハウスやテクノのように無駄を削ぎ落としたシャープさとディープさも兼ね揃えており、とても洗練されています。
あっこゴリラ:ちょっとさっそく聴いてみたいです。
【オンエアはこちら】Soundstream『Live Goes On』をradikoで聴く
あっこゴリラ:最初の入りとか音トラブルかと思ってヒヤヒヤしちゃって「これ大丈夫だよね?」って聞いたら「こういう曲なんです」っていうやりとりをしてたんですけど、ピアノのリピートから徐々に盛り上がっていくという。クールですねめちゃめちゃ。
宮沢:めちゃめちゃご機嫌なディープハウスビートでお気に入りです。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
2月19日(水)は、ドイツ・ベルリンでライター/PRとして活動する宮沢香奈が、ベルリンの音楽事情を紹介した。
■ローカルクラブとして人気な“小箱”がおもしろい
昨年10月以来、4度目の登場となる宮沢さん。さっそくベルリンの音楽シーンについて訊くと「最近では、バー兼クラブのようないわゆる“小箱”と言われる小さなクラブがおもしろい」と語った。
宮沢:特にクロイツベルクというエリアに集中していますが、最近話題となっているのが、公衆トイレの跡地を改装して作られたZur Klappeというクラブが人気です。大通りの真ん中にある中央分離帯の地下にあります。特にテクノやハウスのイベントが多く、週末の人気パーティーでは、行列が出来ることもあります。
あっこゴリラ:元々公衆トイレっていうことはそんなに大きくないですよね?
宮沢:すごい狭いですね。
あっこゴリラ:ちゃんと改装してってことですもんね。おもしろ〜い!
宮沢:もう一つがPaloma barになります。同じくクロイツベルクエリアに位置し、小さいなりにバウンサーがいて、ドアポリシーを設けているクラブです。
あっこゴリラ:うんうん。
宮沢:週末のパーティーでは、バー内にある階段を上がった上にさらに小さなフロアがあり、そこを開放したり、違う2つのパーティーが同時開催されることもあります。
ここでもテクノ、ハウス、ディスコ、ファンクなどダンスミュージックが全般で、世界の有数クラブで回すトップDJも多数出演している。
宮沢:ローカルクラブとして人気で、ツーリストの人も来てるんですけど、それほど情報が表に出ていないです。
あっこゴリラ:これはもう行きたいですよね。現地からレポートしたい。
宮沢:最近はベルリンを拠点とする日本人アーティストが出演することも増えているのが特徴で、客層もインターナショナルです。
上記のような小箱では、スタンダードなテクノやミニマルハウスといった硬派なサウンドより、さまざまなジャンルの要素が混じり合った、独特で少し変わったユニークなサウンドが最近のトレンドだという。
宮沢:例えば、ジャズやファンク、民族音楽や南国のトロピカルなサウンドといったオーガニックなものと電子音楽のミックス、 オールドスクールなディスコやシティーポップなど、昔ながらの懐かしいサウンドも人気があります。
あっこゴリラ:やっぱネオミクスチャーっていうのがどの国でもどんどん大きくなっていってますね。
■世界のトップクラブ、Panorama Barのレジデント的存在
この日のオンエアで宮沢が紹介したのは、ベルリン拠点のDJ/プロデューサー、Frank Timmによる別名義「Soundstream」。
宮沢:先ほどお話したPaloma barでもプレイしていますが、 ベルリンにある世界のトップクラブPanorama Barのレジデント的存在でもあり、非常に人気があります。
あっこゴリラ:どんなDJをされるんですか?
宮沢: ベルリンのアンダーグランドディスコシーンのヒーローとも呼ばれており、昔のガラージやファンク、ディスコをサンプリングしてコラージュして、独自のサウンドに作り上げることを得意としており、そのセンスがずば抜けています。
あっこゴリラ:うんうん。
宮沢:フロアー向きのアッパーなダンストラックが多いですが、単なる陽気なこってりとしたディスコではなく、ハウスやテクノのように無駄を削ぎ落としたシャープさとディープさも兼ね揃えており、とても洗練されています。
あっこゴリラ:ちょっとさっそく聴いてみたいです。
【オンエアはこちら】Soundstream『Live Goes On』をradikoで聴く
あっこゴリラ:最初の入りとか音トラブルかと思ってヒヤヒヤしちゃって「これ大丈夫だよね?」って聞いたら「こういう曲なんです」っていうやりとりをしてたんですけど、ピアノのリピートから徐々に盛り上がっていくという。クールですねめちゃめちゃ。
宮沢:めちゃめちゃご機嫌なディープハウスビートでお気に入りです。
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/