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寿司の魅力を、訪日外国人に伝える! 雇っている寿司職人の特徴は…

画像素材:PIXTA

寿司の魅力を、訪日外国人に伝える! 雇っている寿司職人の特徴は…

『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー、あらゆるものの本質に迫る「MORNING INSIGHT」。1月21日(火曜)のオンエアでは、AMBIGRUM代表の竹本元気さんがゲストに登場。インバウンド・ビジネスの新たな形について語った。


■もともとは「寿司が苦手だった」けど…

竹本さんは外資系金融機関を経て、パイロットになるため航空会社に転職。その後、インバウンドビジネスの世界に転身し、現在は外国人向け体験観光サービス「Sushi Edition」を展開している。訪日外国人を中心に、競りの見学や魚の捌き方、自分で寿司を作るなど、寿司ツアーの形に近いサービスだという。

別所:そもそも、こういうサービスを始めようと思ったきっかけというのは何ですか?
竹本:海外での生活が長くて、「おまえ日本人だから、お寿司好きだろ」とかいろいろ言われていたんですけど、実は僕、寿司が苦手でして。「いや、寿司はちょっとわかんないですね」「大体こういうところだったらいいんじゃないですか」みたいな適当にやっていたんです。ただやっぱりそういう外国人の方って、どんどん追求してくるんですね。「これはどうなのか、あれはどうなのか」「じゃあもう日本に行って、一緒に見に行くか」という話になったとき、僕がおいしいお店を知らないせいで「日本の寿司って微妙だよね」とか、そういう話とかもけっこうあって。
別所:ビジネスモデルとしてペイするかしないかというよりは、頼まれごとの中で楽しくやっていったら、こうやるんじゃないみたいなところから?
竹本:実際、自分が食べられるお寿司を見てみたら、サーモンや炙り寿司が食べられる感じだったので、外国人におすすめしたところ、外国人のお客様たちが「君とは気が合うかもしれない」と。


■さまざまなニーズに応えられる寿司職人を採用

竹本さんは、訪日外国人に寿司の魅力を知ってもらうため、フレキシブルに対応できる寿司職人を積極的に採用しているという。

竹本:たとえば、お寿司はできるけれども、お寿司としてこの道何十年ってやっているわけではなくて、実は最初は和食やイタリアン、フレンチをやられていて、そこからお寿司に転身したとか、お寿司以外のこともできる方を採用しています。
別所:なぜ、そういう人がいいんですか?
竹本:最初は寿司を体験しに来るんですけど、「やっぱりパスタが食べたい」といったニーズってけっこうあって。
別所:そういうとき、パッと応えられる情報も提供できたり。
竹本:そうですね、もともとフレンチや和食とか、他のことをやられている方だと代用が利くというか、けっこうフレキシブルにお客様に対応できるので。


■外国人観光客は「探究心が強い」

竹本さんから見た外国人観光客の価値観は、どんなところにあるのだろうか。

竹本:自国で体験できないものを見に来ている感じはしますね。たとえば、本当に侍がいると信じて来ている方も多いですし、おいしい魚を買ったからおいしい寿司が食べられるわけじゃない、何でだろうっていう疑問が解消されなくて、日本にわざわざ来て、お金を払って体験するっていう方たちが多いです。
別所:コト消費といわれて久しいですけれども、海外の方ってアドベンチャーとか探究心が強いんですかね?
竹本:かなり強いと思いますね。

『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のワンコーナー「MORNING INSIGHT」では、あらゆる世界の本質に迫る。放送時間は8時35分から。お楽しみに!

【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/tmr

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