宮崎駿の“表に出ない手紙”も楽しめる。ジブリ美術館の企画展「手描き、ひらめき、おもいつき」

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「MORI BUILDING TOKYO PASSPORT」。1月28日(火)のオンエアでは、現在開催中の「手描き、ひらめき、おもいつき展 ~ジブリの森のスケッチブックから~」を紹介した。 

■宮崎駿監督のアイデアやスケッチも楽しめる企画展

ジブリ美術館では、「千と千尋の神隠し展」から始まり「アルプスの少女ハイジ展」や「挿絵が僕らにくれたもの展」など様々な企画展を開催している。2019年11月から始まった「手描き、ひらめき、おもいつき展」では、そんなジブリ美術館がどういった経緯で作られてきたのかを裏側まで楽しめる企画展となっている。今回はジブリ美術館広報担当の机 ちひろさんが、『ひつじのショーン』や『ウォレスとグルミット』などで有名なアードマン・アニメーションズの企画展のエピソードを語った。

:イギリスのクレイアニメーションのスタジオを紹介した「アードマン展」は、彼らの物づくりの姿勢に共感して開催した展示なんです。最初の企画段階では、宮崎駿監督がダメ出しして、覆したんですね。宮崎監督がアードマンに向けて「今までの企画を辞めたい」「新しい案で進めたい」と綴った手紙など、展示室では普段は表に出ないものが展示されています。そういったものを読んでいくのも面白いと思います。

宮崎駿監督のアイデアやスケッチも楽しむことができる。


■ジブリ美術館も宮崎駿の作品の一つ

三鷹の森ジブリ美術館が、2001年の開館から大切にしてきたこととは?

:面白いものを作って、来る人に楽しんでもらいたい。それが、ずっと貫かれたテーマだと思います。展示をみて、こんなところまで考えて展示を作っているんだと驚かれる方が多いようです。宮崎はアニメーション映画監督ですけど、このジブリ美術館も宮崎の作品の一つだと思っています。

「手描き、ひらめき、おもいつき展 ~ジブリの森のスケッチブックから~」は2021年5月まで三鷹の森ジブリ美術館で開催予定。入場は日時指定の予約制。チケットはローソンでのみで、毎月10日に翌1ヵ月分を販売開始となる。詳しくは公式ホームページをチェック。

『GOOD NEIGHBORS』のワンコーナー「MORI BUILDING TOKYO PASSPORT」では、東京をもっと面白くするさまざまなトピックスにフォーカスする。放送は月・火・水・木曜の14時頃から。お楽しみに!

【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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