J-WAVEで放送中の番組『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』(ナビゲーター:グローバー)。1月25日(土)のオンエアでは、シンガーソングライターのchayとセレイナ・アンがゲストに登場。21世紀を代表する歌姫テイラー・スウィフトの魅力に迫った。
■衝撃の出会い「こんな人いなかった」
chayはどのようにしてテイラーを知ることになったのか。楽曲との出会いを明かした。
グローバー:現在29歳のchayさんは、テイラー・スウィフトとほぼ同世代ですよね。
chay:そうなんですよ。テイラーは私より1つ年上ですね。
グローバー:初めて出会ったときを覚えていますか?
chay:高校生ぐらいのときに、テイラーをテレビで知りました。それまでもギターを持って歌うシンガーはいたと思うけど、キラキラのドレスを着て、キラキラのハイヒールを履いて、キラキラのギターを持って大熱唱している姿が「今までこんな人いなかった」と衝撃的でした。「こういうのもアリなんだ!」と思いました。なかなか日本にはいない存在だったので、衝撃を受けたのを覚えていますね。
一瞬でテイラーのとりこになったchayは、すぐにテイラーのCDを買いに行ったそうだ。その作品は、テイラーが19歳でリリースした2枚目のアルバム『Fearless』だった。
chay:「Fearless Tour」が一番好きです。エンターテインメントが詰まっているし、衣装もキラキラで演出もすごい。私の中で唯一無二の存在でしたね。
グローバー:テイラーに夢中になったポイントは?
chay:カントリーミュージックに今のポップスを混ぜて、歌詞は自分の実体験を入れながら、今どきの女の子の乙女心を歌っているんです。そんな存在は今までいなかったから、本当に共感しました。カントリーミュージックとポップスとロックを掛け合わせる、テイラーにしかできない音楽を10代で成し遂げていることが本当に衝撃的でした。
■セレイナ「テイラーはギターを始めたきっかけ」
セレイナは、中学生の頃にテイラーの楽曲と出会ったと振り返る。
セレイナ:洋楽好きなクラスメイトが、「これ聴いたらいいよ」ってテイラー・スウィフトのアルバムを持ってきてくれたのがきっかけですね。そのアルバムは、ファーストアルバム『Taylor Swift』でした。それまで父の影響でクラシック・ロックやバンドサウンドを聴いてきたので、カントリーミュージックにあんまり触れてこなかったんです。『Taylor Swift』で初めて弾き語りの女の子の音楽を聴いて、グッと心にきて惚れ込みました。歌詞も印象的で、学校の先輩に恋愛話をされてるような、恋愛を教えてもらっているような、そんな感覚があってキュンってしたんです。
このテイラーの楽曲との出会いが、セレイナの人生を大きく変えることになる。
グローバー:テイラーの一番好きな曲はなんですか?
セレイナ:『Taylor Swift』を聴いたあとに、改めて出会った『Our Song』ですね。実は、この曲がギターを始めたきっかけでもあるんです。中学2年生のクリスマスの時期、私は体調を崩していて、家族から「病気がうつるとよくないから」と部屋に閉じ込められていました。みんなはクリスマスパーティをしてるんですよ(笑)。私だけ部屋にいてさみしいなってときに、アメリカの女の子がテイラーの曲をアコギでカバーしている動画をYouTubeで見つけたんです。「なにこの曲?」って調べたら、テイラーの『Our Song』で。そこから、テイラー本人がアコギで弾いているバージョンも見つけて、「この曲を弾きたい!」と、ギターを手に取ったんです。それがギターを始めるきっかけで、いま私はシンガーソングライターをしてます。
グローバー:人生を変えた1曲ですね。
■ミュージックビデオもチェックしてほしい曲TOP3
番組では「chayが選ぶ、映像の世界観丸ごと魅力! ミュージックビデオもチェックしてほしいテイラー・スウィフトの曲TOP3」を紹介した。
3位:『Love Story』
chay:だって、もうお姫様になってるんですよ! 歌詞にもあるんですけど『ロミオとジュリエット』を自分で再現してるようなミュージックビデオなので、貴族の衣装を着ていたりもするんです。ここまで再現すると逆に斬新というか。すごくかわいいし、乙女心が詰まった一曲なので、女子はみんな好きだと思います。
グローバー:乙女心の頭の中はこれくらい本格的なプリンセスになっているんですね。
chay:これをテイラーがやるから、お花畑感はないんですよ。オシャレに落とし込めてるところがテイラーのよさだと思います。
2位:『Mean』
chay:自分がイジメられた実体験をもとに書かれていて、「そんなことしなくていいじゃん」「そんなこと言わなくたっていいじゃん」っていう本当にストレートな歌詞なんです。カントリーミュージックでよく使われるバンジョーって楽器を持って歌うテイラーの姿も大好きですね。彼女のミュージックビデオはちょっとレトロな香りがするようなものが多いんですけど、この曲の途中で出てくる50年代とか60年代を意識したような衣装や髪型、舞台も素敵なレトロクラシカル感があって大好きなんです。あとテイラーのアナログなかわいさが好きなんです。テイラーはちょっとコミカルさを入れるんだけど、それを最先端のCGとかを使わずにあえて舞台に仕立てる感じも大好きですね。
1位:『You Belong With Me』
chay:このミュージックビデオはマジで唯一無二ですよね。テイラーにしかできないし、とにかく素晴らしいんです。これを見てテイラーが好きになった人がたくさんいると思います。最初はメガネをかけてちょっとダサめな格好のテイラーが、どんどん素敵に変わっていくっていうストーリーで。「あの子はこうなのに、私は……」とか、他の女の子と比べるような歌詞ともリンクしたミュージックビデオっていうのもすごくかわいいし、ここでテイラーが着ているマーチングバンドの衣装を着て、ライブでこの曲を歌ったりもするので、それも含めてかわいいですよね。
番組では他にも、chayとセレイナが一番好きなテイラーのアルバムを語る場面もあった。
chayは2019年11月にリリースしたアルバム『Lavender』をひっさげてのツアー「chay LAVENDER TOUR 2020」が2月からスタートする。ぜひチェックしてほしい。詳しくは公式サイトから。
J-WAVE『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』では、ゲストを迎え、1組の「レジェンド・ミュージシャン」をテーマに音楽談義を繰り広げている。次回はさらにセレイナがテイラー・スウィフトの魅力に迫る。放送時間は土曜の17時から。お楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年2月1日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』
放送日時:毎週土曜 17時-17時54分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/musicology/
■衝撃の出会い「こんな人いなかった」
chayはどのようにしてテイラーを知ることになったのか。楽曲との出会いを明かした。
グローバー:現在29歳のchayさんは、テイラー・スウィフトとほぼ同世代ですよね。
chay:そうなんですよ。テイラーは私より1つ年上ですね。
グローバー:初めて出会ったときを覚えていますか?
chay:高校生ぐらいのときに、テイラーをテレビで知りました。それまでもギターを持って歌うシンガーはいたと思うけど、キラキラのドレスを着て、キラキラのハイヒールを履いて、キラキラのギターを持って大熱唱している姿が「今までこんな人いなかった」と衝撃的でした。「こういうのもアリなんだ!」と思いました。なかなか日本にはいない存在だったので、衝撃を受けたのを覚えていますね。
一瞬でテイラーのとりこになったchayは、すぐにテイラーのCDを買いに行ったそうだ。その作品は、テイラーが19歳でリリースした2枚目のアルバム『Fearless』だった。
chay:「Fearless Tour」が一番好きです。エンターテインメントが詰まっているし、衣装もキラキラで演出もすごい。私の中で唯一無二の存在でしたね。
グローバー:テイラーに夢中になったポイントは?
chay:カントリーミュージックに今のポップスを混ぜて、歌詞は自分の実体験を入れながら、今どきの女の子の乙女心を歌っているんです。そんな存在は今までいなかったから、本当に共感しました。カントリーミュージックとポップスとロックを掛け合わせる、テイラーにしかできない音楽を10代で成し遂げていることが本当に衝撃的でした。
■セレイナ「テイラーはギターを始めたきっかけ」
セレイナは、中学生の頃にテイラーの楽曲と出会ったと振り返る。
セレイナ:洋楽好きなクラスメイトが、「これ聴いたらいいよ」ってテイラー・スウィフトのアルバムを持ってきてくれたのがきっかけですね。そのアルバムは、ファーストアルバム『Taylor Swift』でした。それまで父の影響でクラシック・ロックやバンドサウンドを聴いてきたので、カントリーミュージックにあんまり触れてこなかったんです。『Taylor Swift』で初めて弾き語りの女の子の音楽を聴いて、グッと心にきて惚れ込みました。歌詞も印象的で、学校の先輩に恋愛話をされてるような、恋愛を教えてもらっているような、そんな感覚があってキュンってしたんです。
このテイラーの楽曲との出会いが、セレイナの人生を大きく変えることになる。
グローバー:テイラーの一番好きな曲はなんですか?
セレイナ:『Taylor Swift』を聴いたあとに、改めて出会った『Our Song』ですね。実は、この曲がギターを始めたきっかけでもあるんです。中学2年生のクリスマスの時期、私は体調を崩していて、家族から「病気がうつるとよくないから」と部屋に閉じ込められていました。みんなはクリスマスパーティをしてるんですよ(笑)。私だけ部屋にいてさみしいなってときに、アメリカの女の子がテイラーの曲をアコギでカバーしている動画をYouTubeで見つけたんです。「なにこの曲?」って調べたら、テイラーの『Our Song』で。そこから、テイラー本人がアコギで弾いているバージョンも見つけて、「この曲を弾きたい!」と、ギターを手に取ったんです。それがギターを始めるきっかけで、いま私はシンガーソングライターをしてます。
グローバー:人生を変えた1曲ですね。
■ミュージックビデオもチェックしてほしい曲TOP3
番組では「chayが選ぶ、映像の世界観丸ごと魅力! ミュージックビデオもチェックしてほしいテイラー・スウィフトの曲TOP3」を紹介した。
3位:『Love Story』
chay:だって、もうお姫様になってるんですよ! 歌詞にもあるんですけど『ロミオとジュリエット』を自分で再現してるようなミュージックビデオなので、貴族の衣装を着ていたりもするんです。ここまで再現すると逆に斬新というか。すごくかわいいし、乙女心が詰まった一曲なので、女子はみんな好きだと思います。
グローバー:乙女心の頭の中はこれくらい本格的なプリンセスになっているんですね。
chay:これをテイラーがやるから、お花畑感はないんですよ。オシャレに落とし込めてるところがテイラーのよさだと思います。
2位:『Mean』
chay:自分がイジメられた実体験をもとに書かれていて、「そんなことしなくていいじゃん」「そんなこと言わなくたっていいじゃん」っていう本当にストレートな歌詞なんです。カントリーミュージックでよく使われるバンジョーって楽器を持って歌うテイラーの姿も大好きですね。彼女のミュージックビデオはちょっとレトロな香りがするようなものが多いんですけど、この曲の途中で出てくる50年代とか60年代を意識したような衣装や髪型、舞台も素敵なレトロクラシカル感があって大好きなんです。あとテイラーのアナログなかわいさが好きなんです。テイラーはちょっとコミカルさを入れるんだけど、それを最先端のCGとかを使わずにあえて舞台に仕立てる感じも大好きですね。
1位:『You Belong With Me』
chay:このミュージックビデオはマジで唯一無二ですよね。テイラーにしかできないし、とにかく素晴らしいんです。これを見てテイラーが好きになった人がたくさんいると思います。最初はメガネをかけてちょっとダサめな格好のテイラーが、どんどん素敵に変わっていくっていうストーリーで。「あの子はこうなのに、私は……」とか、他の女の子と比べるような歌詞ともリンクしたミュージックビデオっていうのもすごくかわいいし、ここでテイラーが着ているマーチングバンドの衣装を着て、ライブでこの曲を歌ったりもするので、それも含めてかわいいですよね。
番組では他にも、chayとセレイナが一番好きなテイラーのアルバムを語る場面もあった。
chayは2019年11月にリリースしたアルバム『Lavender』をひっさげてのツアー「chay LAVENDER TOUR 2020」が2月からスタートする。ぜひチェックしてほしい。詳しくは公式サイトから。
J-WAVE『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』では、ゲストを迎え、1組の「レジェンド・ミュージシャン」をテーマに音楽談義を繰り広げている。次回はさらにセレイナがテイラー・スウィフトの魅力に迫る。放送時間は土曜の17時から。お楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年2月1日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』
放送日時:毎週土曜 17時-17時54分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/musicology/