chay、20代最後のアルバムのテーマは「女性ならではの漠然とした焦りや迷い」

J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。11月25日(月)のオンエアにはchayが登場した。ニューアルバム『Lavender』について語った。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月2日28時59分まで)


■chay、新アルバムは武部聡志プロデュース

今回のアルバム『Lavender』は、前作よりも大人っぽい作品に仕上がっているという。

西沢:今回のアルバムのプロデューサーは、武部聡志という大ベテランであり、ポップスの王様であり、ギャラも相当お高そうな方なんですけど、武部さんはどうでした?
chay:厳しくもあり本当に優しい方で、生音にかなりこだわってらっしゃる方なので、「今どきこんな生音でフルバンドでレコーディングできるなんて幸せだな」と痛感しながら1曲1曲丁寧にレコーディングしました。
西沢:歌い方も指示があったの?
chay :ありましたね。基本的には自由に委ねてくださるんですけど、今回は20代最後のアルバムなので、「大人っぽいアルバムにしたい」というのが共通認識としてあって、歌い方もあえていつもよりキーを下げたりとか。
西沢:俺ね、それをすごい感じたんですよ。前の力いっぱい歌うのも若々しくてよかったんですけど、それを抑えて女っぽい艶っぽい部分を出して……声が熟女になった? そういう感じが伝わってきて、やっぱりプロデューサーってそういうところまで管理するから、いろいろと教えを請うたのかな思いました。


■タイトルに込めた想いを語る



アルバム『Lavender』は、紫色の50年代風のレトロな衣装が印象的だ。

西沢:こんな衣装どこで売ってるの? 着てる人いないよね。この意図は?
chay:前作のアルバムから2年5ヶ月ぶりのアルバムということで、私自身も27歳、28歳、29歳の年齢を経て作って、あとから気づいたんですけど、女性ならではの漠然とした焦りとか迷いとか不安が14曲全曲の一貫したテーマになっています。意図して書いたわけじゃないんですけど、今の自分はこういう気持ちなんだと気づいたので、タイトルにもそういう気持ちをうまく表現したくて、あんまりネガティブな言葉はchayらしくないと思って、模索している中でラベンダーの花言葉が『繊細、疑い、期待、許し合う愛』で、今の気持ちとリンクしたので選びました。
西沢:これすごい目立つよね。CDショップでも目立つよ。衣装、素晴らしいし、すごいお似合いでございますよ。
chay:嬉しいです。あれピストンさん今日おかしいな?
西沢:こんなに綺麗な人だったら俺一緒に食事行きたいよ。紹介してくれないかな。
chay:いや、それ私! 目の前にいるんですけど(笑)。

chayの3rdアルバム『Lavender』は現在発売中。さらに2020年2月からは『chay LAVENDER TOUR 2020』の開催も決定している。

J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』は、毎週月曜から木曜の16時30分から19時まで放送中。次回もお楽しみに。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月2日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/

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