音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
GOING UNDER GROUND・松本素生、バンド解散の危機を救った「メンバーの言葉」を明かす

GOING UNDER GROUND・松本素生、バンド解散の危機を救った「メンバーの言葉」を明かす

J-WAVEで放送中の『GOLD RUSH』(ナビゲーター:渡部 建)のワンコーナー「CUSTOMLIFE MEET UP」。1月10日(金)はゲストにGOING UNDER GROUNDの松本素生が登場した。

松本は、同番組で渡部がお休みの日に、代理でナビゲーターを務めたことがある。今回は、渡部がGOING UNDER GROUNDの紆余曲折をインタビュー。また、最近衝動買いした物など、私生活にも迫った。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年1月17日28時59分まで)


■GOING UNDER GROUNDにとっての「同期バンド」は?

GOING UNDER GROUNDは1998年、インディーズでCDデビュー。2001年にシングル『グラフティー』でメジャーデビューした。

渡部:バンドは「同期」って、いつから数えるんですか?
松本:うーん。一緒に対バンしていたのは、BUMP OF CHICKENとかTHE BACK HORNとかACIDMANとか。すごい人たちばっかりですね。
渡部:当時、バンド同士でギスギスするようなことはありました?
松本:どうだったんですかね。その頃、ぼくは仲良しのバンドが全然いなくて、年上のミュージシャンの前座ばっかりやらしてもらって「コバンザメ・バンド」って言われてて(笑)。
渡部:あはは! じゃあ、先輩とうまくやっていたと。
松本:そうですね。揉まれながら。
渡部:我々、お笑い界の20数年前はめちゃめちゃギスギスしてたんですよ。みんなでいても話さないし、笑わなかった。
松本:それがどこから変わっていったんですか?
渡部:やっぱり歳を取っていくと、お笑いは共同作業だと気づき始めるんですよ。だから、人が言ったことにより多く笑うようになって、その代わり「俺が言ったことでも笑ってよ」っていう、持ちつ持たれつの関係になるんです(笑)。
松本:ははは(笑)。


■「バンドを辞めよう」 思いとどまらせた一言は

現在は松本素生(Vo.)、中澤寛規(Gt.)、石原 聡(Ba.)の3人で活動するGOING UNDER GROUNDだが、もともとは5人組だった。2009年に伊藤洋一(Key.)が、2015年に河野丈洋(Dr.)が脱退している。紆余曲折がある中で、辞めようと思ったことはなかったのか。

松本:ありました、2回。「ソロになろう」とかではなくて、バンド辞めようと考えたことはありましたね。自分はバンドでありたいと思っているので、「もういいかな」ってことが。
渡部:「辞めて何しよう」とか思いました?
松本:なんか、造園業とか。
渡部:あはは。見た目は似合うけど(笑)。
松本:職人さんになりたかったですね。

とくに、2015年に河野が脱退したときは、「辞めよう」という気持ちが強くなったという。河野はドラムだけではなく、シングル曲を含めて多くのソングライティングを担当し、自身がリードボーカルをとることもあった。2006年にJ-WAVEのキャンペーンソングとして書き下ろした『ハミングライフ』も、河野が作詞作曲している。

松本:ドラムがいなくなるとけっこう大変なので「辞めよう」となったんですけど、バンドで一番ポンコツなベースの石原 聡だけが「バンドを続けよう」って言ったんですよ(笑)。俺とギターの中澤はビックリして「こいつ、頭のネジが変になってるな」って。でも、一晩考えて「まだやれるかな」と思ったんです。
渡部:石原さんのひと言のおかげですね。
松本:でも、石原は「バンドを続けよう」って言ったことを覚えてないんですよ。
渡部:(笑)。
松本:「ぼく、そんなこと言ったかな」って(笑)。


■息子の寒中見舞いに衝撃

続いては、家庭の話題に。松本の息子は小学校5年で、野球好きなのだとか。

松本:息子は野球体形ですごいですよ。身体デカいし、お尻もデカいですね。
渡部:最高ですね。打ってよし、守ってよし。
松本:あと、渡部さんみたいに野球観戦も好きでデータも取っていて。だからぼくが知ったかぶりで選手のこととか言うと「そういう人に言われたくない」ってバカにされるんです。すでに昭和時代の野球まで詳しいです。この前もORANGE RANGEのメンバーと息子が昭和の野球について話していましたから。
渡部:息子さんはどのチームのファンなの?
松本:チームではなくプロ野球のファンですね。渡部さんに似ていると思います。
渡部:それならプロ野球のあと、アマチュアにいきますよ。高校、中学校、小学校……。
松本:小学校まで!?
渡部:大学、社会人、独立リーグってどんどんワイドになっていきます。小学校はリトルリーグの全国大会を観戦したこともありましたね。
松本:そこにいる選手がプロになったりするんですか。
渡部:もちろん。「あのときにいたデカいピッチャーが、早稲田実業に入ったんだ!」みたいなパターンはありますね。たまらないです。

松本自身は12歳からバンドをしていたが、息子は野球ほど音楽に興味がある様子ではないそうだ。

松本:この前、息子が学校の授業で先生に寒中見舞いを出すことがあって、そのハガキが家に置いてあったんです。まわりをバンド名で囲ってあったんですけど、Official髭男dism、サンボマスター、ORANGE RANGE、サカナクションって書いてあって。
渡部:はっはっは(笑)。
松本:親父のバンドには興味ないみたいでした。これは完全にさみしかったですね。





■最近、買ったもの&ほしいものは?

「CUSTOMLIFE MEET UP」では、ゲストに買い物にまつわる話を聞いている。最近、松本が買ったのは、オラソニックのBluetoothスピーカー。

松本:見た目がよくて衝動買したんですけど、超便利です。自分の部屋にはステレオがあるんですけど、居間にこれを置いてます。低音がハンパないですね。クラブくらい出ますね。
渡部:なんでリビングで低音きかせてるんですか(笑)。
松本:サイズは小さいんですけど、低音はグングン響きますね。
渡部:写真を見るとデザイン的にもかっこいいですね。
松本:そうなんです。まわりが木になってて、真ん中が無機質な感じで。

渡部が「これまでに人生を変えたような買い物はありますか?」という質問をすると、「先輩から売ってもらったエレキギターかなあ」とミュージシャンらしい返答。

松本:中学1年生のときに。1万5000円って言われたんですけど、なぜか2万5000円払ったんですよ。これでギターを覚えたんですけど、ケースがなかったんで自転車のカゴに入れてましたね(笑)。
渡部:田舎の少年(笑)!

今ほしいものは「包丁」とのこと。その理由は?

松本:今、週に1回だけお店をやってるんですよ。「恵崎商店」っていう。高円寺で「どりーむずかむとぅるー」っていう会社があって、そこの社長が僕と同い年なんですよ。で、2人で週一日だけお店やっていて。
渡部:もともとある店を間借りしているんですか?
:彼は「もう社長だから現場に出ないでくれ」っていろんな人に言われちゃって、「寂しいから一緒にやらないか?」って、一緒にやってるんです(笑)。
渡部:へー! 料理は素生くんが作ってるの?
松本:二人で仕込んでます。おばんざいみたいな感じで。
渡部:(写真を見て)おいしそう!
松本:だから、マイ包丁がほしいですね。切れる包丁がほしいです。板前さんみたいに。



GOING UNDER GROUNDは、1月18日(土)に東京キネマ倶楽部で、星や夜をテーマにしたライブ「星旅selection」を行う。また、2005年のアルバム『h.o.p.s.』リリースから15年目となる2月9日(日)に、アニバーサリーワンマンライブ「『h.o.p.s.』15th anniversary LIVE!!」を、新横浜NEW SIDE BEACH!!で開催。詳しくはオフィシャルサイトへ。

J-WAVE『GOLD RUSH』のワンコーナー「CUSTOMLIFE MEET UP」では、幅広いジャンルから“旬”な人物にフォーカス。活動やライフスタイル、買い物について、渡部が幅広くインタビューする。過去のゲストのトークは公式ページにも掲載されているので、ぜひチェックしてほしい。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年1月17日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『GOLD RUSH』
放送日時:毎週金曜 16時30分-20時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。

  • 新規登録簡単30
  • J-meアカウントでログイン
  • メールアドレスでログイン