J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVEがプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。12月3日(火)のオンエアでは、AATAの『Blue Moment(with ESME MORI)』をピックアップ!
■ギターを始めたきっかけは、エアーギター選手権
東京生まれ東京育ちのシンガーソングライター、AATA。J-WAVE出演にあたり、「受験勉強中や車の中などで、J-WAVEを聴いていたから、すごく嬉しい」と感想を述べる。番組初登場ということで、まずは自己紹介をしてもらった。
AATA:2013年の夏から音楽活動を開始しました。もともとは、「あーた」という名前で、今よりももっとアコースティックなポップスをやっていました。色んなミュージシャンと出会っていく中で、今のようなラップも織り交ぜたシティーポップというものに興味を持ちました。2018年に、ディスクユニオン主催の「DIVE INTO MUSIC.オーディション」に合格したのをきっかけに名義を「AATA」に変更し、今のようなスタイルになりました。
そんなAATAの最初の音楽原体験は、なんだったのだろうか。
AATA:自分の一番古い音楽の記憶は、母のカーステレオからいつも流れていた荒井由美さんでした。小学校までは、ヴァイオリンをやっていたんですが、中学時代はバスケ部に入って部活に必死で、音楽を熱心に聴くという感じではありませんでした。高校時代は、姉や友達の影響で当時流行っていた音楽を聴くようになり、テレビでエアーギター選手権を見て感動して、ギターを始めました。
ギターを始めてからは、フリッパーズギターなどの渋谷系と呼ばれる音楽や、アシッドジャズに興味を持つようになり、そこからソウルやファンク、ボサノバなどの洋楽を聴くようになったという。今は、HONNEとトムミッシュがとても好きとのことだ。
■「今の自分は、夜明け前のBlue Momentかもしれない」
SONAR TRAXに選ばれた『Blue Moment(with ESME MORI)』は、どのように制作されたのだろうか。
AATA:ちょうど1年ほど前、長く在籍していたレーベルから抜けたり、私生活でも人間関係において転機になることがポツポツとありました。当時は自分を見つめ直したり、自分自身と対話したりしました。その中で、自分が本当にやっていきたいことや、こういう人たちと一緒にいる自分が好きだなとか、自分の心の深くにあったことがやっとわかった気がしたんです。それに気付くまでの過程を忘れないために、自分の中での、ただの気付きではなくて、何か作品として消化してあげるために曲にしたいと思いました。
AATAは、自分の中で考えて試して、修正して、また試して、とそういう過程がすごく重要だと話す。
AATA:その過程も、もしかすると、数字にしてみれば、それは成功とは程遠いように見えるかもしれない。でも、タイミングが違ったり、あと1回の修正と挑戦で夜明けが来るかもしれない。今、こうやって奮闘する自分は夜明け前のBlue Momentかもしれない、そう思ってこの曲を書きました。自分と同じように奮闘する誰かの、あと1回を応援できる曲に成長していってくれたら、ほんとに嬉しいなと思います。難しい事を色々話してしまいましたが、つまりはむちゃくちゃ良い曲が出来ました!
さらに、「自分との対話で生まれる葛藤や拭いきれない不安、一瞬見える希望、そんな混沌とした心のうちを、ESME MORIさんのトラックのおかげで、しっかり曲の中で表現できたと思う」と続けた。
【AATA『Blue Moment(with ESME MORI)』を聴く】
AATA は、12月11日(水)にフルアルバム『BLUE MOMENT』をリリースした。そこから、関西や札幌などでツアーを行う。ツアーファイナルとして、3月12日(木)にAATA初のホールワンマンライブ「AATA one man live "BLUE MOMENT"」を開催する。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
■ギターを始めたきっかけは、エアーギター選手権
東京生まれ東京育ちのシンガーソングライター、AATA。J-WAVE出演にあたり、「受験勉強中や車の中などで、J-WAVEを聴いていたから、すごく嬉しい」と感想を述べる。番組初登場ということで、まずは自己紹介をしてもらった。
AATA:2013年の夏から音楽活動を開始しました。もともとは、「あーた」という名前で、今よりももっとアコースティックなポップスをやっていました。色んなミュージシャンと出会っていく中で、今のようなラップも織り交ぜたシティーポップというものに興味を持ちました。2018年に、ディスクユニオン主催の「DIVE INTO MUSIC.オーディション」に合格したのをきっかけに名義を「AATA」に変更し、今のようなスタイルになりました。
そんなAATAの最初の音楽原体験は、なんだったのだろうか。
AATA:自分の一番古い音楽の記憶は、母のカーステレオからいつも流れていた荒井由美さんでした。小学校までは、ヴァイオリンをやっていたんですが、中学時代はバスケ部に入って部活に必死で、音楽を熱心に聴くという感じではありませんでした。高校時代は、姉や友達の影響で当時流行っていた音楽を聴くようになり、テレビでエアーギター選手権を見て感動して、ギターを始めました。
ギターを始めてからは、フリッパーズギターなどの渋谷系と呼ばれる音楽や、アシッドジャズに興味を持つようになり、そこからソウルやファンク、ボサノバなどの洋楽を聴くようになったという。今は、HONNEとトムミッシュがとても好きとのことだ。
■「今の自分は、夜明け前のBlue Momentかもしれない」
SONAR TRAXに選ばれた『Blue Moment(with ESME MORI)』は、どのように制作されたのだろうか。
AATA:ちょうど1年ほど前、長く在籍していたレーベルから抜けたり、私生活でも人間関係において転機になることがポツポツとありました。当時は自分を見つめ直したり、自分自身と対話したりしました。その中で、自分が本当にやっていきたいことや、こういう人たちと一緒にいる自分が好きだなとか、自分の心の深くにあったことがやっとわかった気がしたんです。それに気付くまでの過程を忘れないために、自分の中での、ただの気付きではなくて、何か作品として消化してあげるために曲にしたいと思いました。
AATAは、自分の中で考えて試して、修正して、また試して、とそういう過程がすごく重要だと話す。
AATA:その過程も、もしかすると、数字にしてみれば、それは成功とは程遠いように見えるかもしれない。でも、タイミングが違ったり、あと1回の修正と挑戦で夜明けが来るかもしれない。今、こうやって奮闘する自分は夜明け前のBlue Momentかもしれない、そう思ってこの曲を書きました。自分と同じように奮闘する誰かの、あと1回を応援できる曲に成長していってくれたら、ほんとに嬉しいなと思います。難しい事を色々話してしまいましたが、つまりはむちゃくちゃ良い曲が出来ました!
さらに、「自分との対話で生まれる葛藤や拭いきれない不安、一瞬見える希望、そんな混沌とした心のうちを、ESME MORIさんのトラックのおかげで、しっかり曲の中で表現できたと思う」と続けた。
【AATA『Blue Moment(with ESME MORI)』を聴く】
AATA は、12月11日(水)にフルアルバム『BLUE MOMENT』をリリースした。そこから、関西や札幌などでツアーを行う。ツアーファイナルとして、3月12日(木)にAATA初のホールワンマンライブ「AATA one man live "BLUE MOMENT"」を開催する。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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