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福岡発の4人組バンド・ユアネス、「忘れずに想い続ける」ことを表現! こだわり抜いて作った楽曲とは?

福岡発の4人組バンド・ユアネス、「忘れずに想い続ける」ことを表現! こだわり抜いて作った楽曲とは?

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVEがプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。11月20日(水)のオンエアでは、ユアネスの『紫苑』をピックアップ!


■コンセプトは、“死生観”

ユアネスは、2014年に福岡で結成した4人組バンド。メンバーは、黒川侑司(Vo.&Gt.)、古閑翔平(Gt.)、田中雄大(Ba.)、小野貴寛(Dr.)。2017年には、ロッキング・オン主催のオーディション「RO JACK」で優勝し、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」のステージに立つ。音源作品はポエトリーリーディングから始まり、1枚を通して1つの物語になっているのが特徴だ。

この春からは、深夜1時からの番組『THE KINGS PLACE』の木曜日ナビゲーターも担当し、J-WAVEとしてもゆかりのあるバンド。そんなユアネスは、11月20日(水)にセカンドEP『ES』をリリースした。その収録曲『紫苑』が、SONAR TRAXに選出。番組では、メンバーのコメントを交えながら、『紫苑』について迫った。まず、このニューEP『ES』はどんな作品になっているのだろうか。

黒川:コンセプトとしては、「死生観」だったり「人は花のようである」という、言ってしまえば、人間が持っている「死」や「生」に対する想いを楽曲にして、今回の作品にしました。タイトルの『ES』なんですけど、これはちょっと説明が難しくて……自我は、エゴからスーパーエゴ、ESへと変わるたびに奥深くにある感情になっていき、その中でもESは、自分の無意識下にある自我、つまり心の奥底に秘めてるもの、概念の一部のことです。それを作品のタイトルにすることによって、死生観や人間が誰しも持っている感情を表現できればと思ってタイトルにしました。


■『紫苑』の元になったのは『今昔物語集』

続いて、SONAR TRAXに選ばれた『紫苑』についても教えてもらった。

黒川:「紫苑」という花があって、その花言葉が「あなたを忘れない。追憶。遠くにいる人を想う」です。この曲の元になった『今昔物語集』の話では、亡くなった父親を忘れないためにこの「紫苑」という花を供え続けたという、子供の話になっていて、その話に感銘を受けました。だから、僕も人を忘れない、想い続けるという曲を書きたいなと思って、今回この楽曲を作りました。
古閑:自分たちはギターロックと言われているけど、歌メロの綺麗さと、裏メロとなっているギターのリフ、かつ、ベースとドラムのリズムの広がりやタイトな感じなど、一個一個細かくこだわって作ったので、そこも聴いてもらえたら嬉しいです。

【ユアネス『紫苑』を聴く】

そんなユアネスは、『紫苑』が収録されたニューEP『ES』のリリースに伴い、来年ワンマンツアー「One Man Live Tour 2020 "ES"」を行う。リリース自体が約1年ぶりとなるユアネスだが、ワンマンツアーについて「ライブでもあまり新曲ができてなかったので、ようやくこのツアーで新曲をたくさんできる。作品の良さもしっかり伝えつつ、みなさんの新曲へのワクワクを超えられるようなライブにしたい」と意気込みを語った。

ユアネスの「One Man Live Tour 2020 "ES"」、東京公演は2月16日(日)、恵比寿LIQUIDROOMで行われる。ライブ情報など、詳細はユアネスのオフィシャルサイトをチェック!

【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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