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Suchmos・YONCEとOKが楽曲『BOUND』の製作エピソードを明かす

Suchmos・YONCEとOKが楽曲『BOUND』の製作エピソードを明かす

J-WAVEで放送中の『SPARK』(水曜担当ナビゲーター:Suchmos)。12月18日(水)のオンエアでは、YONCEとOKが登場。リスナーからの質問に答え、楽曲『BOUND』の制作秘話を語った。


■FMラジオ放送局・J-WAVEの魅力を語る

リスナーから「『STAY TUNE』のMVがきっかけで、撮影場所であるJ-WAVEの本社に惹かれました。J-WAVEの魅力を教えてください」というメッセージが寄せられた。

OK:2018年に開局30周年を迎えましたよね。FM局は、音楽を中心に据えられています。アーティストが担当する番組もそうだし、音楽に造詣が深い人たちが、好きな楽曲やトレンドの楽曲を紹介する番組があって。(本社がある)六本木っていう土地柄も相まって、都市に暮らす人たちに“安らぎ”を提供している局だと思います。
YONCE:そうだね。あとは、色んな人が集まる場所です。たまに社内でライブをやったりしていますね。
OK:俺、『クリスマスキャロルの頃には』の稲垣潤一さんを見たことがある! 俺たちが番組後に写真を撮る場所で歌っていて。「本物だ!」ってなった。
YONCE:(笑)。あとは色んなアーティストの新譜をいち早く聴いて、ラジオで届けることができる。いろんな仕事はあるだろうけど、めちゃくちゃエキサイティングな場所ではあるだろうなとは思います。いろんな情報や新しい物事を受け取って、発信する場所です。


■『BOUND』制作秘話

3月27日に発売されたアルバム『THE ANYMAL』に収録されている楽曲『BOUND』の製作エピソードを2人が明かした。

YONCE:Suchmos的に難産だった曲として、『BOUND』を選びました。この曲はアレンジが大幅に変わっています。あと、歌詞も最後のほうに出来上がったんだよね。しかも、レコーディング中にアコースティックギターのDADGADのチューニングを変えて演奏して。あれってたしか、OKがミックスルームでギターをジャガジャガやっていたら「あれ、これって(曲と)合ってない?」ってなってね。DADGADっていう特殊なチューニングがハマった。アレンジの面で紆余曲折しまくった曲だね(笑)。
OK:(笑)。本当にそうだった。ちょっとYONCEを困らせてしまった場面もあったね。
YONCE:最初のアレンジがさ、ソリッドでアグレッシヴな雰囲気だったよね。ラウドでもあって。そこから、このオーガニックな質感に持っていけたのはすごいと思う。レコーディングをしていくなかでの、モチベーションとか旬が変わってきちゃって、自分たちが振り回されてしまった曲だね(笑)。
OK:言えている(笑)。
YONCE:『BOUND』を収録していたときって『THE ANYMAL』の制作のなかで折り返していたぐらいで。すでに撮り終わっている曲とテイストを見比べてみたときに「このままだと悪目立ちする曲になっちゃうな」っていうのはあったね。そういう意味でも、すごくいい着地ができた曲だと思う。
OK:それもあったね。結果的に、オーガニックでドリーミーになった。
YONCE:他で聴けないような感覚の音楽になったんじゃないかな。
OK:すごく“偶然”を採用していった曲。自分たちが今『BOUND』を作れって言われたら、なかなかできないと思う。
YONCE:『BOUND』って、ライブでやっていなかったりするしね。ちょっと準備して、できればやりたいです。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月25日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時-25時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/spark/

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