J-WAVEで放送中の番組『SEIKO SOUND STORAGE』では、ミュージシャンやスポーツ選手など、各界で活躍するゲストがマンスリーで自らの音楽遍歴を語る。12月は、12月25日（水）に3rdアルバム『α』をリリースするシンガーソングライターの山本 彩が登場。シンガーソングライターを志したきっかけや影響を受けたアーティスト、曲作りのポイントを語った。
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2019年12月13日28時59分まで）
■アヴリル・ラヴィーンに憧れて買ってもらったギター
2010年にNMB48のメンバーとしてデビューし、2018年にグループを卒業。2016年にはすでにシンガーソングライターとしてソロデビューするなど、グループと並行して精力的に音楽活動をしてきた。そもそも山本がシンガーソングライターを志したきっかけは、母の影響で好きになったアヴリル・ラヴィーンだという。
山本：小学生の時にギターを弾いて歌うアヴリルを見て「めちゃくちゃカッコいい。私もこんな風になりたい」と思いました。それから母にギターを買ってもらい、ギターを弾くようになったのがシンガーソングライターを目指したきっかけです。
アヴリル・ラヴィーンのほかにも、中島みゆきや椎名林檎、YUKIなど日本の女性シンガーソングライターにも影響を受けてきた。
山本：中島みゆきさんは、高校の国語の教科書に歌詞が載っていました。文学的にも評価されていることを知って、なんて素晴らしいんだと。「私も言葉で人に力を与えられるような人間になりたいな」と思いましたね。椎名林檎さんはもう、言葉づかいやサウンド、特徴的なメロディ、歌詞など、林檎さんにしか書けない曲ですよね。世界観や演出、視覚的にも魅せるパフォーマンスは、ライブを超えて、ショーだなと思います。
そしてYUKIについては、山本のライブを見た事務所の社長から「YUKIちゃんとかぶったよ」と言われたことがあるのだそう。もともとJUDY AND MARYが好きだったが、その一言によって、それまで以上にYUKIのライブ映像を見るようになったのだとか。
山本：YUKIさんのライブパフォーマンスは、自由で自然体なんですよね。まさにシンガーソングライター。私もありのまま、頭の思うまま、身体の思うまま表現したいなと思いました。
■曲作りのポイントはマイナスの感情とサビ
曲が生まれる瞬間は、マイナスな感情がスタートだと語る山本。
山本：感情的になったり心を揺さぶられたりすると曲を書きたくなります。悔しさや悲しさがエネルギーとなって曲作りに還元されていく。それが私のストレス発散にもなっていますね。いつもギターをポロポロと弾いて鼻歌を乗せて、メロディが先にできたら歌詞を書いていくという工程で作っています。メロディは、サビから作ることが多いです。
山本にとって、サビは曲作りにおける重要なポイント。3rdアルバム『α』の中で、その山本のこだわりを発揮した曲が『追憶の光』だ。この曲のサウンドプロデューサーは小林武史が務めている。
山本：小林さんに、私が作ったデモを聴いてもらったら「サビが弱い」とハッキリ言っていただいて（笑）。サビをサビらしく作る曲もあれば、あえてサビは流れるように作る曲もあるんですが、この曲はミディアムバラードで切ないメロディ。その切なさを、より引き立たせるようなインパクトのあるサビが必要だと言われました。そこでスタジオにこもって、デモとは違うサビのメロディを10パターンくらい作り、その中から小林さんに選んでもらって完成しました。
試行錯誤の末、山本の声がもっとも活きるメロディに仕上がったという『追憶の光』や、マイナスな感情を曲で表現した『棘』などを収録した3rdアルバム『α』。詳しくは公式サイトでぜひチェックしてみてほしい。
『SEIKO SOUND STORAGE』では各界で活躍するゲストがマンスリーで自らの音楽遍歴を語る。放送は毎週金曜日の22時から。お楽しみに！
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PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名：『SEIKO SOUND STORAGE』
放送日時：毎週金曜 22時-22時30分
オフィシャルサイト： https://www.j-wave.co.jp/original/soundstorage/
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■アヴリル・ラヴィーンに憧れて買ってもらったギター
2010年にNMB48のメンバーとしてデビューし、2018年にグループを卒業。2016年にはすでにシンガーソングライターとしてソロデビューするなど、グループと並行して精力的に音楽活動をしてきた。そもそも山本がシンガーソングライターを志したきっかけは、母の影響で好きになったアヴリル・ラヴィーンだという。
山本：小学生の時にギターを弾いて歌うアヴリルを見て「めちゃくちゃカッコいい。私もこんな風になりたい」と思いました。それから母にギターを買ってもらい、ギターを弾くようになったのがシンガーソングライターを目指したきっかけです。
アヴリル・ラヴィーンのほかにも、中島みゆきや椎名林檎、YUKIなど日本の女性シンガーソングライターにも影響を受けてきた。
山本：中島みゆきさんは、高校の国語の教科書に歌詞が載っていました。文学的にも評価されていることを知って、なんて素晴らしいんだと。「私も言葉で人に力を与えられるような人間になりたいな」と思いましたね。椎名林檎さんはもう、言葉づかいやサウンド、特徴的なメロディ、歌詞など、林檎さんにしか書けない曲ですよね。世界観や演出、視覚的にも魅せるパフォーマンスは、ライブを超えて、ショーだなと思います。
そしてYUKIについては、山本のライブを見た事務所の社長から「YUKIちゃんとかぶったよ」と言われたことがあるのだそう。もともとJUDY AND MARYが好きだったが、その一言によって、それまで以上にYUKIのライブ映像を見るようになったのだとか。
山本：YUKIさんのライブパフォーマンスは、自由で自然体なんですよね。まさにシンガーソングライター。私もありのまま、頭の思うまま、身体の思うまま表現したいなと思いました。
■曲作りのポイントはマイナスの感情とサビ
曲が生まれる瞬間は、マイナスな感情がスタートだと語る山本。
山本：感情的になったり心を揺さぶられたりすると曲を書きたくなります。悔しさや悲しさがエネルギーとなって曲作りに還元されていく。それが私のストレス発散にもなっていますね。いつもギターをポロポロと弾いて鼻歌を乗せて、メロディが先にできたら歌詞を書いていくという工程で作っています。メロディは、サビから作ることが多いです。
山本にとって、サビは曲作りにおける重要なポイント。3rdアルバム『α』の中で、その山本のこだわりを発揮した曲が『追憶の光』だ。この曲のサウンドプロデューサーは小林武史が務めている。
山本：小林さんに、私が作ったデモを聴いてもらったら「サビが弱い」とハッキリ言っていただいて（笑）。サビをサビらしく作る曲もあれば、あえてサビは流れるように作る曲もあるんですが、この曲はミディアムバラードで切ないメロディ。その切なさを、より引き立たせるようなインパクトのあるサビが必要だと言われました。そこでスタジオにこもって、デモとは違うサビのメロディを10パターンくらい作り、その中から小林さんに選んでもらって完成しました。
試行錯誤の末、山本の声がもっとも活きるメロディに仕上がったという『追憶の光』や、マイナスな感情を曲で表現した『棘』などを収録した3rdアルバム『α』。詳しくは公式サイトでぜひチェックしてみてほしい。
『SEIKO SOUND STORAGE』では各界で活躍するゲストがマンスリーで自らの音楽遍歴を語る。放送は毎週金曜日の22時から。お楽しみに！
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番組名：『SEIKO SOUND STORAGE』
放送日時：毎週金曜 22時-22時30分
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