J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「MORI BUILDING TOKYO PASSPORT」。12月16日(月)のオンエアでは、クリスマスシーズンに家族で楽しみたい『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』を紹介した。
■大人もハマれるこだわりのポイントは?
『ひつじのショーン』は、世界170の国と地域で放送されているクレイアニメーション。今回の劇場版はシリーズ2作目となる映画作品だ。最新作の撮影について、この作品を監督したウィル・ベチャーが作品の魅力を語った。
ベチャー:今回の作品は、ショーンの新しい友だち・ルーラとの友情を描いた物語です。今まではショーンが楽しくアドベンチャーを繰り広げる物語でしたが、今回はそれ以上に、責任を持つ側に立つという、ショーンにとっても新しい内容になっています。
© 2019 Aardman Animations Ltd and Studiocanal SAS. All RightsReserved.
言葉があまりなく、また登場するキャラクターたちによるいたずらや冒険を、最終的にユーモアでラッピングしているといった、子ども以上に大人もハマる要素たっぷりのこの作品。その他にも、大人もハマれるこだわりのポイントを解説した。
ベチャー:今年はアポロ11号の月面着陸50周年ということで、SFを意識した作品にしました。なかでも新しいキャラクターの名前を考えたときには、月面着陸した乗り物の名前がいろいろと提案されました。最終的には、月面着陸を意味する「Lunar Lander」からルーラと名付けました。もしショーンが言葉を話すことができるならば、ショーンも覚えやすい名前だろうと思って付けました。ぜひチェックして欲しいのは、スーパーマーケットのシーンです。よく見てみると、SF絡みのオマージュがところどころ入っています。何の作品のオマージュなのか、子どもだけではなく大人も楽しめるシーンです。
© 2019 Aardman Animations Ltd and Studiocanal SAS. All RightsReserved.
■進化するアニメーションの世界と、クレイアニメーション業界の現状
2020年に生誕25周年を迎える『ひつじのショーン』シリーズ。今回は、人形を使った撮影を9ヶ月間かけて行い、最も多いときで30人のアニメーターが、1人あたりにつき1日最大2秒の映像を作るということを目指して、撮影に及んだそう。技術が日々進歩する映画の世界だが、クレイアニメーション業界の現状とは。ベチャーはこう話す。
ベチャー:世界中のアニメーションスタジオと同じように、僕らも新作のたびに新しいテクノロジーを開発しています。ただクレイアニメーションに関しては、テクニック自体は100年前とほぼ同じ方法です。新しいものといえば、撮影したものをすぐに見られる環境でしょうか。以前は、遠く離れたロンドンにフィルムを送って、映像にまたそれを戻してからその状態を見ることができました。今は、照明もLEDに変わり、素材も、3Dプリンターを使って短時間で大量に作ることができます。また、新しい技術といえば、今回の作品においては、エイリアンのルーラが登場するためVFXを使っています。そして、このシリーズの中で初めてCGを使ったのが野菜畑のシーンなのですが、さらにいいシーンにするために、進化した技術ももちろん使っています。
ストーリーのみならず、1シーン1シーンにこだわりが詰め込まれた『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』は、新宿ピカデリーほかで公開中。詳しくはオフィシャルサイトで。
© 2019 Aardman Animations Ltd and Studiocanal SAS. All RightsReserved.
『GOOD NEIGHBORS』のワンコーナー「MORI BUILDING TOKYO PASSPORT」では、東京を面白くする、東京を刺激してくれるさまざまなトピックスにフォーカス。放送は月・火・水・木曜の14時頃から。お楽しみに!
【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/
『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』
全国公開中
■監督:リチャード・フェラン、ウィル・ベチャー
■脚本:マーク・バートン、ジョン・ブラウン
■製作:アードマン・アニメーションズ、スタジオ・カナル
2019/イギリス・フランス/アニメーション/英語/カラー/原題 Shaun the Sheep Movie: Farmageddon
■配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES
© 2019 Aardman Animations Ltd and Studiocanal SAS. All RightsReserved.
■大人もハマれるこだわりのポイントは?
『ひつじのショーン』は、世界170の国と地域で放送されているクレイアニメーション。今回の劇場版はシリーズ2作目となる映画作品だ。最新作の撮影について、この作品を監督したウィル・ベチャーが作品の魅力を語った。
ベチャー:今回の作品は、ショーンの新しい友だち・ルーラとの友情を描いた物語です。今まではショーンが楽しくアドベンチャーを繰り広げる物語でしたが、今回はそれ以上に、責任を持つ側に立つという、ショーンにとっても新しい内容になっています。
言葉があまりなく、また登場するキャラクターたちによるいたずらや冒険を、最終的にユーモアでラッピングしているといった、子ども以上に大人もハマる要素たっぷりのこの作品。その他にも、大人もハマれるこだわりのポイントを解説した。
ベチャー:今年はアポロ11号の月面着陸50周年ということで、SFを意識した作品にしました。なかでも新しいキャラクターの名前を考えたときには、月面着陸した乗り物の名前がいろいろと提案されました。最終的には、月面着陸を意味する「Lunar Lander」からルーラと名付けました。もしショーンが言葉を話すことができるならば、ショーンも覚えやすい名前だろうと思って付けました。ぜひチェックして欲しいのは、スーパーマーケットのシーンです。よく見てみると、SF絡みのオマージュがところどころ入っています。何の作品のオマージュなのか、子どもだけではなく大人も楽しめるシーンです。
■進化するアニメーションの世界と、クレイアニメーション業界の現状
2020年に生誕25周年を迎える『ひつじのショーン』シリーズ。今回は、人形を使った撮影を9ヶ月間かけて行い、最も多いときで30人のアニメーターが、1人あたりにつき1日最大2秒の映像を作るということを目指して、撮影に及んだそう。技術が日々進歩する映画の世界だが、クレイアニメーション業界の現状とは。ベチャーはこう話す。
ベチャー:世界中のアニメーションスタジオと同じように、僕らも新作のたびに新しいテクノロジーを開発しています。ただクレイアニメーションに関しては、テクニック自体は100年前とほぼ同じ方法です。新しいものといえば、撮影したものをすぐに見られる環境でしょうか。以前は、遠く離れたロンドンにフィルムを送って、映像にまたそれを戻してからその状態を見ることができました。今は、照明もLEDに変わり、素材も、3Dプリンターを使って短時間で大量に作ることができます。また、新しい技術といえば、今回の作品においては、エイリアンのルーラが登場するためVFXを使っています。そして、このシリーズの中で初めてCGを使ったのが野菜畑のシーンなのですが、さらにいいシーンにするために、進化した技術ももちろん使っています。
ストーリーのみならず、1シーン1シーンにこだわりが詰め込まれた『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』は、新宿ピカデリーほかで公開中。詳しくはオフィシャルサイトで。
『GOOD NEIGHBORS』のワンコーナー「MORI BUILDING TOKYO PASSPORT」では、東京を面白くする、東京を刺激してくれるさまざまなトピックスにフォーカス。放送は月・火・水・木曜の14時頃から。お楽しみに!
【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/
『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』
全国公開中
■監督:リチャード・フェラン、ウィル・ベチャー
■脚本:マーク・バートン、ジョン・ブラウン
■製作:アードマン・アニメーションズ、スタジオ・カナル
2019/イギリス・フランス/アニメーション/英語/カラー/原題 Shaun the Sheep Movie: Farmageddon
■配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES
© 2019 Aardman Animations Ltd and Studiocanal SAS. All RightsReserved.