J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVEがプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。10月1日(火)のオンエアでは、CRCK/LCKSの『KISS』をピックアップ!
■バンド結成のきっかけは、一夜限りのイベント
あっこゴリラのサポートを務めるバンド・BNNZのサックスや、TENDREのサポートもしている小西遼。そんな小西遼が中心となったバンドが、CRCK/LCKSだ。メンバーは、小西遼(Sax/Vocoder/Keyなど)、小田朋美(Vo/Key)、井上銘(Gt)、越智俊介(Ba)、石若駿(Dr)の5人。今回SONAR MUSIC初登場ということで、番組では小西遼、小田朋美の二人のコメントを交えて、さまざまな話を訊いた。まずは、バンド名の由来から。
小西:CRCK/LCKSと書いてクラックラックスと読みます。始めは小田が、"クラクラ"って語呂がいいんじゃないかって。
小田:そう、略してクラクラっていいかなって。語感をかわいい4文字に出来るといいなと思って、クラクラっていう略称からまず考えました。
小西:「CRCK」は爆笑とかひび割れたって意味があって言葉としておもしろいっていうのと、それに「LUCK」の幸運を足して、クラックラックス、略称クラクラでいくことにしました。
CRCK/LCKSを組んだきっかけは?
小西:そもそも最初は「バンド組もうぜ! 」って感じではなくて。イベントで小田の歌を仲良しのミュージシャンたちでやろうぜって集まって、一夜限りでやったんですけど、やってみたら楽しくてね。
小田:けっこう盛り上がって、そこで録音しちゃおうかって。
小西:そのまま録音して、ツアー出てってやってたら、もう4年くらい経っちゃったよね。
小田:あっという間だね。
小西:もう5年目だよ。楽しいですね。
CRCK/LCKS結成当初と比べて、現在は皆が多方面で活躍するようになったと話す。
小西:活動し始めたころは、僕はCRCK/LCKSと自分のプロジェクトしかやってなくて。ドラムの駿も大学卒業したてで、けっこうみんなバラバラでスタートした感じでしたね。みんなミュージシャンとしてこれからってところだったんですけど、今となっては駿はくるりのドラムやったり、小田もクラクラ始まってからceroのサポート入ったりね。
小田:私はクラクラを始めたことによって、いろんな方向に広がったかなって思う。
小西:みんなそうかもね。僕もTENDREなど色々呼んでいただけるようになって、銘も越智もみんなそれぞれ活躍してます。そんな中で、みんなで集まって曲作ってライブやるっていうのは、何度やっても刺激のあるいいバンドだなとすごく楽しんでいます。
■昔より歌を大切にするようになった
続いて楽曲制作について訊いてみた。
小西:去年の頭に僕がコンピューターを導入してから、それぞれ作ることも増えたよね。それまでは俺が小田のとこ行って、小田が俺のとこ来て、一緒にスタジオ入ってとかでした。それで出来た曲をバンドでアレンジしてって感じでしたね。
小田:コンピューターを導入してからは、お互い曲の破片を送り合って、それを曲にまとめていくみたいな。それぞれ一人で作るときもあるし、二人で作るときもあるし、それをバンドに持って行って、みんなでアレンジするっていうのが基本的なやり方ですね。
小西:小田とか、駿、越智の曲はしっかり出来た状態が多かったけど、最近になるにつれて破片っていうか、みんなでパーツを組み合わせていく感じになってきたよね。
小田:うん。まだ出来上がっていない形で、バンドでみんなで相談しながらっていうのが増えたと思う。
小西:みんなのアイディアはそのまま使うこともあるけど、それをこねくり回して、みんなでアレンジを考えていくようなことは多くなったような気はするね。
小田:そうだよね。4年やってるけど、やっていくにつれて昔より歌を大切にするようになったよね。
小西:うん。そうしなきゃっていうよりは、自然とそうなっていったのは面白いよね。
■今のクラクラらしさを感じる曲
そして、今回SONAR TRAXに選ばれた『KISS』について伺うと......。
小田:この曲は、もともとクラクラのために作った曲ではなくて、ちょっと別の機会のために作った曲だったんです。応援ソングみたいなテーマがあって、でもあまり応援歌っぽい感じが頭にはなかったんですけど、書いてみたら"ああ、こういうのもいいな"って思って、それを最初小西に聴かせたんだよね。
小西:そう。俺は最初に聴いたときに、これクラクラでやるの絶対いいなと思って、小田が最初に作ったデモとは最終的には違う感じにはなったけど、道筋は最初の段階でパーっと見えたから、これはクラクラの曲に出来るって思いました。で、そこからアレンジをスタートさせていったって感じですね。
小田:応援するってちょっと恩着せがましい感じになりたくなくて、でも結果的には自分も励ますような、自分が聞きたい言葉を歌ったらいいんだなと思って曲を書きました。"KISS"っていうのが、一つの祝福みたいな気持ちもあって、そういうイメージで作りました。
小西:"KISS"って言葉は直接的だけど、曲として聴いたときは、それにまつわる風景とか気持ちとかもキレイに表現できたかなって思います。だから、これを聴いた人それぞれが、自分の中での"KISS"っていうのを思い描けるような、そんな風に伝わったらいいなと思ってます。小田が持ってきた曲をただやったんじゃなくて、みんなでいろんなアレンジをして、クラクラならではのアイディアと展開のさせ方みたいなものが息づいているって意味でも、今のクラクラらしさをすごく感じる曲になったと思います。
曲を聴いたあっこゴリラは「クラクラってほんと最高ですよね。エリート集団なのに、それを全く感じさせず、心地良くさせてくれて、音楽愛に溢れてますよね。私も遼ちゃんと一緒にやってても理論じゃなくて、ラフにいろんなことやってくれて、面白かったり気持ち良い方を選んでくれるから、そういうのがやっぱり音に表れてますよね」と感想を述べた。
CRCK/LCKSは、10月16日(水)にファーストアルバム『Temporary』をリリース。12月18日(水)に全国ツアーファイナルとなる、TSUTAYA O-EASTでのワンマンライブが控えている。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
■バンド結成のきっかけは、一夜限りのイベント
あっこゴリラのサポートを務めるバンド・BNNZのサックスや、TENDREのサポートもしている小西遼。そんな小西遼が中心となったバンドが、CRCK/LCKSだ。メンバーは、小西遼(Sax/Vocoder/Keyなど)、小田朋美(Vo/Key)、井上銘(Gt)、越智俊介(Ba)、石若駿(Dr)の5人。今回SONAR MUSIC初登場ということで、番組では小西遼、小田朋美の二人のコメントを交えて、さまざまな話を訊いた。まずは、バンド名の由来から。
小西:CRCK/LCKSと書いてクラックラックスと読みます。始めは小田が、"クラクラ"って語呂がいいんじゃないかって。
小田:そう、略してクラクラっていいかなって。語感をかわいい4文字に出来るといいなと思って、クラクラっていう略称からまず考えました。
小西:「CRCK」は爆笑とかひび割れたって意味があって言葉としておもしろいっていうのと、それに「LUCK」の幸運を足して、クラックラックス、略称クラクラでいくことにしました。
CRCK/LCKSを組んだきっかけは?
小西:そもそも最初は「バンド組もうぜ! 」って感じではなくて。イベントで小田の歌を仲良しのミュージシャンたちでやろうぜって集まって、一夜限りでやったんですけど、やってみたら楽しくてね。
小田:けっこう盛り上がって、そこで録音しちゃおうかって。
小西:そのまま録音して、ツアー出てってやってたら、もう4年くらい経っちゃったよね。
小田:あっという間だね。
小西:もう5年目だよ。楽しいですね。
CRCK/LCKS結成当初と比べて、現在は皆が多方面で活躍するようになったと話す。
小西:活動し始めたころは、僕はCRCK/LCKSと自分のプロジェクトしかやってなくて。ドラムの駿も大学卒業したてで、けっこうみんなバラバラでスタートした感じでしたね。みんなミュージシャンとしてこれからってところだったんですけど、今となっては駿はくるりのドラムやったり、小田もクラクラ始まってからceroのサポート入ったりね。
小田:私はクラクラを始めたことによって、いろんな方向に広がったかなって思う。
小西:みんなそうかもね。僕もTENDREなど色々呼んでいただけるようになって、銘も越智もみんなそれぞれ活躍してます。そんな中で、みんなで集まって曲作ってライブやるっていうのは、何度やっても刺激のあるいいバンドだなとすごく楽しんでいます。
■昔より歌を大切にするようになった
続いて楽曲制作について訊いてみた。
小西:去年の頭に僕がコンピューターを導入してから、それぞれ作ることも増えたよね。それまでは俺が小田のとこ行って、小田が俺のとこ来て、一緒にスタジオ入ってとかでした。それで出来た曲をバンドでアレンジしてって感じでしたね。
小田:コンピューターを導入してからは、お互い曲の破片を送り合って、それを曲にまとめていくみたいな。それぞれ一人で作るときもあるし、二人で作るときもあるし、それをバンドに持って行って、みんなでアレンジするっていうのが基本的なやり方ですね。
小西:小田とか、駿、越智の曲はしっかり出来た状態が多かったけど、最近になるにつれて破片っていうか、みんなでパーツを組み合わせていく感じになってきたよね。
小田:うん。まだ出来上がっていない形で、バンドでみんなで相談しながらっていうのが増えたと思う。
小西:みんなのアイディアはそのまま使うこともあるけど、それをこねくり回して、みんなでアレンジを考えていくようなことは多くなったような気はするね。
小田:そうだよね。4年やってるけど、やっていくにつれて昔より歌を大切にするようになったよね。
小西:うん。そうしなきゃっていうよりは、自然とそうなっていったのは面白いよね。
■今のクラクラらしさを感じる曲
そして、今回SONAR TRAXに選ばれた『KISS』について伺うと......。
小田:この曲は、もともとクラクラのために作った曲ではなくて、ちょっと別の機会のために作った曲だったんです。応援ソングみたいなテーマがあって、でもあまり応援歌っぽい感じが頭にはなかったんですけど、書いてみたら"ああ、こういうのもいいな"って思って、それを最初小西に聴かせたんだよね。
小西:そう。俺は最初に聴いたときに、これクラクラでやるの絶対いいなと思って、小田が最初に作ったデモとは最終的には違う感じにはなったけど、道筋は最初の段階でパーっと見えたから、これはクラクラの曲に出来るって思いました。で、そこからアレンジをスタートさせていったって感じですね。
小田:応援するってちょっと恩着せがましい感じになりたくなくて、でも結果的には自分も励ますような、自分が聞きたい言葉を歌ったらいいんだなと思って曲を書きました。"KISS"っていうのが、一つの祝福みたいな気持ちもあって、そういうイメージで作りました。
小西:"KISS"って言葉は直接的だけど、曲として聴いたときは、それにまつわる風景とか気持ちとかもキレイに表現できたかなって思います。だから、これを聴いた人それぞれが、自分の中での"KISS"っていうのを思い描けるような、そんな風に伝わったらいいなと思ってます。小田が持ってきた曲をただやったんじゃなくて、みんなでいろんなアレンジをして、クラクラならではのアイディアと展開のさせ方みたいなものが息づいているって意味でも、今のクラクラらしさをすごく感じる曲になったと思います。
【先行配信】
— CRCK/LCKS_official (@crcklcks) October 3, 2019
10/16発売の新譜『Temporary』から"Introduction"と"KISS"を解禁しましたぜひ聴いてね
Apple Musichttps://t.co/JpYNAU3446
Spotifyhttps://t.co/HGvQmWp7i6
iTuneshttps://t.co/pEZbtInLqG pic.twitter.com/kNQdZn8OQi
曲を聴いたあっこゴリラは「クラクラってほんと最高ですよね。エリート集団なのに、それを全く感じさせず、心地良くさせてくれて、音楽愛に溢れてますよね。私も遼ちゃんと一緒にやってても理論じゃなくて、ラフにいろんなことやってくれて、面白かったり気持ち良い方を選んでくれるから、そういうのがやっぱり音に表れてますよね」と感想を述べた。
CRCK/LCKSは、10月16日(水)にファーストアルバム『Temporary』をリリース。12月18日(水)に全国ツアーファイナルとなる、TSUTAYA O-EASTでのワンマンライブが控えている。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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