J-WAVEの番組『GOLDEN PASS』(ナビゲーター:藤田琢己)。10月20日(日)のオンエアでは、「ラグビーワールドカップ2015」で活躍した元日本代表の山田章仁が登場。「ラグビーワールドカップ2019™日本大会」の様子を語った。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年10月27日28時59分まで)
■日本代表は世界トップレベル!
番組が収録されたは「ラグビーワールドカップ2019™日本大会」の日本VSスコットランドが行われた日。そこで日本は歴史的な勝利を掴み、準々決勝にコマを進めた。この試合を、山田は声を枯らして応援した。
藤田:そのぐらい興奮した試合。史上初ですから、悲願中の悲願。
山田:これは本当に日本のラグビーにとって、すごい歴史ですね。
藤田:しかも全勝。負けなしで決勝トーナメントにいくという結果もまたすごい。
山田:日本代表は世界のトップレベル、トップクラスですね。
■日本代表がここまで強くなった理由
山田は1985年生まれの34歳、福岡県出身。5歳からラグビーを始め、小倉高校から慶應義塾大学に進学。高校・大学では、各世代のラグビー日本代表に選出される。大学卒業後はホンダヒート、パナソニック(旧:三洋電機)、サンウルブズ、NTTコミュニケーションズ、さらにはフランス最高峰リーグのトップ14に属するリヨンにも加入した経歴を持つ。
日本代表として出場した、前回大会の「ラグビーワールドカップ2015」では、サモア戦で伝説的な「忍者トライ」を見せ、多くのラグビーファンの中で語り草となっている。独特のステップと緩急自在の走りで、決定力の高いトライゲッターだ。
藤田:改めて、前回のワールドカップはどんな大会でしたか?
山田:前回はマイナスからのスタートだったので、前回に至るプロセスの4年間は、選手みんな、コーチ陣を含め、非常に大変な思いをしてたと思います。その集大成で2015年のワールドカップ、南アフリカに勝った試合と、3勝できた。日本中のみなさんにラグビーの魅力を少しでも伝えられて、選手としても非常に嬉しかったのを覚えています。
藤田は、山田が"技術やスキルだけではなく、勝つという自信がいちばん大きな原動力に代わりチームの強さになっている"と語ったインタビューを読んだと話す。
山田:勝つ経験を積み重ねていくって非常に難しいことで、今年のワールドカップのメンバーの中にも、前回、前々回で勝つ経験をした選手がいるので、彼らがまた新しい選手と融合していい結果になっていると、そんな流れですね。
日本代表がいきなり強くなったのではなく、今大会まで8年かけて準備した結果だと話した。
■「勝つ」より大切なことを伝えたい
日本代表選手にとって「ラグビーワールドカップ」とは、どのような大会なのだろうか。
山田:日本代表は日の丸を背負って戦うわけですけど、日本人のよさ、日本のよさを伝えられるような大会になるんじゃないかなと思います。もちろん勝つことは大事なんですけど、勝つことを目指して、勝つことよりも大切なことを国民のみなさんに伝えられればいいなという思いでみんなやってくれていると思いますね。
今大会の日本代表の戦いを、山田は「素晴らしいの一言ですね」と絶賛。
山田:前回が海の向こう(イギリス)だったので、なかなかみなさんの声援をダイレクトに受けることができませんでしたけど、今回こうして日本での開催ということで、周りの声も近いです。よく「プレッシャーに感じる」という方もおられますけど、選手は十分にその思いを受け取ってプレーに返すだけの実力とスキルと経験があるので、今回は日本代表にとって非常に大きな大会になっていると思います。
10月20日(日)に開催された準々決勝、日本VS南アフリカは残念ながら敗れてしまったが、ベスト8というかつてない好成績をおさめた。まだまだ続く強豪国同士の対戦。優勝するのはどの国になるのか。最後まで注目したい。
『GOLDEN PASS』では、世界の流れがグローバルに進んでいる今、これからの日本、そして世界を牽引していく若者たちを応援している。放送は毎週日曜の23時から。お楽しみに。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『GOLDEN PASS』
放送日時:毎週日曜 23時-24時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/goldenpass/
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年10月27日28時59分まで)
■日本代表は世界トップレベル!
番組が収録されたは「ラグビーワールドカップ2019™日本大会」の日本VSスコットランドが行われた日。そこで日本は歴史的な勝利を掴み、準々決勝にコマを進めた。この試合を、山田は声を枯らして応援した。
藤田:そのぐらい興奮した試合。史上初ですから、悲願中の悲願。
山田:これは本当に日本のラグビーにとって、すごい歴史ですね。
藤田:しかも全勝。負けなしで決勝トーナメントにいくという結果もまたすごい。
山田:日本代表は世界のトップレベル、トップクラスですね。
■日本代表がここまで強くなった理由
山田は1985年生まれの34歳、福岡県出身。5歳からラグビーを始め、小倉高校から慶應義塾大学に進学。高校・大学では、各世代のラグビー日本代表に選出される。大学卒業後はホンダヒート、パナソニック(旧:三洋電機)、サンウルブズ、NTTコミュニケーションズ、さらにはフランス最高峰リーグのトップ14に属するリヨンにも加入した経歴を持つ。
日本代表として出場した、前回大会の「ラグビーワールドカップ2015」では、サモア戦で伝説的な「忍者トライ」を見せ、多くのラグビーファンの中で語り草となっている。独特のステップと緩急自在の走りで、決定力の高いトライゲッターだ。
藤田:改めて、前回のワールドカップはどんな大会でしたか?
山田:前回はマイナスからのスタートだったので、前回に至るプロセスの4年間は、選手みんな、コーチ陣を含め、非常に大変な思いをしてたと思います。その集大成で2015年のワールドカップ、南アフリカに勝った試合と、3勝できた。日本中のみなさんにラグビーの魅力を少しでも伝えられて、選手としても非常に嬉しかったのを覚えています。
藤田は、山田が"技術やスキルだけではなく、勝つという自信がいちばん大きな原動力に代わりチームの強さになっている"と語ったインタビューを読んだと話す。
山田:勝つ経験を積み重ねていくって非常に難しいことで、今年のワールドカップのメンバーの中にも、前回、前々回で勝つ経験をした選手がいるので、彼らがまた新しい選手と融合していい結果になっていると、そんな流れですね。
日本代表がいきなり強くなったのではなく、今大会まで8年かけて準備した結果だと話した。
■「勝つ」より大切なことを伝えたい
日本代表選手にとって「ラグビーワールドカップ」とは、どのような大会なのだろうか。
山田:日本代表は日の丸を背負って戦うわけですけど、日本人のよさ、日本のよさを伝えられるような大会になるんじゃないかなと思います。もちろん勝つことは大事なんですけど、勝つことを目指して、勝つことよりも大切なことを国民のみなさんに伝えられればいいなという思いでみんなやってくれていると思いますね。
今大会の日本代表の戦いを、山田は「素晴らしいの一言ですね」と絶賛。
山田:前回が海の向こう(イギリス)だったので、なかなかみなさんの声援をダイレクトに受けることができませんでしたけど、今回こうして日本での開催ということで、周りの声も近いです。よく「プレッシャーに感じる」という方もおられますけど、選手は十分にその思いを受け取ってプレーに返すだけの実力とスキルと経験があるので、今回は日本代表にとって非常に大きな大会になっていると思います。
10月20日(日)に開催された準々決勝、日本VS南アフリカは残念ながら敗れてしまったが、ベスト8というかつてない好成績をおさめた。まだまだ続く強豪国同士の対戦。優勝するのはどの国になるのか。最後まで注目したい。
『GOLDEN PASS』では、世界の流れがグローバルに進んでいる今、これからの日本、そして世界を牽引していく若者たちを応援している。放送は毎週日曜の23時から。お楽しみに。
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番組名:『GOLDEN PASS』
放送日時:毎週日曜 23時-24時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/goldenpass/