m-flo・☆Taku Takahashiは「スーパー刺激ジャンキー」「予定調和やキレイなものは嫌い」

J-WAVEで放送中の番組『TRUME TIME AND TIDE』(ナビゲーター:市川紗椰)。8月24日(土)のオンエアでは、m-floのメンバーでDJ・音楽プロデューサーとしても活躍する☆Taku Takahashiが登場。音楽制作や、ファンだと言う『スター・ウォーズ』に関するトークで盛り上がった。


■☆Taku「スーパー刺激ジャンキーなんです」

☆Takuは、1998年にm-floを結成すると、ヒップホップやソウル、ジャズ、ハウスや2ステップなど多彩な音楽性を持つトラックを次々に手掛け、多くのヒット曲を生み出した。幅広く活躍する☆Takuだが、それはそもそもの性格からだと言う。

☆Taku:もともと、いろんなことをするのが好きなんです。例えば、「自分のかけたい曲が流れないんだったら自分でラジオ局始めちゃえ」ってblock.fmっていうの始めたりとか、海外に行って日本のアニメがちゃんと紹介されている場所がないから、OTAQUESTっていう日本のポップカルチャーを発信するメディアを立ち上げたりとか。

その中で現在いちばん注力しているのは、音楽を作ること・聴くこと。自身を「スーパー刺激ジャンキー」「退屈恐怖症」と表現し、予定調和やキレイなものは嫌いだと話す。

☆Taku:常にカタルシスを求めてるんです。アガりたい、エモい、そういうものを求めていても、何かクレイジーなものを入れたくなっちゃうというのがあって、それを絶対に入れるようにしています。

☆Takuにとっての新しい刺激は「自分が初めて知るもの」だそうだ。

☆Taku:「これぜんぜん想定してなかったわ!」みたいな体験が大好きなんです。
市川:確かに、予想もしてなかったことがあるときっていちばん幸せですね。私も好きです。「こう来たか!」って。
☆Taku:でしょ? もちろん「こう来てほしいな」っていうのもあるし、そういうときもあるんだけど、それを超えてまた違うバリエーションで「こう来たか!」と、「これだよね!」が両方混ざるといちばん好きかな。

これを受けて市川は「すごく理論的」と感じたようだ。☆Takuは、自分が音楽業界で長い間活動してこられた理由を「構成能力」と自己分析。「起承転結の作り方とか、そういうのがわりと得意なほう。だから続けられてるんじゃないかな」と話した。


■☆Takuが『スター・ウォーズ』最新作で期待すること

オンエアでは、☆Takuが好きだと言う『スター・ウォーズ』の話題に。シリーズ最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が12月に公開となるが、市川は「期待はしている?」と訊いた。

☆Taku:してない(笑)。
市川:「してない」(笑)。期待はしてないけど、「これだけはやってほしくないこと」と「やってほしいこと」を挙げるのはいかがですか?
☆Taku:期待してるのは、J.J.エイブラムスが戻ってきてるし、なんとかして辻褄をしっかり戻すのと、あと感情移入をさせてほしい。
市川:レイ、フィン、ポー・ダメロンなどの主人公たちは好きになれてますか?
☆Taku:うーんとね......。これね、ラーメン屋さんみたいなものなんですよ。人の数だけ自分の信じるラーメンがあるでしょ?
市川:はい(笑)。
☆Taku:人の数だけ自分の『スター・ウォーズ』があるんですよ。
市川:そうなんですよ。
☆Taku:みんなを満足させようとしちゃってるから、こうなっちゃう。多分。

改めて最新作について、「『盛り上がれないんじゃないかなぁ。どうなのかなぁ』って思う。でも、そこを裏切ってほしい!」と、期待を明かした☆Takuであった。

【番組情報】
番組名:『TRUME TIME AND TIDE』
放送日時:毎週土曜 21時-21時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/timeandtide/

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