J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲20曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。8月28日(水)のオンエアでは、The fin.の『Gravity』をピックアップした。
■イギリス生活で自分の人生が大きく変わった
神戸出身のバンド・The fin.(ザ・フィン)。現在は、ボーカル/ギター/シンセサイザー・Yuto Uchinoと、ベース・Kaoru Nakazawaの2人で活動している。SONAR MUSICで何度かスタジオライブを行った馴染みのあるバンドだ。これまで2枚のフルアルバムと2枚のEPをリリースし、来月には、3rd EPとなる『Wash Away』をデジタルリリースする。そこから先行配信されている『Gravity』が、SONAR TRAXに選出。
The fin.といえば、拠点をイギリスに移していたり、海外ツアーを行ったりと、日本国外での活動がメインの印象がある。現在も、中国ツアー中で、全13公演、すべてソールドアウトの人気ぶり。そんなThe fin.は、もともと海外を視野に入れて活動を始めたのだろうか? イギリスでの生活は、The fin.の音楽にどんな風に現れているのか訊いてみた。
Yuto:The fin.は、最初から英語で曲を書いていたため、日本以外でも活動できるバンドになるだろうとは思っていました。最初のころ、作った曲をSoundCloudにあげていて、そのときに海外からコメントがきたり、ブログにのせてくれたりして、海外の活動が始まりました。イギリスに引っ越したのは、3年半くらい前なんですけど、音楽をやっているというよりは、単純にイギリスで生活したり、イギリスの人たちと触れ合ったり、日本の外に出て環境を変えて自分の人生が大きく変わったという感じだったから、それが自分の作品に変化として出てるかなと思います。
さらに、イギリスの音楽シーンについて訊いた。
Yuto:イギリスの音楽シーンは日本のシーンと違って、音楽のルーツがしっかりしているから、どこへ行ってもルーツミュージックは感じるし、ルーツがありつつ今の音楽が常に鳴ってるシーンだと思うので、なにかひとつが流行ってるというよりは、いろんな音楽があってみんな自由に表現している感じがしますね。
■ここ2年の経験すべてが詰まった作品
今回SONAR TRAXになっている『Gravity』、そしてニューEP『Wash Away』は、どのような作品なのか。
Yuto:今回のEPは、全体的にThe fin.が、海外ツアーを本格的にやり始めてから作った曲ばかりで、イギリスで作った曲が半分以上、日本で作った曲が2曲入っています。作曲した場所が違えば、レコーディングした場所も違って、例えば、同じ曲の中でもドラムは大阪で録って、キーボードはイギリスで録ったりして、本当にいろんな場所で録って完成したEPです。コンセプチュアルというよりかは、ほんとここ2年くらいのバンドや自分の人生を通じて経験したことが、全部詰まったEPになっていると思います。新曲『Gravity』は、去年イギリスで作った曲で、夏にぴったりのサウンドになっていると思うので、みなさん楽しんで聴いてください。
■The fin. 『Gravity』
https://youtu.be/if7wGpgAY10
曲を聴いたあっこゴリラは......。
あっこゴリラ:めっちゃかっこいいんですけど! いろいろ調べてみたら、何年か前に、DYGL、DATS、The fin.でスリーマンライブをやった、って情報が出てきて、"わぁ~! "ってなりました。今、またこのスリーマンやってほしいなって思っちゃいました。イギリスでDYGLと交流あったりするのかな。そのあたりも聞いてみたいですね」
9月13日(金)にリリースされるEP『Wash Away』は、プロデューサーにビヨークなどを手がけるジェイク・ミラーと、ジャミロクワイやレディオヘッドなどを手がけるブラッドリー・スペンスを迎え、マスタリング・エンジニアにはケンドリック・ラマーなどを手掛けているマイク・ボッツィを起用して制作。さらなる進化を遂げたThe fin.のサウンドが詰め込まれている作品となっている。
そんなThe fin.は、日本でのライブも決定している。11月には、自主企画を開催。東京は、11月23日(土)Shibuya WWW X だ。ニューEP、そしてライブも要チェック!
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
■イギリス生活で自分の人生が大きく変わった
神戸出身のバンド・The fin.(ザ・フィン)。現在は、ボーカル/ギター/シンセサイザー・Yuto Uchinoと、ベース・Kaoru Nakazawaの2人で活動している。SONAR MUSICで何度かスタジオライブを行った馴染みのあるバンドだ。これまで2枚のフルアルバムと2枚のEPをリリースし、来月には、3rd EPとなる『Wash Away』をデジタルリリースする。そこから先行配信されている『Gravity』が、SONAR TRAXに選出。
The fin.といえば、拠点をイギリスに移していたり、海外ツアーを行ったりと、日本国外での活動がメインの印象がある。現在も、中国ツアー中で、全13公演、すべてソールドアウトの人気ぶり。そんなThe fin.は、もともと海外を視野に入れて活動を始めたのだろうか? イギリスでの生活は、The fin.の音楽にどんな風に現れているのか訊いてみた。
Yuto:The fin.は、最初から英語で曲を書いていたため、日本以外でも活動できるバンドになるだろうとは思っていました。最初のころ、作った曲をSoundCloudにあげていて、そのときに海外からコメントがきたり、ブログにのせてくれたりして、海外の活動が始まりました。イギリスに引っ越したのは、3年半くらい前なんですけど、音楽をやっているというよりは、単純にイギリスで生活したり、イギリスの人たちと触れ合ったり、日本の外に出て環境を変えて自分の人生が大きく変わったという感じだったから、それが自分の作品に変化として出てるかなと思います。
さらに、イギリスの音楽シーンについて訊いた。
Yuto:イギリスの音楽シーンは日本のシーンと違って、音楽のルーツがしっかりしているから、どこへ行ってもルーツミュージックは感じるし、ルーツがありつつ今の音楽が常に鳴ってるシーンだと思うので、なにかひとつが流行ってるというよりは、いろんな音楽があってみんな自由に表現している感じがしますね。
■ここ2年の経験すべてが詰まった作品
今回SONAR TRAXになっている『Gravity』、そしてニューEP『Wash Away』は、どのような作品なのか。
Yuto:今回のEPは、全体的にThe fin.が、海外ツアーを本格的にやり始めてから作った曲ばかりで、イギリスで作った曲が半分以上、日本で作った曲が2曲入っています。作曲した場所が違えば、レコーディングした場所も違って、例えば、同じ曲の中でもドラムは大阪で録って、キーボードはイギリスで録ったりして、本当にいろんな場所で録って完成したEPです。コンセプチュアルというよりかは、ほんとここ2年くらいのバンドや自分の人生を通じて経験したことが、全部詰まったEPになっていると思います。新曲『Gravity』は、去年イギリスで作った曲で、夏にぴったりのサウンドになっていると思うので、みなさん楽しんで聴いてください。
■The fin. 『Gravity』
https://youtu.be/if7wGpgAY10
曲を聴いたあっこゴリラは......。
あっこゴリラ:めっちゃかっこいいんですけど! いろいろ調べてみたら、何年か前に、DYGL、DATS、The fin.でスリーマンライブをやった、って情報が出てきて、"わぁ~! "ってなりました。今、またこのスリーマンやってほしいなって思っちゃいました。イギリスでDYGLと交流あったりするのかな。そのあたりも聞いてみたいですね」
9月13日(金)にリリースされるEP『Wash Away』は、プロデューサーにビヨークなどを手がけるジェイク・ミラーと、ジャミロクワイやレディオヘッドなどを手がけるブラッドリー・スペンスを迎え、マスタリング・エンジニアにはケンドリック・ラマーなどを手掛けているマイク・ボッツィを起用して制作。さらなる進化を遂げたThe fin.のサウンドが詰め込まれている作品となっている。
そんなThe fin.は、日本でのライブも決定している。11月には、自主企画を開催。東京は、11月23日(土)Shibuya WWW X だ。ニューEP、そしてライブも要チェック!
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/