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MAN WITH A MISSIONが初めての海外ライブで確信したことは?

MAN WITH A MISSIONが初めての海外ライブで確信したことは?

J-WAVEの番組『GOLDEN PASS』(ナビゲーター:藤田琢己)。世界の流れがグローバルに進んでいる今、これからの日本、そして世界を牽引していく若者たちを応援する番組です。

6月9日(日)のオンエアでは、究極の生命体5人組バンド「MAN WITH A MISSION」のJean-Ken Johnnyさんがゲストに登場。ワールドツアーを成功させている秘密や、海外の音楽事情について語りました。

【『GOLDEN PASS』(日曜/23時-24時)】


■初めての海外ライブで確信したこと

Tokyo Tanaka、Jean-Ken Johnny、Kamikaze Boy、DJ Santa Monica、Spear Ribの5人組バンド「MAN WITH A MISSION」は、頭はオオカミ、体は人間という究極の生命体。2010年頃より活動をスタートし、北米ツアーなどアグレッシブな活動を展開。2011年にメジャーデビューを果たし、現在までにアルバム5枚、シングル10枚を発表。アジア・ヨーロッパなど国内外問わず精力的に活動し、世界各地で高い人気を獲得しています。

MAN WITH A MISSIONが初めて海外でライブを行なったのは、まだ活動をスタートさせたばかりの2010年頃。たまたま知人の伝手を通じて、ロスの老舗ライブハウス、ウィスキー・ア・ゴー・ゴーとロキシー・シアターに出演。そのときは遊び気分で参加したライブでしたが、すごく楽しい経験になったそうです。

Johnny:というのも、自分たち自身がどちらかというと「洋楽」とカテゴライズされる音楽やアーティストにものすごく影響を受けてると思うんで、当たり前のように流れている世界の音楽というものに対して、「いつかそうなってやろう!」みたいな思いや、憧れの念があったはずなんですよね。それを実際、お遊びとはいえ海外のお客さんの前でやったときに、反応もあって気持ちよかったし、「これはずっとやっていきたいな」っていうのを改めて確信した瞬間でした。

英語の歌詞については、世界に普遍的なメッセージ性を伝えるのであれば、世界の共通言語である英語詞が適しているとの考えから。それは自分たちが日本に住み、日本がメインの活動場所であったとしても、バンドとしてはいちばんやりやすいスタイルだったそうです。


■音楽的なメッセージは国が違っても届く

海外での活動は、壁や課題をクリアしていく中で、雪だるま式にいつの間にかファンが増えていくのが理想的だというJean-Ken Johnnyさん。初めてロスでライブを行なったときは、もちろんお客さんはMAN WITH A MISSIONのことをまったく知らない状態。しかし、「音楽に純粋に反応している姿を見てると、自分たちが発している音楽的なメッセージだったり要素はこの国にも反応してもらえる術はあるんだなと感じました」と、自分たちがやっていることは間違えてはいないということを確認できた、と当時の気持ちを振り返りました。

藤田:そのチャンスがあれば、それ用に何かを最初から考えなくても、海外に合わせて変えていくのではなく、文化を吸収して自分たちなりにアジャストしているものをまず持っていってもいいのかもしれないですね。
Johnny:それは本当にその通りだと思います。やっぱり何かしら物事を進めるときに、新しい何かに順応しきった状態でやってしまうと、本当に自分たちが今までやってきたものが、果たして○だったのか×だったのかっていうのが、ぜんぜん確認できないまま物事が進んでしまうので、まずは自分たちがどこの段階にいるのかを確認するっていうのは、すごく大事だと思います。


■昔よりも海外ツアーがやりやすくなった理由

MAN WITH A MISSIONがヨーロッパツアーで周る場所は10数カ所にもなります。ヨーロッパはアメリカほど広くはないものの、移動は大変そうです。

Johnny:意外と移動できてしまうんですよね。バス移動で、16人ぐらいが寝泊まりできるベッド付きのバスで。ヨーロッパは地続きなので、ずっとスタッフ、メンバー一緒です。

海外ツアーに日本で使っている機材をそのまま現地へ持って行きたいと思っても、なかなか現実的ではありません。しかし、現在はギター・シミュレーターなどコンパクトに運べて、出したい音を再現できる便利な機材があるため、それらを使っているそうです。これだと転換も早いので現地のスタッフにも喜ばれているとか。

Johnny:そういう意味ではツアーは周りやすくなったんじゃないかなって思いますね。時代的にも。
藤田:かつての苦労話は比較的今は解消されつつあると。
Johnny:そうですね。そういった部分では音楽産業も、音楽そのものも進化しているのかなと。


■海外アーティストとの話題は?

海外では、ワンマンライブでもオープニング・アクトが必ず出る文化があるため、実際にその国で活躍しているバンドや新人バンドと交流する機会もあります。そこで海外アーティストと親密になれるだけでなく、自分たちの知らない音楽に触れる機会でもあるので、面白い経験になるといいます。

藤田:海外アーティストと交流するとき、音楽の話やトレンドの話、自分たちの持つ世界観の話など、音楽的交流などもありますか?
Johnny:たまにそういった話なんかもしますけど、もっぱらやっぱりお互いの国のことをずっと聞いてるだけだと思います(笑)。
藤田:興味がある(笑)。
Johnny:「日本では何が流行ってるんだ」とかずっと話してる気がします。

世界を股にかけて活動するMAN WITH A MISSIONは、先日、最新シングル『Remember Me』をリリースしました。こちらはフジテレビ系月9ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」の主題歌となっています。ぜひチェックしてください!

次回16日(日)の『GOLDEN PASS』は、ロンドン在住の映像作家、石原 海さんをお迎えし、海外生活や成功の秘訣などを伺います。どうぞお聴き逃しなく!

この記事の放送回をradikoで聴く(2019年6月16日23時59分まで)】
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【番組情報】
番組名:『GOLDEN PASS』
放送日時:日曜 23時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/goldenpass/

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