音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
その肌荒れ、原因に「交感神経」が関係してるかも!? 摂取したい食材は?

画像素材:PIXTA

その肌荒れ、原因に「交感神経」が関係してるかも!? 摂取したい食材は?

肩こり、頭痛、イライラ……その原因は、自律神経の乱れかもしれません。食事面では、どんなことに気をつければいいのでしょうか。自律神経研究の第一人者である順天堂大学医学部教授・小林弘幸さんが語りました。

【6月25日(火)『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』の「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」(ナビゲーター:別所哲也)
http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20190625063134


■自律神経を安定させるには

肩コリ、頭痛、イライラと自律神経は、どのように関係しているのでしょうか。

小林:ストレス社会で緊張が走ると、車に例えるとアクセルの交感神経が過剰に働いて、血流が悪くなり、不調の原因になります。過剰な交感神経を鎮める栄養素、血流をよくする食材をとるのがおすすめです。
別所:具体的には何がいいのでしょう?
小林:カルシウム、マグネシウムは交感神経を鎮めて、自律神経を安定させます。牛乳やチーズなどの乳製品、しらすや小魚、納豆、豆乳などの大豆製品、わかめ、ひじきなどの海藻類がおすすめです。また、カルシウムの吸収をアップするビタミンDが含まれている鮭やサンマもいいと思います。


■肌のトラブルには食物繊維

肌荒れも、自律神経と関係しているそうです。

小林:交感神経が過剰に働いてしまうと腸が動かなくなり、腸内環境が悪化してしまいます。すると、老廃物や有毒物質が外に出ず、汚れた血液が全身をまわるようになり、肌のトラブルが起きます。

腸内環境を整えるためには、食物繊維を摂取しましょう。

小林:海藻、キノコ、大根、キャベツ、山芋、じゃがいも、それ以外だとヨーグルトなどの発酵食品、生野菜、果物に豊富なビタミンC、大豆に多いビタミンE、レバーや緑黄色野菜に多いβカロチンがおすすめです。

加えて、温かい食事も大事です。

小林:胃腸を温めるのが大事で、冷えてしまうと腸から分泌されるセロトニンが分泌されなくなります。セロトニンは幸せホルモンや精神の安定に関わっていて、不足するとイライラしたり、いろいろなことが起きます。温かいものを食べると胃腸も温まるので、リラックスモードの副交感神経が高まるセロトニンの分泌をよくしてくれます。朝は温かいコーヒーやお茶でもいいですよ。

日々の献立を考える際に、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の放送回をradikoで聴く
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。

  • 新規登録簡単30
  • J-meアカウントでログイン
  • メールアドレスでログイン