J-WAVEで放送中の番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。6月15日(土)のオンエアでは、元メジャーリーガーの斎藤 隆さんが登場。アメリカ・サンディエゴの魅力や、3月に引退したイチローさんについて話しました。
【『ANA WORLD AIR CURRENT』(土曜 19時-19時54分)】
■お気に入りのビーチでアクシデント
2016年からサンディエゴ・パドレスのスタッフとなった斎藤さん。サンディエゴの街が大好きになったそうです。
葉加瀬:サンディエゴの魅力は何ですか?
斎藤:やっぱり気候ですね。ロサンゼルスほど大きくなく、こぢんまりした街で、海沿いにさまざまな街の良いポイントがあるので、どこをとっても良い街だなと思います。
葉加瀬:サンフランシスコと比較するとどうですか?
斎藤:サンフランシスコは風が冷たくて少し寒いんです。食べ物はサンフランシスコの方が魅力的だと言う人もいるかもしれませんが、サンディエゴのローカル感が非常に好きですね。
サンディエゴの中で斎藤さんがお気に入りのスポットは、コロナド半島にある「ホテル・デル・コロナド」です。
斎藤:コロナド半島の半分は軍の基地になっているんですけど、もう半分は完全なリゾート地でビーチもあります。そこに、マリリン・モンローの映画『お熱いのがお好き』の舞台にもなった「ホテル・デル・コロナド」があるんです。とんがり帽子のような屋根で少し洋風のホテルの前に広がるビーチがすごく素敵なんです。
ここで家族と過ごしていた斎藤さんは、ビーチであるアクシデントに見舞われたそうで……。
斎藤:調子に乗ってボディーボードで波を超えて「もうちょっと奥に行ってみよう」と大きい波を探しに行ったら、アカエイに足を刺されました(笑)。
葉加瀬:それはヤバいでしょ?
斎藤:久しぶりに脳天まで響くような痛みを感じて、何が起きたかわからなくて。戻ろうと思ったら片足が痛くて溺れそうになりました(笑)。命からがら砂浜まで戻ったら、現地の人はわかるんですね。すぐに救助の人が来て、車に乗せられて、救護室に運ばれました。そこに着いたら僕と同じようにケガをした人が5人くらいいました(笑)。
葉加瀬:(笑)。
斎藤:エイの毒はタンパク質らしく、熱いお湯に溶けるので、全員がバケツに足を突っ込んでブルブルと震えていました(笑)。僕は血管まで刺されたみたいでバケツのお湯が真っ赤になって「やばい!」と思ったんですけど、逆にそれがよかったみたいで、すぐ毒が消えました。あんなに歴史のある、とても綺麗なホテルのビーチの前で、ひとりケンケンをしていました。
画像素材:PIXTA
■イチローと同じ時間を過ごせたことはラッキー
先日、イチローさんが現役を引退しました。斎藤さんにとって、イチローさんはどのような存在だったのでしょうか。
斎藤:同じ時間にプレーできたこと自体に感謝ですよね。僕が彼に言えることなんてほとんどないし、対戦しても打たれたとか抑えたとか、そういうレベルのプレイヤーではないので。同じ時間を過ごせたことが何よりラッキーだなと思います。そう思える選手って何人かしかいないですよ。
葉加瀬:他には誰がいるの?
斎藤:野茂(英雄)さんも一緒にプレーはできなかったけど、そういう方のひとりです。
葉加瀬:野茂さんがいなかったら、みんなメジャーリーグに行こうなんて考えなかったですよね?
斎藤:本当にそう思います。野茂さんがメジャーリーグに行くときは、みんな「何を言っているんだ」というくらいのことでしたよね。しかも、アメリカに渡ってすぐに、メジャーリーグでストライキが起きているんですよ。だから、野茂さんがデビューするまで、実はとんでもない苦労をしていますよね。
そして斎藤さんは、「イチロー選手がメジャーリーグで認められたことで、『日本の野球を認めてもらった』という感覚をみんなが持っている」と続けます。
葉加瀬:「とりあえず球場の外までぶっ放すか」っていうバッターじゃなくて、「どの球でも打ちますよ」っていうバッターだったしね。
斎藤:それでいて、強肩ですごい守備もするし、「こういう野球があるのか」ってことを教えてくれましたよね。
斎藤さんにとっての旅は「新しい自分の発見」だと言います。「旅をするとチャレンジすることが自然になるので、とても素敵な時間になる」と、その魅力を語りました。
【この記事の放送回をradikoで聴く(2019年6月22日23時59分まで)】
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【番組情報】
番組名:『ANA WORLD AIR CURRENT』
放送日時:土曜 19時-19時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/worldaircurrent/
【『ANA WORLD AIR CURRENT』(土曜 19時-19時54分)】
■お気に入りのビーチでアクシデント
2016年からサンディエゴ・パドレスのスタッフとなった斎藤さん。サンディエゴの街が大好きになったそうです。
葉加瀬:サンディエゴの魅力は何ですか?
斎藤:やっぱり気候ですね。ロサンゼルスほど大きくなく、こぢんまりした街で、海沿いにさまざまな街の良いポイントがあるので、どこをとっても良い街だなと思います。
葉加瀬:サンフランシスコと比較するとどうですか?
斎藤:サンフランシスコは風が冷たくて少し寒いんです。食べ物はサンフランシスコの方が魅力的だと言う人もいるかもしれませんが、サンディエゴのローカル感が非常に好きですね。
サンディエゴの中で斎藤さんがお気に入りのスポットは、コロナド半島にある「ホテル・デル・コロナド」です。
斎藤:コロナド半島の半分は軍の基地になっているんですけど、もう半分は完全なリゾート地でビーチもあります。そこに、マリリン・モンローの映画『お熱いのがお好き』の舞台にもなった「ホテル・デル・コロナド」があるんです。とんがり帽子のような屋根で少し洋風のホテルの前に広がるビーチがすごく素敵なんです。
ここで家族と過ごしていた斎藤さんは、ビーチであるアクシデントに見舞われたそうで……。
斎藤:調子に乗ってボディーボードで波を超えて「もうちょっと奥に行ってみよう」と大きい波を探しに行ったら、アカエイに足を刺されました(笑)。
葉加瀬:それはヤバいでしょ?
斎藤:久しぶりに脳天まで響くような痛みを感じて、何が起きたかわからなくて。戻ろうと思ったら片足が痛くて溺れそうになりました(笑)。命からがら砂浜まで戻ったら、現地の人はわかるんですね。すぐに救助の人が来て、車に乗せられて、救護室に運ばれました。そこに着いたら僕と同じようにケガをした人が5人くらいいました(笑)。
葉加瀬:(笑)。
斎藤:エイの毒はタンパク質らしく、熱いお湯に溶けるので、全員がバケツに足を突っ込んでブルブルと震えていました(笑)。僕は血管まで刺されたみたいでバケツのお湯が真っ赤になって「やばい!」と思ったんですけど、逆にそれがよかったみたいで、すぐ毒が消えました。あんなに歴史のある、とても綺麗なホテルのビーチの前で、ひとりケンケンをしていました。
■イチローと同じ時間を過ごせたことはラッキー
先日、イチローさんが現役を引退しました。斎藤さんにとって、イチローさんはどのような存在だったのでしょうか。
斎藤:同じ時間にプレーできたこと自体に感謝ですよね。僕が彼に言えることなんてほとんどないし、対戦しても打たれたとか抑えたとか、そういうレベルのプレイヤーではないので。同じ時間を過ごせたことが何よりラッキーだなと思います。そう思える選手って何人かしかいないですよ。
葉加瀬:他には誰がいるの?
斎藤:野茂(英雄)さんも一緒にプレーはできなかったけど、そういう方のひとりです。
葉加瀬:野茂さんがいなかったら、みんなメジャーリーグに行こうなんて考えなかったですよね?
斎藤:本当にそう思います。野茂さんがメジャーリーグに行くときは、みんな「何を言っているんだ」というくらいのことでしたよね。しかも、アメリカに渡ってすぐに、メジャーリーグでストライキが起きているんですよ。だから、野茂さんがデビューするまで、実はとんでもない苦労をしていますよね。
そして斎藤さんは、「イチロー選手がメジャーリーグで認められたことで、『日本の野球を認めてもらった』という感覚をみんなが持っている」と続けます。
葉加瀬:「とりあえず球場の外までぶっ放すか」っていうバッターじゃなくて、「どの球でも打ちますよ」っていうバッターだったしね。
斎藤:それでいて、強肩ですごい守備もするし、「こういう野球があるのか」ってことを教えてくれましたよね。
斎藤さんにとっての旅は「新しい自分の発見」だと言います。「旅をするとチャレンジすることが自然になるので、とても素敵な時間になる」と、その魅力を語りました。
【この記事の放送回をradikoで聴く(2019年6月22日23時59分まで)】
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【番組情報】
番組名:『ANA WORLD AIR CURRENT』
放送日時:土曜 19時-19時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/worldaircurrent/