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気鋭のクリエイター、小島裕規によるプロジェクト・Yaffleの魅力は「語感とトラックの化学変化」

気鋭のクリエイター、小島裕規によるプロジェクト・Yaffleの魅力は「語感とトラックの化学変化」

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。6月20日(木)のオンエアでは、Yaffleの『UNIKA feat. Raphael Gualazzi』をピックアップしました。


■エスペラント語とは……

ソングライター/プロデューサーの小島裕規さんによるプロジェクト・Yaffle。あの小袋成彬さん率いるインディ・レーベル「Tokyo Recordings」の創設メンバーの一人で、他にも、SANABAGUN.のフロントマン高岩遼のソロアルバムのプロデュースや、柴咲コウ、水曜日のカンパネラ、Charisma.com、SIRUP、iriなど数多くのアーティストのアレンジや、楽曲提供などを行っています。さらに、数々のCMや映画音楽も手がける、気鋭のクリエイターです。

そんなYaffleが、先月配信リリースした最新曲『UNIKA feat. Raphael Gualazzi(ラファエル・グァラッツィ)』が、J-WAVE SONAR TRAXに選ばれました。このタイトルの『UNIKA』というのは、エスペラント語で「独特な」、英語で言うところの「ユニーク」という意味だといいます。そもそもエスペラント語とは、どんな言葉なのでしょうか。

Yaffle:エスペラント語というのは、100年くらい前に出来た人口言語で、その中では、世界的に一番普及しているみたいです。ボーカルのラファエルとスタジオに入ったときに、最初、僕が彼の母国語であるイタリア語の歌をトラックに入れたらどうか、と提案しました。以前から、その曲の歌詞が、言葉の語感によって、すごく影響されて変化するものだと感じていて。もちろん日本語もそうだと思うんですけど、非英語圏の言葉による歌詞っていうのにも、すごく興味がありました。


「ユニーク」というフレーズをタイトルとして思いついたとき、なぜ、いきなりエスペラント語が出てきたのかは、ラファエルさんが提案したことだそうで、謎だといいます。「今度、ラファエルに聞いておきます」とコメントしていました。


■言葉の語感とトラックの化学変化

そんなイタリア人シンガーソングライター・ラファエル・グァラッツィさんとは、どうやって知り合ったのでしょうか。また、今回一緒にやろうと思ったきっかけは?

Yaffle:彼がBLUE NOTE TOKYOで来日公演したときに、一緒に曲を作る相手を探していると聞いて、連絡を取りました。彼は、トラッドなJazzや、ブルースのスタイルをベースにして、イタリアの伝統的な音楽や様式を混ぜて、新しいものを作ろうとしている、そういう姿勢にすごくそそられました。

Yaffle自身が思う、『UNIKA』の聴きどころはどこでしょうか。

Yaffle:こうゆうタイプのトラックに、イタリア語がのっている曲は、まずないと思うので、言葉の語感とトラックの化学変化を楽しんでもらえればと思います。


【radikoで聴く】Yaffle『UNIKA feat. Raphael Gualazzi』

曲を聴いたあっこゴリラは「UNIKAってワードがキャッチーですよね。意味がわからなくても繰り返し聴きたくなるし、中毒性がありますね。こうやって言葉だったり、単語だったりを選んでいく感覚っていうのは、自分も曲を作るからすごくよくわかるな~って思いました」とコメントしました。


【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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