若き日の藤原ヒロシが影響を受けた人物とは?「10代のしがない少年の僕を誘って…」

6月のJ-WAVEは「FEEL LIKE JAZZ」をテーマに、スタンダードの「JAZZ」からニューウェーブな「JAZZ」まで、たっぷりとJAZZをお届けしています。

藤原ヒロシがナビゲーターをつとめる、『SEASONS』内のワンコーナー「JUN THE CULTURE」(毎週土曜 14:10-14:30)でも、6月21日(土)のオンエアにて、ジャズをお届けしました。

【この記事の放送回をradikoで聴く(2019年6月22日28時59分まで)】


■10代の頃に「フックアップ」してくれた人とは?

藤原が一曲目にセレクトしたのは、Art Blakey『危険な関係のサンバ』。この曲を流したのは、とある人からのリクエストでした。

藤原:昔からお世話になっていたプロデューサーが、J-WAVEから卒業することになったんです。そのプロデューサーは、J-WAVEができる前からお世話になっています。僕が18、9歳くらい、80年代前半だったと思う。その頃は、DJをやっていたのかな。ファッションショーの音楽をやっていて、FMに関係のない立場だった。ただ、ゲストか何かで一回出たときに、声をかけていただいて。10代のしがない少年の僕を誘って、ラジオ番組を作ってくれたり、選曲で参加させてくれたり……先見の明がある(笑)。そんな人なんですね。僕もそのきっかけで、こうやってラジオをやったり、聴く音楽の幅も広がったし、いい影響を受けました。番組を録っているときも、だいたい局内にいて、「お、こんにちは」と声をかけてくれて。もう来てくれないんだなと思うとさびしいですね。

「僕をフックアップしてくれた」と藤原。また遊びに来てほしい、と締めくくりました。

その他に藤原が流したのは、以下の曲。ぜひradikoで聴いてみてください。

Sarah Vaughan『What A Difference A Day Makes』
Charlie Byrd『Jazz ‘N’ Samba』
Herb Ellis & Charlie Byrd『Willow Weep For Me』

関連記事