J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲20曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。5月22日(水)のオンエアでは、東郷清丸の『L&V』をピックアップしました。
■自身の勤務する会社内にレーベルを立ち上げる
東郷清丸さんは、1991年横浜生まれのシンガーソングライター。16歳からソングライティングをスタートし、バンド「テイテングループ」でボーカル・ギターとして現在も活動しています。2017年にソロとしてのキャリアをスタートして、その年には2枚組60曲入りの1stアルバム『二兆円』をリリースしました。2018年には、FUJI ROCK FESTIVALのROOKIE A GO-GOに出演し、翌年のメインステージをかけた選考の会場投票で1位を獲得します。
そんな東郷さんに、音楽をはじめたきっかけをお訊きしました。
東郷:僕は、小さい頃丸刈りのスポーツ大好き少年だったんですが、それと同時に家族と一緒にカラオケに行ったり、音楽の授業で歌ったりするのも大好きで、生活の中で音楽を自然と身近に感じていました。中学生のときに、BUMP OF CHICKENやアジカンにめちゃめちゃハマって、高校でコピーバンド始めたことが、音楽活動のきっかけです。
バンドを続けながら、2年ほど前、ソロとしての活動をスタートさせます。東郷さん自身が勤めているデザイン/活版印刷会社「Allright」の“ものづくりに対する考え方が自分に合っていた”ということで、その会社の中にレーベルを立ち上げて、初のソロ作品『二兆円』をリリースさせました。
■アルバムの中でもひときわポップな『L&V』
東郷さんは、5月29日(水)に2ndアルバム『Q曲』をリリースします。『Q曲』は、どうように制作された作品なのかお訊きしました。
東郷:演奏人に、ドラム・河合宏知くん、ベース・厚海義朗さん、キーボード・別所和洋さん、パーカッション/コーラス・角銅真実を迎え、さらに録音ミックスのエンジニアを葛西敏彦さんにお願いをして進めていきました。他にも客演とかアシスタントの方も含め、多くの方が関わっていますが、それぞれが存分に個性を発揮し、すばらしい音を残してくれました。僕にとっても貴重な作品になりました。
今回、SONAR TRAXに選ばれた『L&V』は、2ndアルバム『Q曲』に収録されている楽曲です。
東郷:このアルバムの中でも、ひときわポップに輝いているのが『L&V』になります。曲作りをするとき、僕はだいたいいつも音楽から作っていって、最後に歌詞を書いていますが、この曲はラフの段階ですでに強烈なパワーを感じていて、これはかなり多くの人が聴く音楽になるだろうなと予感していました。
そんな中、それに見合う歌詞を考えていた時、ある夜、「愛してるぜベイベー」と言ってみたいと思い立ち、それをサビに据えて歌詞の制作がスタートしました。
東郷:普段、自分の身の回りで良好なパートナーシップを築いている二人は、はたから見ても素敵に見えるものですが、なぜ素敵に思えるのだろうと考えたときに、その二人にしかわからない静かな戦いが、二人の背景に透けて見えるからだと思いました。もとは他人同士の二人が、ポジティブな状態をキープするために、相手のいい部分も悪い部分も、目をそらさず冷静に見つめていく必要があると感じました。そんな二人の戦いは、二人以外には理解することはできないけど、そうゆうバランスみたいなものを感じると魔法みたいだなと感動してしまうことがあって、そういうことを音楽に込めて歌詞を作りました。
『L&V』のサウンド面について、「あまり深く考えずに聞いてほしい」ということでしたが、この曲を楽しむヒントとして、「実はこの曲繰り返しが多いんですが、何度繰り返しても飽きないように、エンジニアの葛西さんが少しずつ、でも確実な変化を、曲が進むにごとにつけていってくれました。演奏自体も、生のグルーヴがあり、楽譜上は同じようにやっていても、聴くと1番と2番では全然違うので、その変化にも注目してもらえたらより深く曲を楽しんでもらえるかなと思います」と教えてくれました。
番組では、東郷清丸の『L&V』をオンエアしました。
最後に、来週リリースされるニューアルバム『Q曲』について「ジャケットがけっこうぶっとんでいますが、そのアートワークが全然誇張じゃないくらい中身も相当にやばいです。ぜひ、手にとって聴いていただけたらなと思います」とコメントしました。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
■自身の勤務する会社内にレーベルを立ち上げる
東郷清丸さんは、1991年横浜生まれのシンガーソングライター。16歳からソングライティングをスタートし、バンド「テイテングループ」でボーカル・ギターとして現在も活動しています。2017年にソロとしてのキャリアをスタートして、その年には2枚組60曲入りの1stアルバム『二兆円』をリリースしました。2018年には、FUJI ROCK FESTIVALのROOKIE A GO-GOに出演し、翌年のメインステージをかけた選考の会場投票で1位を獲得します。
そんな東郷さんに、音楽をはじめたきっかけをお訊きしました。
東郷:僕は、小さい頃丸刈りのスポーツ大好き少年だったんですが、それと同時に家族と一緒にカラオケに行ったり、音楽の授業で歌ったりするのも大好きで、生活の中で音楽を自然と身近に感じていました。中学生のときに、BUMP OF CHICKENやアジカンにめちゃめちゃハマって、高校でコピーバンド始めたことが、音楽活動のきっかけです。
バンドを続けながら、2年ほど前、ソロとしての活動をスタートさせます。東郷さん自身が勤めているデザイン/活版印刷会社「Allright」の“ものづくりに対する考え方が自分に合っていた”ということで、その会社の中にレーベルを立ち上げて、初のソロ作品『二兆円』をリリースさせました。
■アルバムの中でもひときわポップな『L&V』
東郷さんは、5月29日(水)に2ndアルバム『Q曲』をリリースします。『Q曲』は、どうように制作された作品なのかお訊きしました。
東郷:演奏人に、ドラム・河合宏知くん、ベース・厚海義朗さん、キーボード・別所和洋さん、パーカッション/コーラス・角銅真実を迎え、さらに録音ミックスのエンジニアを葛西敏彦さんにお願いをして進めていきました。他にも客演とかアシスタントの方も含め、多くの方が関わっていますが、それぞれが存分に個性を発揮し、すばらしい音を残してくれました。僕にとっても貴重な作品になりました。
今回、SONAR TRAXに選ばれた『L&V』は、2ndアルバム『Q曲』に収録されている楽曲です。
東郷:このアルバムの中でも、ひときわポップに輝いているのが『L&V』になります。曲作りをするとき、僕はだいたいいつも音楽から作っていって、最後に歌詞を書いていますが、この曲はラフの段階ですでに強烈なパワーを感じていて、これはかなり多くの人が聴く音楽になるだろうなと予感していました。
そんな中、それに見合う歌詞を考えていた時、ある夜、「愛してるぜベイベー」と言ってみたいと思い立ち、それをサビに据えて歌詞の制作がスタートしました。
東郷:普段、自分の身の回りで良好なパートナーシップを築いている二人は、はたから見ても素敵に見えるものですが、なぜ素敵に思えるのだろうと考えたときに、その二人にしかわからない静かな戦いが、二人の背景に透けて見えるからだと思いました。もとは他人同士の二人が、ポジティブな状態をキープするために、相手のいい部分も悪い部分も、目をそらさず冷静に見つめていく必要があると感じました。そんな二人の戦いは、二人以外には理解することはできないけど、そうゆうバランスみたいなものを感じると魔法みたいだなと感動してしまうことがあって、そういうことを音楽に込めて歌詞を作りました。
『L&V』のサウンド面について、「あまり深く考えずに聞いてほしい」ということでしたが、この曲を楽しむヒントとして、「実はこの曲繰り返しが多いんですが、何度繰り返しても飽きないように、エンジニアの葛西さんが少しずつ、でも確実な変化を、曲が進むにごとにつけていってくれました。演奏自体も、生のグルーヴがあり、楽譜上は同じようにやっていても、聴くと1番と2番では全然違うので、その変化にも注目してもらえたらより深く曲を楽しんでもらえるかなと思います」と教えてくれました。
番組では、東郷清丸の『L&V』をオンエアしました。
最後に、来週リリースされるニューアルバム『Q曲』について「ジャケットがけっこうぶっとんでいますが、そのアートワークが全然誇張じゃないくらい中身も相当にやばいです。ぜひ、手にとって聴いていただけたらなと思います」とコメントしました。
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/