DYGL・嘉本、ロンドンでライブに衝撃を受けたアーティストを語る「ビジュアルと音のコラージュみたいな作品」

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR'S ROOM」。毎週火曜日はDYGLが登場。4月23日(火)のオンエアでは、下中洋介(Gt.)と嘉本康平(Dr.)が、イギリスで出会ったアーティストを紹介しました。


■映像と音楽を混ぜるようなパフォーマンス・People Like Us

昨年6月から英ロンドンのトットナムエリアに拠点を移したDYGL。その生活は「音楽をやりにきましたが、音楽だけではなくいろんなアートやカルチャーとも出会うことが多く、そのなかで新しい知見を広げている」と下中は話します。

そんなDYGLがイギリスで出会ったアーティストについて語りました。嘉本が名前を挙げたのは、コラージュ・ポップアーティストのPeople Like Us。

嘉本:基本、インターネットで音楽を知ることが多いですが、昨年夏にロンドンの「Cafe OTO」でコンピュータミュージックのパイオニアとも言われるCarl Stoneのライブを観ました。おじさんがステージでパソコンを前に座ってパフォーマンスする感じでなんですけど、一度ライブが観たくて。

そのライブを1人で観に行った嘉本は、サポートアクトを務めたPeople Like Usに興味を持ったそう。

嘉本:People Like Usは女性アーティストで、サンプリングというかコラージュみたいな感じで、音楽に映像もついていて。映画の映像と音声を他の音楽と混ぜるようなパフォーマンスをしていて、すごくおもしろくて。それこそ、ビートルズとか60年代の音楽をけっこうコラージュしていて。すごく衝撃的でいい出会いでした。

番組ではPeople Like Usの『I've Got You』をオンエアしました

嘉本:People Like Usの曲は「これ聴いたことある」って曲がたくさん入っていて、ビジュアル込みのコラージュみたいな作品なので、ぜひライブで観てほしいですね。


■ずっと聴いていても心地よいアーティスト・Jessica Pratt

続いて、下中はシンガーソングライターのJessica Prattの『This Time Around』を紹介しました

下中: 今、DYGLはレコーディング期間なんですけど、プロデューサー兼エンジニアを務めるローリーの紹介で、レコーディングスタジオの近くにある彫刻家のスタジオにふらっと遊びに行って。そこでJessica Prattの『This Time Around』が流れていていました。それがすごくいい曲で、すぐ調べて(笑)。シンプルにただいい曲だと思うんですけど、ちょっとした工夫の具合もいいし、ちょっと変わっている具合もちょうどよくて、すごく耳に引っかかった曲です。Jessica Prattのアルバムは、ずっと聴いていても心地いいです。全体を通して雰囲気もいいですね。


■イギリスは“好きなことをやっている感”がある

お互いにイギリスで出会った音楽を紹介しところで、下中が「イギリスでよく行くところは?」と嘉本に質問すると……

嘉本:たまにポップアップショップとかを見つけると、ロンドンっておもしろいなって思うかな。
下中:この前、(イギリスのミュージシャンの)Aphex Twinの緑色のテディベアを買ってたもんね。
嘉本:そう、オンラインのレコードショップなのかな。それがポップアップショップをやっていて、おもしろかったね。
下中:この間、チャイナタウンに行った時もAphex Twinがいきなりライブしたスペースがあったりして、好きなことをやっている感がこっちにはありますよね。

下中と嘉本が紹介した音楽を、ぜひ聴いてみてください。

DYGLは7月に「FUJI ROCK FESTIVAL '19」、8月に「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2019 in EZO」に出演します。こちらも要チェック!

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時ー24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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