J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、様々な旬のトピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、先日19年ぶりのオリジナルアルバム『9999』をリリースした、THE YELLOW MONKEYを特集します。
今回の特集では、ボーカルの吉井和哉さんと、ベースの廣瀬洋一さんのコメントを交えながら、結成30周年を迎えたバンドの歴史に迫ります。
特集1日目の22日(月)は、THE YELLOW MONKEY結成からメジャーデビューまでを振り返ってもらいました。
■デビュー時は、2社からラブコール!
1992年に日本コロムビアからメジャーデビューしたTHE YELLOW MONKEYは、1989年に現在のオリジナルメンバーとなりました。
吉井:我々、2社のレコード会社から熱いラブコールがあり(笑)。
廣瀬:2社! 争奪戦(笑)!
吉井:(笑)。コロムビアさんと某レコード会社さんで、けっこう悩んだんだよね、どっちに行くか。当時、我々はやっぱりレコード会社というものをすごく重要に考えていたので。けっこう悩んだんですが、日本の昭和歌謡を支えたコロムビアレコードからデビューしました。コロムビアじゃなかったら、こんなにバタ臭いロックバンドだったんだろうか、我々は(笑)。
廣瀬:そうかも。なんか引き寄せられてるところもあるかも。
吉井:最初、Sさんだったらこうじゃなかったんじゃないかと。もっとカンタンに早く売れてたんじゃないかと(笑)。
廣瀬:あれれれ?(笑)
■苦労を乗り越えついにブレイク!
ブレイクするまで苦労と時間を要したという吉井さんですが、1995年にリリースしたシングル『Love Communication』でプチブレイク、そして4枚目のアルバム『smile』でついにブレイクを果たし、初の日本武道館公演を成功させます。そして次にリリースされた5枚目のアルバム『FOUR SEASONS』では、初のロンドンレコーディングを敢行。
吉井:これが……調子に乗ったね。
廣瀬:調子に乗ったね!
吉井:THE YELLOW MONKEYにパスポートをもたせると危ない(笑)。えらいものを作ってくると。勝手に言ってるだけだけど(笑)。そこで『太陽が燃えている』というリードシングルがスマッシュヒットしまして、だんだん日本の音楽シーンの中で認知されるようになり、その後、『JAM』とか。
廣瀬:そうですよ。
吉井:まあ、いわゆるロックバンドがリリースする、4分くらいの覚えやすいキャッチーな楽曲ではない、ちょっとジャーナリズムが垣間見える……。昔、我々が好きだったデヴィッド・ボウイとかQueenとか、そういうアーティストが持つリアルな世相を歌いながら。
廣瀬:世の中の不条理とかを。
吉井:そうそう。「若者よ、俺たちと一緒に行かないか?」というロックアンセムを作ったという感じでした。
■バンドの人気が不動なものに
ロンドンでレコーディングされたアルバム『FOUR SEASONS』は初のオリコンチャート1位を記録。このレコーディングでは、イギリスの街の古着屋で流れる昔のブリティッシュロックや当時のブリットポップを聴き、「そういう気分に浸りながら、暗示にかかってアルバムを作っていった」と吉井さん。
ロンドンから帰国してスタートしたツアー「TOUR '95 FOR SEASON」は、トータルで9万人を動員。さらに1996年2月にリリースした9枚目のシングル『JAM/Tactics』、10枚目のシングル『SPARK』も大ヒットを記録し、バンドの人気を不動のものとしました。
というところで、特集1日目は終了しました。
【2日目】THE YELLOW MONKEY・吉井、バンド活動休止と解散を振り返る「冷凍保存したような」
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ『radiko.jpプレミアム』(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は『radiko.jpタイムフリー』機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
今回の特集では、ボーカルの吉井和哉さんと、ベースの廣瀬洋一さんのコメントを交えながら、結成30周年を迎えたバンドの歴史に迫ります。
特集1日目の22日(月)は、THE YELLOW MONKEY結成からメジャーデビューまでを振り返ってもらいました。
■デビュー時は、2社からラブコール!
1992年に日本コロムビアからメジャーデビューしたTHE YELLOW MONKEYは、1989年に現在のオリジナルメンバーとなりました。
吉井:我々、2社のレコード会社から熱いラブコールがあり(笑)。
廣瀬:2社! 争奪戦(笑)!
吉井:(笑)。コロムビアさんと某レコード会社さんで、けっこう悩んだんだよね、どっちに行くか。当時、我々はやっぱりレコード会社というものをすごく重要に考えていたので。けっこう悩んだんですが、日本の昭和歌謡を支えたコロムビアレコードからデビューしました。コロムビアじゃなかったら、こんなにバタ臭いロックバンドだったんだろうか、我々は(笑)。
廣瀬:そうかも。なんか引き寄せられてるところもあるかも。
吉井:最初、Sさんだったらこうじゃなかったんじゃないかと。もっとカンタンに早く売れてたんじゃないかと(笑)。
廣瀬:あれれれ?(笑)
■苦労を乗り越えついにブレイク!
ブレイクするまで苦労と時間を要したという吉井さんですが、1995年にリリースしたシングル『Love Communication』でプチブレイク、そして4枚目のアルバム『smile』でついにブレイクを果たし、初の日本武道館公演を成功させます。そして次にリリースされた5枚目のアルバム『FOUR SEASONS』では、初のロンドンレコーディングを敢行。
吉井:これが……調子に乗ったね。
廣瀬:調子に乗ったね!
吉井:THE YELLOW MONKEYにパスポートをもたせると危ない(笑)。えらいものを作ってくると。勝手に言ってるだけだけど(笑)。そこで『太陽が燃えている』というリードシングルがスマッシュヒットしまして、だんだん日本の音楽シーンの中で認知されるようになり、その後、『JAM』とか。
廣瀬:そうですよ。
吉井:まあ、いわゆるロックバンドがリリースする、4分くらいの覚えやすいキャッチーな楽曲ではない、ちょっとジャーナリズムが垣間見える……。昔、我々が好きだったデヴィッド・ボウイとかQueenとか、そういうアーティストが持つリアルな世相を歌いながら。
廣瀬:世の中の不条理とかを。
吉井:そうそう。「若者よ、俺たちと一緒に行かないか?」というロックアンセムを作ったという感じでした。
■バンドの人気が不動なものに
ロンドンでレコーディングされたアルバム『FOUR SEASONS』は初のオリコンチャート1位を記録。このレコーディングでは、イギリスの街の古着屋で流れる昔のブリティッシュロックや当時のブリットポップを聴き、「そういう気分に浸りながら、暗示にかかってアルバムを作っていった」と吉井さん。
ロンドンから帰国してスタートしたツアー「TOUR '95 FOR SEASON」は、トータルで9万人を動員。さらに1996年2月にリリースした9枚目のシングル『JAM/Tactics』、10枚目のシングル『SPARK』も大ヒットを記録し、バンドの人気を不動のものとしました。
というところで、特集1日目は終了しました。
【2日目】THE YELLOW MONKEY・吉井、バンド活動休止と解散を振り返る「冷凍保存したような」
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/