9mm・菅原卓郎、10年前との違いは? 新曲『名もなきヒーロー』の歌詞で…

J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。4月1日(月)のオンエアでは、今年で結成15周年の9mm Parabellum Bulletの菅原卓郎さん(Vo/Gt)が登場。最新シングル『名もなきヒーロー』について訊きました。


■ライブで暴れる前は「普通の人」

今回初対面ということで、9ミリがどんなバンドか事前にチェックしたという西沢。実際に対面してみて、映像と印象が違ったようです。

西沢:ライブ映像みたらものすごく暴れてたから「今日は大変なことになるぞ、俺も本気でぶつからないとやられちゃうな」と思ってさっき話したら、「え、こんなちゃんとした普通の人なの?」と。
菅原:ちゃんとした普通の人なんですよね(笑)。
西沢:マイク握ると豹変しちゃうんですか?
菅原:豹変してないですよ。昔からスイッチがあるのか言われますが「これはこういう表現」というだけで、ステージに出る直前まではこんな感じですね。
西沢:でも出ると暴れちゃう?
菅原:暴れますね。

さらに「ギタリストあるある」らしいちょっと痛々しい話も……。

西沢:楽器ってけっこう尖ってるから、力入れてカッコつけると血が出ることないですか?
菅原:ギターの弦に指の爪が引っかかったりとか、ギター自体にぶつけて血が出たりします。
西沢:ここ血が出るよね。
菅原:ささくれの延長線上ですね。
西沢:俺もギターやってたけど、ここいつも血まみれだったね。
菅原:ライブでギター弾いてて「ちょっとヌルっとするな」と思うと流血ですよね。「温かいな」と思ったら血が出てたとか。
西沢:それは正しいね、ロックとして。


■昔はいうことを聞かなかった?

4月10日(水)に最新シングル『名もなきヒーロー』がリリースされます。

菅原:曲が先にできて「ヒーローものみたいなイメージなんだ」と言われて、じゃあ「ヒーロー」ってはじめから歌詞に入れようと思って。4月にリリースするから、「新生活の不安が吹き飛ぶような歌詞にしたらどう?」と言われて。10年前のフルアップの頃は「やだよ、そんなの」って言ったと思うんですけど、今は「じゃあやってみよう」と素直に書きました。
西沢:若い子に伝わればいいなくらいの感じだよね。自分たちが若いときは「うるせえ、そんなこと言われる筋合いねえよ」ってね。
菅原:それしかないですよね(笑)。
西沢:言うこと聞かなかったでしょ?
菅原:「はい」って言ってやらなかったです(笑)。
西沢:いやあ、嫌な若いやつだな(笑)。

曲頭で菅原さんが曲タイトルとともに「9mm Parabellum Bullet」とすらすらと言うと、曲のイントロ中にも関わらず西沢の質問が容赦なく飛びました。

西沢:「キューミリ・パラベラム・バレット」の言い方うまいね。
菅原:言ってますからね(笑)。
西沢:これ最初「名前言いづれえよ」ってバンドの中で問題にならなかったの?
菅原:「よくわからねえよ」って問題にしたんですけど、他にいいアイディアもないし。
西沢:今となってはいいと思いますけどね。

「ギターサウンドにこだわりがある」という菅原さん。本作ではギターソロのかわりに、クラシックギター、アコースティックギター、エレキギターなど色々なギターの音フレーズを重ね合わせ、サウンド面で工夫していることも明かしました。

9mm Parabellum Bulletは、4月14日(日)の日比谷野外音楽堂でのフリーライブに続き、対バンツアー「9mm Parabellum Bullet 〜15th Anniversary〜『6番勝負』」もスタートします。対バン相手はUNISON SQUARE GARDEN、凛として時雨、THE BAWDIESなど。さらに9月には8枚目のアルバムのリリースも決定しています。その後のアルバムリリースツアーも決定しているそうなのでお楽しみに!

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【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/

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