J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「MUSIC+1」。3月26日(火)のオンエアでは、藤巻亮太さんが登場。4月に発売されるセルフカバーによるアコースティックアルバムについて、そして卒業シーズンの名曲『3月9日』をスタジオライブで披露しました。
■レミオロメン時代の曲をアコースティックで再演
「3月なので方々で歌わせていただいています」という藤巻さん。4月3日(水)にはアコースティックによるセルフカバーアルバム『RYOTA FUJIMAKI Acoustic Recordings 2000-2010』をリリースします。レミオロメン時代の楽曲のなかからファン投票により収録曲を決めましたが、藤巻さん本人にとっても意外な選曲になったそうです。
藤巻:ファンの方なので『粉雪』とかくるかなと思ったんですけど全然来なくて(笑)。「ああ、その曲きた。わかるよ」みたいなのが来て。
サッシャ:それがファンの真髄ですからね。『粉雪』と書くとファン度合いが低いと思って書きづらいのも。
藤巻:でもちゃんと『粉雪』も抑えています。みんなの気持ちに応えるようにアレンジして選曲しました。
■学生時代の『3月9日』の思い出
藤巻さんの代表曲といえば、卒業シーズンに歌われることの多い『3月9日』です。今回は街なかで学生時代に『3月9日』を歌ったことがある人に思い出を語ってもらいました。
「卒業式の練習で『3月9日』を歌うことになりました。よくある光景ですが、男子がちゃんと歌わないので、ほかの女の子たちが泣きだしちゃって。『いい感じで卒業できそうだなというときにクラスがバラバラになっちゃうの?』みたいな感じになったところ、みんなで謝ってまたひとつに戻るというエピソードがあります。最後の最後で壊れそうになったクラスの絆が、さらにもっと強くなった。それもあって、思い出深い曲です」
「中学校を卒業のとき、最後に教室に集まることになりました。先生から言葉をもらってしんみりモードになったときに、みんなでサプライズで『3月9日』を合唱しました。先生はいつも怒るときは怒る厳しい先生でしたが、涙の溜まっている目をみて『ああ、はじめてそんな先生の表情をみたな』と思いました。定年退職する先生の最後のクラスだったんで、とても思い入れがあります」
卒業エピソードに、藤巻さんも「わあ……すごく感動しちゃいました。こんなにみなさん、思い出とともに『3月9日』を……」と、感激した様子。
藤巻:方々で話しているんですけど、この曲は幼なじみの結婚式のために書いた曲で、卒業ソングとして書いたわけじゃなかったので……ドラマの影響とか、『3月9日』というタイトルがちょうど時期が卒業シーズンだったので(笑)。「旅立つふたりの門出」を祝う曲だったので、結婚だけじゃなくて卒業もひとつの大きな門出だし、人を応援するような曲なので、節目は大事な人を思うじゃないですか。やっぱり卒業とか色々なところに通じるのかなと思います。
藤巻さんは続けて、『3月9日』は「自分の手を離れている曲」だとも。
藤巻:もう自分の手を離れている曲だという印象が強いですね。音楽は作った時点で自分のものじゃなくなるというか、聴いてくださる方ひとりひとりのものになるのが、音楽の素晴らしさだと思います。予想を越えてすごく多くの方が歌ってくださっているというのが、この『3月9日』という曲にはすごい力を感じます。
サッシャ:そんなこの曲を、改めてアコースティックアルバムで歌うにあたってはどうでしたか?
藤巻:もともと非常に素朴な歌で、日常のなかに潜んでいるような、あたり前の日々を描写している歌詞が多いので、その素朴さを自分の体温で温めてアレンジしたいなと思いました。アコースティックアレンジはすごくピッタリはまりましたね。
この日のオンエアでは藤巻さんがスタジオライブで『3月9日』を弾き語りで披露してくれました。3月で番組を卒業する寺岡も感動していたようでした。
藤巻さんのアコースティックアルバム『RYOTA FUJIMAKI Acoustic Recordings 2000-2010』は4月3日(水)リリースです。ぜひ手にとってみてください。
4月からは弾き語りツアーを行う藤巻さんですが、東京公演はソールドアウト。6月にはオリンピックの名場面とともに藤巻さんがオーケストラと歌う「オリンピックコンサート2019」、9月には主催フェス「Mt. FUJIMAKI2019」とイベントが続きますので、こちらもチェックしてみてください。
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
■レミオロメン時代の曲をアコースティックで再演
「3月なので方々で歌わせていただいています」という藤巻さん。4月3日(水)にはアコースティックによるセルフカバーアルバム『RYOTA FUJIMAKI Acoustic Recordings 2000-2010』をリリースします。レミオロメン時代の楽曲のなかからファン投票により収録曲を決めましたが、藤巻さん本人にとっても意外な選曲になったそうです。
藤巻:ファンの方なので『粉雪』とかくるかなと思ったんですけど全然来なくて(笑)。「ああ、その曲きた。わかるよ」みたいなのが来て。
サッシャ:それがファンの真髄ですからね。『粉雪』と書くとファン度合いが低いと思って書きづらいのも。
藤巻:でもちゃんと『粉雪』も抑えています。みんなの気持ちに応えるようにアレンジして選曲しました。
■学生時代の『3月9日』の思い出
藤巻さんの代表曲といえば、卒業シーズンに歌われることの多い『3月9日』です。今回は街なかで学生時代に『3月9日』を歌ったことがある人に思い出を語ってもらいました。
「卒業式の練習で『3月9日』を歌うことになりました。よくある光景ですが、男子がちゃんと歌わないので、ほかの女の子たちが泣きだしちゃって。『いい感じで卒業できそうだなというときにクラスがバラバラになっちゃうの?』みたいな感じになったところ、みんなで謝ってまたひとつに戻るというエピソードがあります。最後の最後で壊れそうになったクラスの絆が、さらにもっと強くなった。それもあって、思い出深い曲です」
「中学校を卒業のとき、最後に教室に集まることになりました。先生から言葉をもらってしんみりモードになったときに、みんなでサプライズで『3月9日』を合唱しました。先生はいつも怒るときは怒る厳しい先生でしたが、涙の溜まっている目をみて『ああ、はじめてそんな先生の表情をみたな』と思いました。定年退職する先生の最後のクラスだったんで、とても思い入れがあります」
卒業エピソードに、藤巻さんも「わあ……すごく感動しちゃいました。こんなにみなさん、思い出とともに『3月9日』を……」と、感激した様子。
藤巻:方々で話しているんですけど、この曲は幼なじみの結婚式のために書いた曲で、卒業ソングとして書いたわけじゃなかったので……ドラマの影響とか、『3月9日』というタイトルがちょうど時期が卒業シーズンだったので(笑)。「旅立つふたりの門出」を祝う曲だったので、結婚だけじゃなくて卒業もひとつの大きな門出だし、人を応援するような曲なので、節目は大事な人を思うじゃないですか。やっぱり卒業とか色々なところに通じるのかなと思います。
藤巻さんは続けて、『3月9日』は「自分の手を離れている曲」だとも。
藤巻:もう自分の手を離れている曲だという印象が強いですね。音楽は作った時点で自分のものじゃなくなるというか、聴いてくださる方ひとりひとりのものになるのが、音楽の素晴らしさだと思います。予想を越えてすごく多くの方が歌ってくださっているというのが、この『3月9日』という曲にはすごい力を感じます。
サッシャ:そんなこの曲を、改めてアコースティックアルバムで歌うにあたってはどうでしたか?
藤巻:もともと非常に素朴な歌で、日常のなかに潜んでいるような、あたり前の日々を描写している歌詞が多いので、その素朴さを自分の体温で温めてアレンジしたいなと思いました。アコースティックアレンジはすごくピッタリはまりましたね。
この日のオンエアでは藤巻さんがスタジオライブで『3月9日』を弾き語りで披露してくれました。3月で番組を卒業する寺岡も感動していたようでした。
藤巻さんのアコースティックアルバム『RYOTA FUJIMAKI Acoustic Recordings 2000-2010』は4月3日(水)リリースです。ぜひ手にとってみてください。
4月からは弾き語りツアーを行う藤巻さんですが、東京公演はソールドアウト。6月にはオリンピックの名場面とともに藤巻さんがオーケストラと歌う「オリンピックコンサート2019」、9月には主催フェス「Mt. FUJIMAKI2019」とイベントが続きますので、こちらもチェックしてみてください。
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/