J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。2月28日(木)のオンエアでは、いきものがかりの水野良樹とのコンビでお届けしました。
注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、2月25日に一夜限りの東京ドーム公演を行ったばかりのMAROON 5を特集しました。
1回目:MAROON 5、若くして挫折を経験…起死回生のヒットを生み出した軌跡を振り返る【特集】
2回目:MAROON 5「謙虚な気持ちになれた」世界的ヒットを飛ばしていたグループにかけた大御所の言葉とは?【特集】
3回目:MAROON 5、バンドらしさを追求するために…4thアルバム制作で挑んだスタイルとは
MAROON 5は、アメリカ・ロサンゼルス出身のバンド。現在のメンバーは、アダム・レヴィーン(Vo/Gt)、ジェシー・カーマイケル(Key/Gt)、ジェームス・ヴァレンタイン(Gt)、ミッキー・マデン(Ba)、マット・フリン(Dr)、PJ・モートン(Key)、サム・ファーラー(Key/Gt)の7人です。
特集3日目は、3rdアルバム『Hands All Over』のリリースから5thアルバム『V』リリースまでを紹介。最終日となる4日目は、最新アルバム『Red Pill Blues』に注目します。
■新境地をみせたアルバム
前身バンド、カーラズ・フラワーズから数えて、活動歴が20年を超えるMAROON 5。2015年には初のオール・タイム・ベスト『Singles』をリリースしました。その後、ツアーを経て、次のアルバム制作へと入ります。ここで、4枚目のアルバム『Overexposed』から関わっていたサム・ファーラーを正式メンバーに加え、現在の7人体制になりました。
2016年には、Kendrick Lamarとのコラボレーションシングル『Don't Wanna Know』をリリースし、続くシングル『Cold』でも、ラッパー・Futureとコラボ。ほかにも、A$AP RockyやCardi Bなど、旬のヒップホップアーティストを数多く起用しています。そうしてできたアルバム『Red Pill Blues』は高い評価を獲得し、アメリカの雑誌『Entertainment Weekly』でも、ここ10年で最高の作品と評されました。
番組では『Don't Wanna Know』をオンエアしました。
藤田:バンドサウンドから大きく離れましたね。
水野:固定したサウンドになるほうが、今の時代っぽくないのかもしれないなって思います。
藤田:バンドとしてしっかりとした芯がありつつ、いろんなものを組み込んでいきたいという指向があって、コライトでいろんな人たちと共作していく。ジャンルを越えてコラボレーションをしていくっていう、大きな流れを感じますよね。『Payphone』ではWiz Khalifaとのコラボもありましたけれど、サウンドはポップだったものからダウナーなテンポや曲調にチェンジしている感じもあります。
■常に変化を続けるMAROON 5
『Red Pill Blues』では、ヒップホップだけではなく、MAROON 5の初期を思わせるR&Bの要素も入っています。しかし、アルバムについてメンバーは、現在のヒップホップやR&Bから影響を受けているとコメント。大学時代にアダムとジェシーが出会ったR&Bではありません。
藤田:旬なアーティストたちが集まってきて、そこにMAROON 5もいる。それって別に、ヒップホップやR&Bを目指したのではなく、旬で刺激的な人たちとコラボしたら、ヒップホップやR&Bをする人たちが集まって注目されたっていう。
水野:バンド自体がプラットフォームになれるかっていうのが、すごく大事なのかもしれないですね。
アダムは『Red Pill Blues』について、安易なポップヒットは作りたくなかったと話しており、ダークでムーディー、そしてミステリアスな雰囲気をアルバムで表現したようです。
ここでは、『Red Pill Blues』から『Wait』をオンエアしました。
多種多様な要素を取り入れて、常に変化を続けるMAROON 5。次のアルバムでどんなサウンドを聴かせてくれのるか、今から楽しみです。
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、2月25日に一夜限りの東京ドーム公演を行ったばかりのMAROON 5を特集しました。
1回目:MAROON 5、若くして挫折を経験…起死回生のヒットを生み出した軌跡を振り返る【特集】
2回目:MAROON 5「謙虚な気持ちになれた」世界的ヒットを飛ばしていたグループにかけた大御所の言葉とは?【特集】
3回目:MAROON 5、バンドらしさを追求するために…4thアルバム制作で挑んだスタイルとは
MAROON 5は、アメリカ・ロサンゼルス出身のバンド。現在のメンバーは、アダム・レヴィーン(Vo/Gt)、ジェシー・カーマイケル(Key/Gt)、ジェームス・ヴァレンタイン(Gt)、ミッキー・マデン(Ba)、マット・フリン(Dr)、PJ・モートン(Key)、サム・ファーラー(Key/Gt)の7人です。
特集3日目は、3rdアルバム『Hands All Over』のリリースから5thアルバム『V』リリースまでを紹介。最終日となる4日目は、最新アルバム『Red Pill Blues』に注目します。
■新境地をみせたアルバム
前身バンド、カーラズ・フラワーズから数えて、活動歴が20年を超えるMAROON 5。2015年には初のオール・タイム・ベスト『Singles』をリリースしました。その後、ツアーを経て、次のアルバム制作へと入ります。ここで、4枚目のアルバム『Overexposed』から関わっていたサム・ファーラーを正式メンバーに加え、現在の7人体制になりました。
2016年には、Kendrick Lamarとのコラボレーションシングル『Don't Wanna Know』をリリースし、続くシングル『Cold』でも、ラッパー・Futureとコラボ。ほかにも、A$AP RockyやCardi Bなど、旬のヒップホップアーティストを数多く起用しています。そうしてできたアルバム『Red Pill Blues』は高い評価を獲得し、アメリカの雑誌『Entertainment Weekly』でも、ここ10年で最高の作品と評されました。
番組では『Don't Wanna Know』をオンエアしました。
藤田:バンドサウンドから大きく離れましたね。
水野:固定したサウンドになるほうが、今の時代っぽくないのかもしれないなって思います。
藤田:バンドとしてしっかりとした芯がありつつ、いろんなものを組み込んでいきたいという指向があって、コライトでいろんな人たちと共作していく。ジャンルを越えてコラボレーションをしていくっていう、大きな流れを感じますよね。『Payphone』ではWiz Khalifaとのコラボもありましたけれど、サウンドはポップだったものからダウナーなテンポや曲調にチェンジしている感じもあります。
■常に変化を続けるMAROON 5
『Red Pill Blues』では、ヒップホップだけではなく、MAROON 5の初期を思わせるR&Bの要素も入っています。しかし、アルバムについてメンバーは、現在のヒップホップやR&Bから影響を受けているとコメント。大学時代にアダムとジェシーが出会ったR&Bではありません。
藤田:旬なアーティストたちが集まってきて、そこにMAROON 5もいる。それって別に、ヒップホップやR&Bを目指したのではなく、旬で刺激的な人たちとコラボしたら、ヒップホップやR&Bをする人たちが集まって注目されたっていう。
水野:バンド自体がプラットフォームになれるかっていうのが、すごく大事なのかもしれないですね。
アダムは『Red Pill Blues』について、安易なポップヒットは作りたくなかったと話しており、ダークでムーディー、そしてミステリアスな雰囲気をアルバムで表現したようです。
ここでは、『Red Pill Blues』から『Wait』をオンエアしました。
多種多様な要素を取り入れて、常に変化を続けるMAROON 5。次のアルバムでどんなサウンドを聴かせてくれのるか、今から楽しみです。
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/