CHEMISTRYの新曲『もしも』は、カラオケで歌うのが難しすぎる?

J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。2月18日(月)のオンエアではCHEMISTRYの堂珍嘉邦さんと川畑 要さんが登場。最新ベスト『はじめてのCHEMISTRY』やニューシングル『もしも/夜行バス』について語りました。


■CHEMISTRYを知らない世代に向けて

CHEMISTRYは先日、両A面シングル『もしも/夜行バス』と、期間限定ベストアルバム『はじめてのCHEMISTRY』をリリースしました。

堂珍:『はじめてのCHEMISTRY』については、ソロ活動をやっていた5年とかが経つと、15歳の人が20歳になるし、20歳の人が25歳になって、その間にCHEMISTRYを知って貰えてない世代もライブをやっていると増えるから、そういう人たちのためにももう一回入門編という形でリリースしました。ただそれだけではつまらないから、今まで応援してくれたファンとコラボして、ジャケットはファンの方がデザインしてくれたものなんです。
西沢:まあ可愛らしく描いているわな。
川畑:本当にそっくりですよね!
西沢:堂珍は雰囲気あるけど、川畑はこうか?
川畑:そっくりですよ。「そっくり」って言っとけばいいじゃないですか(笑)。
堂珍:それもそうですし、この間終わったツアーのライブ音源も2曲入っていて、急いで編集しています。


■歌って響きが気持ちよければ十中八九合っている

新曲の『もしも』について「こんな難しい曲カラオケで歌えない! 歌うまい!」という西沢のひと言に謙遜気味の川畑さん。

川畑:意外に歌えるんじゃないですか?
西沢:こんなの歌えるわけないでしょう!
川畑:今みんなレベル上がってますから、歌えますよ。
西沢:これ何回歌うとこうなるの?
川畑:今回難しいですよ、確かに(笑)。でも、こういうのをみんなに歌ってほしいです。僕らだって好きな曲をオーディションで歌うときに、頑張って練習して歌いこなせるようにするじゃないですか。一緒です。
西沢:CHEMISTRYの曲はテンポが遅い曲が多いじゃない。バラードというのもあるし、アップでもゆったりしているし。あれ自体声が安定していないと、その音の上に乗り続けることができないから、それ自体難しいでしょ?
川畑:難しいか難しくないかと言えば難しいですよね。
西沢:すごく自分が「難しい歌を歌っているんだぞ」というのが伝わりましたけどね。
川畑:そんなこと言ってませんよ(笑)。

何年もかけて歌のスキルを磨き続けてきたCHEMISTRYに、改めて西沢が質問しました。

西沢:たとえば題材をもらうと、それに合わせてどんな歌い方をしようか考えるんですか?
川畑:考えないです。それより気持ちが乗っかるようにするにはどうしたらいいかなと、メンタルからも入るし、外からもメンタルがちゃんと乗っかれるような、一番効果的な響きってどこかなとか。
西沢:さすが役者。
川畑:言っても、だいたい気持ちよく歌って、響きが気持ちよければ十中八九合ってるんで。そんなもんですよ。

西沢:何か歌っているときに自分の悲しい体験とか思い浮かべて涙がでるとか、そういうことは?
川畑:無いですね。でも自分で「この言葉やたらぐっと来た」とかはありますよ。
西沢:えっ、自分の歌で自分が酔わされちゃうの?
堂珍:ありますよ。
川畑:ありますね。それがないと俺は(人に)伝わらないと思います。
西沢:すげえなプロは。
堂珍:言葉が持っている言霊に自分が響くってことですね。

CHEMISTRYはまもなくCHEMISTRY CLUB presents TOUR 2019「CHEMI×CHEMI vol.2」をスタートします。東京は3月9日(土)Zepp Tokyoですが、すでにソールドアウトしています。このツアーを終えたら、念願のアルバムに向けて動き出したい、と抱負も明かしました。

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【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/

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