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好感度を上げたいなら、話す内容より大事なポイントがある! 精神科医が伝授

好感度を上げたいなら、話す内容より大事なポイントがある! 精神科医が伝授

J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」。1月14日(月・祝)のオンエアでは、お休みの別所哲也に代わりnicoがナビゲーターを担当。「コミュニケ―ション力がUPする脳の法則」について、脳科学の知識をわかりやすく伝える医師として活動する精神科医・樺沢紫苑さんに、クイズ形式で教えていただきました。

Q:職場、友人、恋愛、家族など、コミュニケーションにおいて雑談はとても重要です。では、コミュニケーション力がアップする雑談の仕方は、次のどちらでしょう?

長く話すorちょくちょく話す

nicoはまず「ちょくちょく話すと、それだけ集中力が増すのでは」と考えます。しかし、長く話すことで副交感神経が働いて、「さまざまなアイデアが浮かぶのでは」と悩みます。

気になる正解は……。

樺沢:答えは「ちょくちょく話す」です。心理学の法則「ザイオンス効果」によると、コミュニケーションは内容より回数のほうが重要です。アメリカの心理学者ロバート・ザイオンスが行なった実験で、被験者に10の違う人物の写真を見せます。写真の人物毎に見せる回数を1回、2回、5回、10回と回数を変えて見せていきます。その結果、回数を多く見せた写真の人ほど、好意度が高くなることがわかりました。

接触回数が増えるほど、好意度が上がる現象を「単純接触効果」、「ザイオンス効果」と言います。

樺沢:誰かとコミュニケーションを図るとき、「何を話そう」と必死に考えてけっきょく声をかけられないということがあるかもしれません。しかし、コミュニケーションは内容よりも回数が重要なので、迷ったら天気の話などをしてみてください。ちなみに、忙しいビジネスマンは「家族とのコミュニケーションは月1回の家族旅行でOK」と思っているかもしれませんが、月に1回の家族旅行よりも1日5分の会話のほうが、はるかにコミュニケーションを深めることができます。

みなさんもぜひ参考にしてみてください。

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr

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