昨今、「会社の飲み会が嫌だ」という声はよく聞かれます。たしかに、就業後に時間を作り、居酒屋に移動して、いろんな人に気を遣いながら飲むのは、億劫な部分もあります。ただ、業務以外でコミュニケーションをとることによって仲が深まり、仕事が円滑に進むようになるという、いい面もありますよね。社内のコミュニケーションを活性化するためには、どうすればいいのでしょうか?
J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「AMERICAN EXPRESS PICK ONE」では1月10日(木)、その方法についてトークしました。同コーナーは、300万ユーザーが使用するソーシャル経済メディア『NewsPicks』とのコラボレーション。同メディアで話題になった記事を取り上げています。
この日、注目したのは、「就業時間内にお酒OK? 花金の飲みを「ビフォー6」にする会社も」(AERA dot.)という記事。ゲストに、プロピッカー(『NewsPicks』の公式コメンテーター)で、人を軸とした事業開発会社、株式会社VOYAGE GROUP 代表取締役社長 兼 CEO・宇佐美進典さんをお招きしました。
■社内にお酒が飲めるバーがある!
記事によると、HR総研が実施した調査では、77%の企業が社内のコミュニケーションに課題があると回答しています。コミュニケーションを活発化させるために、宇佐美さんの会社で行っていることを伺いました。
宇佐美:当社には、ビールやチューハイを無料で提供するバーがあり、18時半以降は飲めることになっています。99年に会社を作り、2007年から社内の中にバーを作りました。
アメリカでは、金曜日にピザパーティを行う会社があります。日本の会社でも、月末の金曜日に同じようにパーティを開き、お酒も出して……という会社が増えていると、宇佐美さんは話します。ただ、今はお酒を飲まない人も増えているので、いろんな人がいろんな形で集まれる場を社内に作ることが大事。宇佐美さんの会社には、タバココーナーや、コーヒーコーナーがあるそうです。
宇佐美:コーヒーコーナーはバリスタがドリップしてコーヒーを淹れてくれるので、やっぱりみんな並ぶんです。すると、そこでコミュニケーションが生まれます。お酒を飲まない人も集まれる場所があるといいですよね。
サッシャ:働き方はどう変わりますか? コーヒーコーナーでパソコンを広げて仕事をする、なんて光景が浮かびますが。
宇佐美:そういうふうにやっている人もいます。一方、デスクでないと集中できない人もいるので、そこは本人に任せています。
寺岡:違うチームの人とも交流ができてよさそうですね。
宇佐美:それはあると思います。横のつながり、斜めのコミュニケーションが発生しやすくなりますね。
バーを作ったメリットは、一歩踏み込んだコミュニケーションが生まれやすくなったこと。宇佐美さんの会社は多くのエンジニアが所属しており、「普段はシャイな人も多いのですが、実はバーを使っているのはエンジニアが一番多くて。毎晩、飲んでますね」とのこと。
宇佐美:場があるだけでは活性化しないので、盛り上げていく工夫は必要だと思います。最初は盛り上げる役割の人をつくって、イベントを行ったりしていました。今は会社の飲み会のとき、一次会は外の居酒屋で、二次会は会社で……なんてこともありますね。
場を作れなくても、違うチームの人とランチをする機会を設けるなどの工夫で、コミュニケーションの活発化が図れるのでは、と宇佐美さんは話しました。会社によっては、「別の部署の人との飲み代を補助」などの福利厚生があるところも。今後、そのような変わった取り組みをする会社が増えていくかもしれませんね。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「AMERICAN EXPRESS PICK ONE」では1月10日(木)、その方法についてトークしました。同コーナーは、300万ユーザーが使用するソーシャル経済メディア『NewsPicks』とのコラボレーション。同メディアで話題になった記事を取り上げています。
この日、注目したのは、「就業時間内にお酒OK? 花金の飲みを「ビフォー6」にする会社も」(AERA dot.)という記事。ゲストに、プロピッカー(『NewsPicks』の公式コメンテーター)で、人を軸とした事業開発会社、株式会社VOYAGE GROUP 代表取締役社長 兼 CEO・宇佐美進典さんをお招きしました。
■社内にお酒が飲めるバーがある!
記事によると、HR総研が実施した調査では、77%の企業が社内のコミュニケーションに課題があると回答しています。コミュニケーションを活発化させるために、宇佐美さんの会社で行っていることを伺いました。
宇佐美:当社には、ビールやチューハイを無料で提供するバーがあり、18時半以降は飲めることになっています。99年に会社を作り、2007年から社内の中にバーを作りました。
アメリカでは、金曜日にピザパーティを行う会社があります。日本の会社でも、月末の金曜日に同じようにパーティを開き、お酒も出して……という会社が増えていると、宇佐美さんは話します。ただ、今はお酒を飲まない人も増えているので、いろんな人がいろんな形で集まれる場を社内に作ることが大事。宇佐美さんの会社には、タバココーナーや、コーヒーコーナーがあるそうです。
宇佐美:コーヒーコーナーはバリスタがドリップしてコーヒーを淹れてくれるので、やっぱりみんな並ぶんです。すると、そこでコミュニケーションが生まれます。お酒を飲まない人も集まれる場所があるといいですよね。
サッシャ:働き方はどう変わりますか? コーヒーコーナーでパソコンを広げて仕事をする、なんて光景が浮かびますが。
宇佐美:そういうふうにやっている人もいます。一方、デスクでないと集中できない人もいるので、そこは本人に任せています。
寺岡:違うチームの人とも交流ができてよさそうですね。
宇佐美:それはあると思います。横のつながり、斜めのコミュニケーションが発生しやすくなりますね。
バーを作ったメリットは、一歩踏み込んだコミュニケーションが生まれやすくなったこと。宇佐美さんの会社は多くのエンジニアが所属しており、「普段はシャイな人も多いのですが、実はバーを使っているのはエンジニアが一番多くて。毎晩、飲んでますね」とのこと。
宇佐美:場があるだけでは活性化しないので、盛り上げていく工夫は必要だと思います。最初は盛り上げる役割の人をつくって、イベントを行ったりしていました。今は会社の飲み会のとき、一次会は外の居酒屋で、二次会は会社で……なんてこともありますね。
場を作れなくても、違うチームの人とランチをする機会を設けるなどの工夫で、コミュニケーションの活発化が図れるのでは、と宇佐美さんは話しました。会社によっては、「別の部署の人との飲み代を補助」などの福利厚生があるところも。今後、そのような変わった取り組みをする会社が増えていくかもしれませんね。
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番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
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