J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「MORI BUILDING TOKYO PASSPORT」。1月9日(水)のオンエアでは、世田谷区の上馬にオープンした“青いタコス”専門店「Los Tacos Azules」を紹介しました。
■初めての青いタコスに衝撃!
日本でもちょっとしたブームとなっているメキシコ料理。タコスは、トルティーヤにお肉や野菜を巻いて食べるメキシコのソウルフードです。本場メキシコでもなかなか出会えない、“青いタコス”が味わえるお店「Los Tacos Azules」のメキシコ人オーナー、マルコ・ガルシアさんに青いタコスとの出会いを訊きました。
ガルシア:Los Tacos Azulesはブルータコス(青いタコス)という意味です。青いトウモロコシでトルティーヤを作っています。メキシコは日本の国土のほぼ5倍の広さで、地方によって食文化も大きく変わります。僕が住んでいたのが北メキシコで、小麦のトルティーヤのほうが主流です。(僕がブルータコスを)初めて食べたのは25歳のころ。憧れの料理作家のおばあちゃんの家を訪れたとき、食べた料理のなかでトルティーヤに一番感動しました。自分の庭でトウモロコシをいちからひいて作ってくれました。素晴らしい香りとおいしさに感激しました。今まで何を食べていたんだと、この美味しさを知ってもらいたいとお店をはじめました。
ガルシアさんは16年前、大学生のときに日本に1年間留学して以来、日本を気に入り何度も来日しています。ガルシアさんが青いタコスを教わったのは、イギリス人でありながら、50年以上メキシコ料理の研究をしている、メキシコ料理会では有名なダイアナ・ケネディさん。メキシコの南の方にまだ少し残っている伝統的な製法のタコスです。使用しているのは、遺伝子操作されていない、メキシコの貴重な在来種である青いトウモロコシ。その粒をひいて生地を作っているので、少しグレーがかったブルー色になります。手間暇がかかりますが、香りもよく味が濃いので、初めて食べて驚く方も多いそう。
ガルシアさんが住んでいた北メキシコでは、トウモロコシからひいているお店が少なく、大量生産されたトルティーヤの粉が使われることが多いのだとか。7年ほど前に地元メキシコで青いタコスのお店をオープンした際、あまりにも珍しかったため「傷んでいるのではないか」と思わることもあったそう。しかし、徐々に美味しさが知れ渡り大人気になりました。
■タコスの醍醐味
経営も順調でしたがいつか日本でお店を開きたいという思いから、メキシコのお店を閉めたガルシアさん。そして、昨年9月に世田谷区の上馬に改めてお店をオープンしました。
ガルシア:僕にとって当時、東京が食べ物のパラダイスのように思いました。世界の料理がなんでも食べられることに感動しました。食文化が生き生きとしていると思います。さまざまなものを食べて影響を受けて、進化していけると思いました。せっかく日本で作っているので、メキシコのお店でもやっていたように、現地のものを使いたいと思っています。現地のフレッシュで美味しい食材を使えば美味しいものができると思っています。ここでしか作れないものを作りたい。僕にとってタコスの大きな楽しみは、さまざまな種類があることです。好きな種類のタコスを複数個食べられるような雰囲気のお店にしたいですね。手作りが一番美味しいと思っているので、目の前で焼いて、トウモロコシとトルティーヤの大切さを伝えられればうれしいです。
■日本ならではの食材を活かしたレシピ
メキシコ伝統の青いタコスが味わえるお店「Los Tacos Azules」は、三軒茶屋駅から歩いて7~8分ほどの場所にあります。ブルーと白を基調とした温かみのある雰囲気のお店です。カウンター席の前には鉄板があり、メキシコの青いトウモロコシを自家製粉して作った生地を目の前で焼いて、日本の食材も活かしながら出来たてのタコスを味わうことができます。
ガルシア:(日本には)レンコンのようにメキシコで手に入らないような野菜も多いです。レンコンと豚肉を、かぼちゃの種で作ったソースで煮込んで、上にパクチーをのせたタコスもおいしいです。日本の食材をメキシコの伝統的なレシピを合わせて作りました。夜のコースでは、牛タンを使ったタコスも作っています。メキシコでも食べられない味だと思います。初めて来てくださる方には、トルティーヤを味わってほしいので、一番シンプルなタコスを食べていただきたいです。アボカドの大きいスライスを焼きたてのトルティーヤにのせて、塩を振って食べます。お寿司で言えば、かっぱ巻きのようなものです。
新しい形のタコスが生まれるお店「Los Tacos Azules」。ガルシアさんは「その時々の旬の美味しいものを使って、さまざまなタコスを提供していきたい」と思いを明かしました。気になる方はぜひチェックしてみてください!
◆Los Tacos Azules◆
住所:東京都世田谷区上馬1-17-9
電話:03-5787-6990
営業時間:ディナー 水~土: 6:00pm - 11:00pm
Omakaseコースのみ 7000~(要予約)
朝タコス(週末限定ブランチ)
土: 10:00am - 2:00pm
日:10:00am - 4:00pm(予約不要)
web site:https://www.lostacosazules.jp/
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【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月曜-木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/index.html
■初めての青いタコスに衝撃!
日本でもちょっとしたブームとなっているメキシコ料理。タコスは、トルティーヤにお肉や野菜を巻いて食べるメキシコのソウルフードです。本場メキシコでもなかなか出会えない、“青いタコス”が味わえるお店「Los Tacos Azules」のメキシコ人オーナー、マルコ・ガルシアさんに青いタコスとの出会いを訊きました。
ガルシア:Los Tacos Azulesはブルータコス(青いタコス)という意味です。青いトウモロコシでトルティーヤを作っています。メキシコは日本の国土のほぼ5倍の広さで、地方によって食文化も大きく変わります。僕が住んでいたのが北メキシコで、小麦のトルティーヤのほうが主流です。(僕がブルータコスを)初めて食べたのは25歳のころ。憧れの料理作家のおばあちゃんの家を訪れたとき、食べた料理のなかでトルティーヤに一番感動しました。自分の庭でトウモロコシをいちからひいて作ってくれました。素晴らしい香りとおいしさに感激しました。今まで何を食べていたんだと、この美味しさを知ってもらいたいとお店をはじめました。
ガルシアさんは16年前、大学生のときに日本に1年間留学して以来、日本を気に入り何度も来日しています。ガルシアさんが青いタコスを教わったのは、イギリス人でありながら、50年以上メキシコ料理の研究をしている、メキシコ料理会では有名なダイアナ・ケネディさん。メキシコの南の方にまだ少し残っている伝統的な製法のタコスです。使用しているのは、遺伝子操作されていない、メキシコの貴重な在来種である青いトウモロコシ。その粒をひいて生地を作っているので、少しグレーがかったブルー色になります。手間暇がかかりますが、香りもよく味が濃いので、初めて食べて驚く方も多いそう。
ガルシアさんが住んでいた北メキシコでは、トウモロコシからひいているお店が少なく、大量生産されたトルティーヤの粉が使われることが多いのだとか。7年ほど前に地元メキシコで青いタコスのお店をオープンした際、あまりにも珍しかったため「傷んでいるのではないか」と思わることもあったそう。しかし、徐々に美味しさが知れ渡り大人気になりました。
■タコスの醍醐味
経営も順調でしたがいつか日本でお店を開きたいという思いから、メキシコのお店を閉めたガルシアさん。そして、昨年9月に世田谷区の上馬に改めてお店をオープンしました。
ガルシア:僕にとって当時、東京が食べ物のパラダイスのように思いました。世界の料理がなんでも食べられることに感動しました。食文化が生き生きとしていると思います。さまざまなものを食べて影響を受けて、進化していけると思いました。せっかく日本で作っているので、メキシコのお店でもやっていたように、現地のものを使いたいと思っています。現地のフレッシュで美味しい食材を使えば美味しいものができると思っています。ここでしか作れないものを作りたい。僕にとってタコスの大きな楽しみは、さまざまな種類があることです。好きな種類のタコスを複数個食べられるような雰囲気のお店にしたいですね。手作りが一番美味しいと思っているので、目の前で焼いて、トウモロコシとトルティーヤの大切さを伝えられればうれしいです。
■日本ならではの食材を活かしたレシピ
メキシコ伝統の青いタコスが味わえるお店「Los Tacos Azules」は、三軒茶屋駅から歩いて7~8分ほどの場所にあります。ブルーと白を基調とした温かみのある雰囲気のお店です。カウンター席の前には鉄板があり、メキシコの青いトウモロコシを自家製粉して作った生地を目の前で焼いて、日本の食材も活かしながら出来たてのタコスを味わうことができます。
ガルシア:(日本には)レンコンのようにメキシコで手に入らないような野菜も多いです。レンコンと豚肉を、かぼちゃの種で作ったソースで煮込んで、上にパクチーをのせたタコスもおいしいです。日本の食材をメキシコの伝統的なレシピを合わせて作りました。夜のコースでは、牛タンを使ったタコスも作っています。メキシコでも食べられない味だと思います。初めて来てくださる方には、トルティーヤを味わってほしいので、一番シンプルなタコスを食べていただきたいです。アボカドの大きいスライスを焼きたてのトルティーヤにのせて、塩を振って食べます。お寿司で言えば、かっぱ巻きのようなものです。
新しい形のタコスが生まれるお店「Los Tacos Azules」。ガルシアさんは「その時々の旬の美味しいものを使って、さまざまなタコスを提供していきたい」と思いを明かしました。気になる方はぜひチェックしてみてください!
◆Los Tacos Azules◆
住所:東京都世田谷区上馬1-17-9
電話:03-5787-6990
営業時間:ディナー 水~土: 6:00pm - 11:00pm
Omakaseコースのみ 7000~(要予約)
朝タコス(週末限定ブランチ)
土: 10:00am - 2:00pm
日:10:00am - 4:00pm(予約不要)
web site:https://www.lostacosazules.jp/
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【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月曜-木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/index.html