J-WAVEでオンエア中の『~JK RADIO~ TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「THE HIDDEN STORY」。12月14日(金)のオンエアでは、三浦大知さんが登場。2018年の活動を振り返りました。
■3年半前から始まった『球体』プロジェクト
2017年にデビュー20周年を迎えた三浦さん。同年に発売したシングル『EXCITE』が、初のナンバーワンを記録しました。2018年3月には、初となるベストアルバムを発売し、こちらも1位に輝きました。立て続けに大ヒットを飛ばすなか、7月にリリースされたのが、アルバム『球体』です。本作はプロデューサー・Nao'ymtさんと、3年半前からプロジェクトとして緻密に作り込んできた作品です。
三浦:Nao'ymtさんという音楽プロデューサーとの出会いが大きくて。最初は2008年に『Inside Your Head』というNaoさんの楽曲を歌わせていただいて、そこから三浦大知の楽曲の方向性やスタイルが、ちょっと変わったみたいなところが自分にはありました。そんなとき、Naoさんが矢的直明という本名名義で出したEPが、本当に素晴らしくて、僕も大好きで、最初は「全曲カバーさせてほしい」っていう想いがあったんです。Naoさんが作ったアルバムを全部カバーさせてほしいという思いに加え、Naoさんにまるまる1枚アルバムを作ってもらって、自分はアルバムのなかでは表現者として歌を歌う。自分はライブの制作もやっているので、ライブにおいては、自分が主導権を握って、パフォーマンスや振り付けを作る。
「ふたりで音源とライブが完全に一体化しているプロジェクトをやりたい」と、三浦さんがNao'ymtさんに声をかけて始まったのが『球体』でした。
■こだわり抜いたアルバム
アルバム『球体』の収録曲は、日本語タイトルがずらり。歌詞も全編日本語です。通して聴くと、ひとつの物語のような作品に仕上がっています。制作はどのように進んだのでしょうか?
三浦:お互いが思うキーワードをならべていって、1曲1曲Naoさんが書き下ろしてくださったものを、3年半かけて作っていきました。そして最後の最後、「どういうストーリーにしていくのか」という曲順を考えて、仕上げたという感じです。1曲1曲作りながらも、それがひとつの物語になるだろうということを予感しながら作っていました。
『球体』というタイトルは、どのように決めたのでしょうか。
三浦:タイトルは実は最後で、全部出来てアルバムの曲の流れも微調整していくなかで、ライブでこのアルバムを、三浦大知を媒介として表現するときに、どういうライブにするべきかと向き合いました。そのときに、ふとステージに真っ白い球体があって、その前で『世界』を歌っている映像、もともと自分のなかで決まっていたみたいなイメージがありました。「ステージ上に白い大きい球体があると思うんです」という話をNaoさんにしたら、「球体は最高ですね」という話になりました。
■『球体』を一生続くプロジェクトに!
三浦さんにとって『球体』は、「一生続いていくもの」だと言います。
三浦:Naoさんとも話しているんです、「自分たちの手を離れても残っていく作品にしたいよね」と。『球体』も僕じゃないパターンがあってもいいというか、別のプロデューサーが違う解釈でアレンジをして、違うアーティストがレコーディングして、まったく違う『球体』が生まれたとしても面白いでしょうし、自分がもし死んでも、この作品だけはずっと残っていくというか、そういうプロジェクトになるといいなと思っています。
アルバム『球体』のあと、Nao'ymtさんとのコラボレーションは、最新シングルとなる『Blizzard』へと続きます。同曲は、映画『ドラゴンボール超 ブロリー』の主題歌になっています。今後、三浦さんが進む道について伺いました。
三浦:『球体』は今までなかった三浦大知の一面みたいな感じですが、わかりやすい「ザ・音楽ライブ」みたいなものも大好きだし、観た人が「あそこはどうだったんだ? どういう意味なんだ?」みたいに考えるエンターテインメントも楽しいと思います。自分のなかでは2本柱というか、どっちをやっても「三浦大知は三浦大知らしい」というのが一番いいと思っていたので、来年も変わらず小さいことから大きいことまで挑戦して、新しいものを作って、この世の中にないものだったり表現だったりを、三浦大知チームとして作っていけたらと思っています。
来年の三浦さんの活動にも注目してみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『~JK RADIO~ TOKYO UNITED』
放送日時:毎週金曜 6時-11時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/
■3年半前から始まった『球体』プロジェクト
2017年にデビュー20周年を迎えた三浦さん。同年に発売したシングル『EXCITE』が、初のナンバーワンを記録しました。2018年3月には、初となるベストアルバムを発売し、こちらも1位に輝きました。立て続けに大ヒットを飛ばすなか、7月にリリースされたのが、アルバム『球体』です。本作はプロデューサー・Nao'ymtさんと、3年半前からプロジェクトとして緻密に作り込んできた作品です。
三浦:Nao'ymtさんという音楽プロデューサーとの出会いが大きくて。最初は2008年に『Inside Your Head』というNaoさんの楽曲を歌わせていただいて、そこから三浦大知の楽曲の方向性やスタイルが、ちょっと変わったみたいなところが自分にはありました。そんなとき、Naoさんが矢的直明という本名名義で出したEPが、本当に素晴らしくて、僕も大好きで、最初は「全曲カバーさせてほしい」っていう想いがあったんです。Naoさんが作ったアルバムを全部カバーさせてほしいという思いに加え、Naoさんにまるまる1枚アルバムを作ってもらって、自分はアルバムのなかでは表現者として歌を歌う。自分はライブの制作もやっているので、ライブにおいては、自分が主導権を握って、パフォーマンスや振り付けを作る。
「ふたりで音源とライブが完全に一体化しているプロジェクトをやりたい」と、三浦さんがNao'ymtさんに声をかけて始まったのが『球体』でした。
■こだわり抜いたアルバム
アルバム『球体』の収録曲は、日本語タイトルがずらり。歌詞も全編日本語です。通して聴くと、ひとつの物語のような作品に仕上がっています。制作はどのように進んだのでしょうか?
三浦:お互いが思うキーワードをならべていって、1曲1曲Naoさんが書き下ろしてくださったものを、3年半かけて作っていきました。そして最後の最後、「どういうストーリーにしていくのか」という曲順を考えて、仕上げたという感じです。1曲1曲作りながらも、それがひとつの物語になるだろうということを予感しながら作っていました。
『球体』というタイトルは、どのように決めたのでしょうか。
三浦:タイトルは実は最後で、全部出来てアルバムの曲の流れも微調整していくなかで、ライブでこのアルバムを、三浦大知を媒介として表現するときに、どういうライブにするべきかと向き合いました。そのときに、ふとステージに真っ白い球体があって、その前で『世界』を歌っている映像、もともと自分のなかで決まっていたみたいなイメージがありました。「ステージ上に白い大きい球体があると思うんです」という話をNaoさんにしたら、「球体は最高ですね」という話になりました。
■『球体』を一生続くプロジェクトに!
三浦さんにとって『球体』は、「一生続いていくもの」だと言います。
三浦:Naoさんとも話しているんです、「自分たちの手を離れても残っていく作品にしたいよね」と。『球体』も僕じゃないパターンがあってもいいというか、別のプロデューサーが違う解釈でアレンジをして、違うアーティストがレコーディングして、まったく違う『球体』が生まれたとしても面白いでしょうし、自分がもし死んでも、この作品だけはずっと残っていくというか、そういうプロジェクトになるといいなと思っています。
アルバム『球体』のあと、Nao'ymtさんとのコラボレーションは、最新シングルとなる『Blizzard』へと続きます。同曲は、映画『ドラゴンボール超 ブロリー』の主題歌になっています。今後、三浦さんが進む道について伺いました。
三浦:『球体』は今までなかった三浦大知の一面みたいな感じですが、わかりやすい「ザ・音楽ライブ」みたいなものも大好きだし、観た人が「あそこはどうだったんだ? どういう意味なんだ?」みたいに考えるエンターテインメントも楽しいと思います。自分のなかでは2本柱というか、どっちをやっても「三浦大知は三浦大知らしい」というのが一番いいと思っていたので、来年も変わらず小さいことから大きいことまで挑戦して、新しいものを作って、この世の中にないものだったり表現だったりを、三浦大知チームとして作っていけたらと思っています。
来年の三浦さんの活動にも注目してみてください。
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