J-WAVEで放送中の番組『THE KINGS PLACE』(水曜担当ナビゲーター:never young beach)。12月12日(水)のオンエアでは、ベースの巽啓伍がソロでお届け。この日は巽が尊敬する、くるりのベーシスト・佐藤征史さんをゲストにお迎えしました。
■くるりのお客さんはネバヤンが好き
ネバヤンは、今年開催されたくるり主催の音楽フェス「京都音楽博覧会2018 in 梅小路公園」(以下、音博)に出演。これがくるりとネバヤンの初対面でした。佐藤さんはネバヤンの曲の印象から「平均年齢は20歳くらい上やと思ってました(笑)」と、年齢が高いバンドだと思っていたと明かします。
佐藤:最近、アメリカとかでも多いじゃないですか。60'sと70'sの音感、質感にするっていうのが。「日本でもそういう流れをやってはる人がいるんやなぁ」って、わりと一般リスナーよりもぜんぜん後に知ったというか(笑)。
巽:それってどれくらい前ですか? 1年くらい?
佐藤:じゃないですかね。また変な話、くるりのお客さんがネバヤンのこと大好きなんですよ。
巽:(笑)。ありがたいことにそうですね。
「音博」に出てほしいアーティストのアンケートには、ネバヤンの名前がよく挙がるそうで、佐藤さんは「自分たちの音楽を聴いている人は、ネバヤンの音楽にすごくビビッとくるんでしょうね」と話します。
巽:僕らの目標でもあったんですよね。「音博はいつか出たいね」みたいな。
佐藤:あ、そんな早く叶う目標を(笑)。
巽:いやいやいや(笑)。叶わないじゃないですか。くるりのみなさんは、リスナーとしてめちゃくちゃ音楽を聴いている人で、その上で選んでいただけてるわけじゃないですか。
佐藤:いやいや、こちらこそありがとうございます。
■くるりとネバヤン、お互いの印象は?
巽がくるりを初めて聴いたのは中学1年生の頃。アルバム『図鑑』、『TEAM ROCK』を図書館で借りたことがきっかけでした。
しかし、当時はまだ楽器をやっていたわけではなく、将来ミュージシャンになりたいとも思っていなかったという巽。佐藤さんは「くるりのどういうところに惹かれたんですか?」と質問します。
巽:その当時、いろんな雑誌を見てて、同級生とかちょっと音楽を聴く人たちは『ROCKIN'ON JAPAN』とかの雑誌を読んでたんです。けど、ブックオフで『snoozer』という雑誌のバックナンバーがめっちゃ安く売ってたんですよ。100円コーナーとかで。それを読んでたときに、「くるりめっちゃカッコええやん」と思いました。『ROCKIN'ON JAPAN』にも載ってて、『snoozer』にも載ってる。
佐藤:『snoozer』って洋楽メインの雑誌でしたからね。
巽:それで、「これ聴いてるほうがCOOLなんちゃう?」って思って。
佐藤:ほうほう、なるほど。田中宗一郎(『snoozer』の編集長)に惑わされたっていう、典型的な(笑)。
「スッと入ってくる歌メロなのに曲の構成がおもしろかったりして、普通じゃない感じがあって」と、くるりにハマった理由を語りました。一方、佐藤さんのネバヤンに対する印象は……。
佐藤:自分はね、ネバヤンの音楽を聴くのは好きなんですよ。僕はあんまり日本人の音楽って聴かないんですよね。やたら押し付けがましい歌詞とか、「おまえにそんなこと言われたないねん」とか、「そんな巻き舌で応援されてもムカつくだけやわ」とかって思ってまうから。
巽:素直に聴けないと(笑)。
佐藤:好きな洋楽だったら、「どんなこと歌ってんねんやろ?」とかっていうのは調べたり、ちゃんと見たりしますけど。やっぱり歌詞とかって、だいたい聴き流してるもんじゃないですか。ネバヤンは良い意味ですごい聴き流せるというか。くるりも、(岸田)繁くんの書く歌詞もそうだと思うんですけど、明確な答えっていうのを持ってないんです。それぞれで、その時々で感じられるものがある感じがして。
これに巽は「これはうちの安部が聞いてたら感動してるんじゃないですかね」「好きな人に好きって言われるのは嬉しい」と、素直に喜びの気持ちを伝えました。今回ゲストとして登場したくるりは、2019年の5月からライブツアーを行います。詳しくはくるりのHPをチェックしてください!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『THE KINGS PLACE』
放送日時:月・火・水・木曜 25時-26時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/kingsplace/
■くるりのお客さんはネバヤンが好き
ネバヤンは、今年開催されたくるり主催の音楽フェス「京都音楽博覧会2018 in 梅小路公園」(以下、音博)に出演。これがくるりとネバヤンの初対面でした。佐藤さんはネバヤンの曲の印象から「平均年齢は20歳くらい上やと思ってました(笑)」と、年齢が高いバンドだと思っていたと明かします。
佐藤:最近、アメリカとかでも多いじゃないですか。60'sと70'sの音感、質感にするっていうのが。「日本でもそういう流れをやってはる人がいるんやなぁ」って、わりと一般リスナーよりもぜんぜん後に知ったというか(笑)。
巽:それってどれくらい前ですか? 1年くらい?
佐藤:じゃないですかね。また変な話、くるりのお客さんがネバヤンのこと大好きなんですよ。
巽:(笑)。ありがたいことにそうですね。
「音博」に出てほしいアーティストのアンケートには、ネバヤンの名前がよく挙がるそうで、佐藤さんは「自分たちの音楽を聴いている人は、ネバヤンの音楽にすごくビビッとくるんでしょうね」と話します。
巽:僕らの目標でもあったんですよね。「音博はいつか出たいね」みたいな。
佐藤:あ、そんな早く叶う目標を(笑)。
巽:いやいやいや(笑)。叶わないじゃないですか。くるりのみなさんは、リスナーとしてめちゃくちゃ音楽を聴いている人で、その上で選んでいただけてるわけじゃないですか。
佐藤:いやいや、こちらこそありがとうございます。
■くるりとネバヤン、お互いの印象は?
巽がくるりを初めて聴いたのは中学1年生の頃。アルバム『図鑑』、『TEAM ROCK』を図書館で借りたことがきっかけでした。
しかし、当時はまだ楽器をやっていたわけではなく、将来ミュージシャンになりたいとも思っていなかったという巽。佐藤さんは「くるりのどういうところに惹かれたんですか?」と質問します。
巽:その当時、いろんな雑誌を見てて、同級生とかちょっと音楽を聴く人たちは『ROCKIN'ON JAPAN』とかの雑誌を読んでたんです。けど、ブックオフで『snoozer』という雑誌のバックナンバーがめっちゃ安く売ってたんですよ。100円コーナーとかで。それを読んでたときに、「くるりめっちゃカッコええやん」と思いました。『ROCKIN'ON JAPAN』にも載ってて、『snoozer』にも載ってる。
佐藤:『snoozer』って洋楽メインの雑誌でしたからね。
巽:それで、「これ聴いてるほうがCOOLなんちゃう?」って思って。
佐藤:ほうほう、なるほど。田中宗一郎(『snoozer』の編集長)に惑わされたっていう、典型的な(笑)。
「スッと入ってくる歌メロなのに曲の構成がおもしろかったりして、普通じゃない感じがあって」と、くるりにハマった理由を語りました。一方、佐藤さんのネバヤンに対する印象は……。
佐藤:自分はね、ネバヤンの音楽を聴くのは好きなんですよ。僕はあんまり日本人の音楽って聴かないんですよね。やたら押し付けがましい歌詞とか、「おまえにそんなこと言われたないねん」とか、「そんな巻き舌で応援されてもムカつくだけやわ」とかって思ってまうから。
巽:素直に聴けないと(笑)。
佐藤:好きな洋楽だったら、「どんなこと歌ってんねんやろ?」とかっていうのは調べたり、ちゃんと見たりしますけど。やっぱり歌詞とかって、だいたい聴き流してるもんじゃないですか。ネバヤンは良い意味ですごい聴き流せるというか。くるりも、(岸田)繁くんの書く歌詞もそうだと思うんですけど、明確な答えっていうのを持ってないんです。それぞれで、その時々で感じられるものがある感じがして。
これに巽は「これはうちの安部が聞いてたら感動してるんじゃないですかね」「好きな人に好きって言われるのは嬉しい」と、素直に喜びの気持ちを伝えました。今回ゲストとして登場したくるりは、2019年の5月からライブツアーを行います。詳しくはくるりのHPをチェックしてください!
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【番組情報】
番組名:『THE KINGS PLACE』
放送日時:月・火・水・木曜 25時-26時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/kingsplace/