J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」。12月11日(火)のオンエアでは、美肌をつくる食事術について、小林メディカルクリニック東京院長の小林暁子さんが伝授しました。
■「糖化」で老ける!
小林さんによると、肌を美しく保つためには、糖化を防ぐことが大切だそう。糖化は体の中の細胞が焦げついたような状態で、重大な老化原因のひとつになります。
小林:一度、糖化が起きてしまうと元に戻らない……というのが医学でも注目されているポイントです。糖化が進む原因は、糖分過多の食品を食べ過ぎる、食後の血糖値の急上昇を招く食事のスタイルです。余分な糖分を摂取しすぎて使い切れないと、体じゅうの血液に、余った糖が溜まります。その糖が体内のタンパク質に絡みつき、“AGE(糖化最終生成物)”が老化原因物質として体内に蓄積します。糖化が起こるとコラーゲンに柔軟性がなくなり、肌のハリが低下するほか、動脈硬化を起こしたり、目の白内障なども関係すると言われています。
AGEは食品にも含まれているそうです。
小林:AGEは、糖質とタンパク質を高温で加熱すると増えます。こんがりとキツネ色に焼き色がついた部分の焦げたところには、たくさんのAGEが含まれます。
別所:そうなんですか!?
小林:揚げ物やバーベキュー、焼肉、ベーコン、フライドポテトなどおいしいものばかりなんです。
■糖化を防ぐには?
美容のためとはいえ、それらの料理を食べないという選択肢は難しいもの。どうすればいいのでしょうか。
小林:体内で糖化を抑える食品と一緒に食べるといいでしょう。酢やレモンはAGEの合成を抑えて血糖値の上昇を抑えてくれます。また、オリーブオイルは糖の吸収を遅らせてくれるので、糖質たっぷりのパンも、オリーブオイルと一緒に食べると血糖値の上昇を抑えられます。カリカリに焼かれた魚にはよくレモンが添えてありますよね。また、酢、レモン汁、オリーブオイルに適量の塩に加えると手作りのドレッシングになります。そういったものと一緒にとりましょう。
別所:“糖化が進まない食事術”では、食物繊維が大事ということですが?
小林:食物繊維を一緒にとっていれば、糖化も怖がらなくて済みます。糖の吸収を非常に緩やかにしてくれるほか、“セカンドミール効果”といって、朝食でしっかりと食物繊維をとると、その食物繊維の血糖値を上げない効果が、その次の食事以降にも続くことが研究でわかっています。朝食、昼食で積極的に食物繊維をとっておけば、夜に外食をすることになって食物繊維を選べないときも、あまり気にしなくていいです。
さらに詳しく知りたい方は、小林さんの著書『医者が教える最高の美肌術』(アスコム)を手に取ってみてください。
次回12日(水)の「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」は、日本初上陸のNYブルックリン発アミューズメント型最新フィットネスをご紹介します。お聞き逃しなく。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr
■「糖化」で老ける!
小林さんによると、肌を美しく保つためには、糖化を防ぐことが大切だそう。糖化は体の中の細胞が焦げついたような状態で、重大な老化原因のひとつになります。
小林:一度、糖化が起きてしまうと元に戻らない……というのが医学でも注目されているポイントです。糖化が進む原因は、糖分過多の食品を食べ過ぎる、食後の血糖値の急上昇を招く食事のスタイルです。余分な糖分を摂取しすぎて使い切れないと、体じゅうの血液に、余った糖が溜まります。その糖が体内のタンパク質に絡みつき、“AGE(糖化最終生成物)”が老化原因物質として体内に蓄積します。糖化が起こるとコラーゲンに柔軟性がなくなり、肌のハリが低下するほか、動脈硬化を起こしたり、目の白内障なども関係すると言われています。
AGEは食品にも含まれているそうです。
小林:AGEは、糖質とタンパク質を高温で加熱すると増えます。こんがりとキツネ色に焼き色がついた部分の焦げたところには、たくさんのAGEが含まれます。
別所:そうなんですか!?
小林:揚げ物やバーベキュー、焼肉、ベーコン、フライドポテトなどおいしいものばかりなんです。
■糖化を防ぐには?
美容のためとはいえ、それらの料理を食べないという選択肢は難しいもの。どうすればいいのでしょうか。
小林:体内で糖化を抑える食品と一緒に食べるといいでしょう。酢やレモンはAGEの合成を抑えて血糖値の上昇を抑えてくれます。また、オリーブオイルは糖の吸収を遅らせてくれるので、糖質たっぷりのパンも、オリーブオイルと一緒に食べると血糖値の上昇を抑えられます。カリカリに焼かれた魚にはよくレモンが添えてありますよね。また、酢、レモン汁、オリーブオイルに適量の塩に加えると手作りのドレッシングになります。そういったものと一緒にとりましょう。
別所:“糖化が進まない食事術”では、食物繊維が大事ということですが?
小林:食物繊維を一緒にとっていれば、糖化も怖がらなくて済みます。糖の吸収を非常に緩やかにしてくれるほか、“セカンドミール効果”といって、朝食でしっかりと食物繊維をとると、その食物繊維の血糖値を上げない効果が、その次の食事以降にも続くことが研究でわかっています。朝食、昼食で積極的に食物繊維をとっておけば、夜に外食をすることになって食物繊維を選べないときも、あまり気にしなくていいです。
さらに詳しく知りたい方は、小林さんの著書『医者が教える最高の美肌術』(アスコム)を手に取ってみてください。
次回12日(水)の「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」は、日本初上陸のNYブルックリン発アミューズメント型最新フィットネスをご紹介します。お聞き逃しなく。
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