幸福度ランキング1位! フィンランドの生き方を支える幸せメソッドって?

J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー『MORNING INSIGHT』。11月6日(火)のオンエアでは、幸せ大国フィンランドの幸せメソッド「SISU(シス)」に注目。北欧文化を研究しているライター・翻訳家の柳澤はるかさんをお迎えし、お話を伺いました。

国連の世界幸福度ランキングでは常に上位、2018年版では1位となったフィンランド(日本は54位)。柳澤さんは5年前に、フィンランドに旅行に行ったことがきっかけで、現地の人々の生き方や考え方に魅了されたそうです。

ときにはマイナス20〜30度と極寒の地であるフィンランドですが、自分自身が自然体でいられる場所と感じた柳澤さんは、どうしてフィンランドにいると幸せな気持ちになれるのか調べはじめたといいます。そして翻訳を手がけた1冊が、先日出版された『フィンランドの幸せメソッド SISU(シス) 』。著者はカナダからフィンランドに移住したカトヤ・パンツァルさんです。


■SISUって何?

この本のテーマでもあるSISUとは「古くからフィンランドに受け継がれている特別な精神力」とありますが、どのようなものなのか訊きました。

柳澤:日本語でひとことでいうと、「しなやかな強さ」みたいなイメージですね。厳しい状況に追い込まれたときもポキっと折れてしまわずに、そこからしなやかに立ち上がるような強い精神性を表しています。とても寒く厳しい環境、自然のなかでみなさん暮らしているので、そこで「寒いな、暗いな」とならずにたくましく生きる姿。大雪が降っても自転車で会社に行く。「そういうふうに生きていけるんだな」とフィンランドの人たちの強さを感じたことがあります。

フィンランドでは「あなたにはSISUがある」という表現があるそうですが、どんなときに使われるのでしょうか。

柳澤:著者のカトヤさんがフィンランドではじめて「あなたSISUがあるね」と言われたのは、吹雪のなか自転車で出かけようとしていたときだったそうです。一見負けてしまいそうな状況で踏ん張るときやパワーを発揮するときがSISUの表れるときで、日本語で根性・気合・ガッツ・粘り強さや忍耐にも近いかもしれません。東京の人は、自分も含めてSISUが薄れ気味かなと思います(笑)。効率や快適さを求め、楽なほうに逃げてしまいますから。
別所:SISUは言い方を変えると「楽なほうに逃げない」ということですか?
柳澤:まさにそうなんです。著者も「日常生活で楽な道に逃げないようにしましょう」と提案しています。

別所:デンマークの「ヒュッゲ」との違いは?
柳澤:ヒュッゲとSISUはちょうど反対くらい違うと思います。SISUは厳しいところで負けずに頑張る。ヒュッゲはほどほどにしてリラックスして休みましょう、心地いい時間を大事にしましょうという考え方です。


■サウナはリラックス

フィンランドに欠かせない「サウナ文化」についても訊きました。SISUに対してサウナはフィンランドの人々にとって身も心もリラックスできる場所で、家族との団らん、ひとりで瞑想を楽しむ、地元の人との雑談の場所など、さまざまなコミュニケーションの場になっています。

その他にも自然と共生する食や子育てなど、フィンランドならではの考え方を柳澤さんに紹介していただきました。幸福度1位の国フィンランドの幸せに生きる秘訣がつまっている本『フィンランドの幸せメソッド SISU(シス) 』、ぜひ手にとってみてください。

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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