J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。11月5日(月)のオンエアでは、emmaとのコンビでお届けしました。
注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、11月9日(金)に映画『ボヘミアン・ラプソディ』が公開される伝説のロックバンド「Queen」を特集します。
1日目:伝説のバンド・Queen、「時代遅れ」と酷評されていた!? デビューからターニングポイントまでの軌跡
2日目:Queenの名曲『ボヘミアン・ラプソディ』はシングル化を反対されていた! その理由は…
3日目:Queen、絶頂期から休止状態へ…日本武道館公演のバックステージで語った言葉とは?【特集】
4日目:Queen、復活の瞬間に「19億人」が熱狂! フレディは自身のコンプレックスを乗り越えて…【特集】
■全世界で3億万枚以上のセールスを誇るレジェンド!
1973年にデビューしたQueenは、全世界で3億万枚以上のセールスを誇るイギリスのレジェンドバンド。メンバーはボーカルのフレディ・マーキュリー、ギターのブライアン・メイ、ベースのジョン・ディーコン、そしてドラムのロジャー・テイラー。1991年にフレディが亡くなった後も、現在まで断続的に活動を続け、彼らが遺した楽曲は今なお世界中で愛され続けています。
1946年9月5日、アフリカのタンザニアで生まれたフレディ・マーキュリー。幼少期のほとんどをインドで過ごし、この頃からピアノを通して音楽の素養を育み、15歳でバンドを結成。ロックにのめり込むようになります。イラストレーターを目指し、ロンドンの大学イーリング・アートカレッジに入学。勉学に励みながらも音楽への情熱は止むことはなく、バンド活動にも精を出していきます。そしてこの頃、フレディにとって運命的な出会いが訪れました。
同じ大学の友人が組んでいたバンド、スマイルのファンになり足しげくライブに通ったフレディ。このスマイルのメンバーこそが、のちにQueenのメンバーとなる、ギターのブライアン・メイと、ドラムのロジャー・テイラーでした。スマイルのボーカルをつとめていた友人が脱退したことから、フレディがボーカルとして参加。バンド名をQueenに改め、ベーシストにはオーディションで選ばれたジョン・ディーコンが加入。1971年からQueenとしてのキャリアをスタートさせます。
Queenのメンバーはフレディ以外は全員、理系だそう。ブライアン・メイはインペリアル・カレッジで天文学を学び、のちに天体物理学の博士号を取得。父と一緒に暖炉の木材からギターを作ったという驚きのエピソードもあるとか。ロジャー・テイラーは歯科医を目指し、ロンドン・ホスピタル・メディカル・カレッジに進学。ジョン・ディーコンは電子工学の博士号を取得していて、ギター・エフェクターを自作できたといいます。演奏時の緻密な音作りなどは、彼らの専門性がQueenのサウンドに反映されていたといえます。
■デビューするも「時代遅れ」と酷評
そしてQueenは1973年にアルバム『Queen』でデビューを飾ります。満を持してリリースされたこのアルバムは、T-Rexなどグラムロック・ムーブメント終焉頃にリリースされたこともあり、「時代遅れ」と酷評を受け、イギリス国内でのセールスはふるいませんでした。しかし、ギターサウンド、コーラスワーク、曲の構成はのちのQueenサウンドの礎になったことは間違いありません。
そんな評価を払拭すべく、翌1974年に2ndアルバム『Queen Ⅱ』をリリース。Queenの代名詞ともいえる組曲的要素を取り入れ、より自分たちの個性を色濃くした一枚を作り上げました。これはイギリス国内チャートで5位を記録。作品の評価や、フレディの天性ともいえるステージ・パフォーマンスで着実にファンを獲得していきます。
■ターニングポイントとなった曲は?
王子様のようなルックスの良さから日本でも人気に火が付き、モット・ザ・フープルの前座として初めての全米ツアーに出るなど、ワールドワイドに活動の幅を広げていきます。そして同じくこの年、Queenのブレイクを確実としたのが3rdアルバム『シアー・ハート・アタック』。イギリス、日本に続き、アメリカでの人気も決定付ける1枚となりました。
アルバムにも収録されているシングル『Killer Queen』は、Queenの十八番であるコーラスワーク、ピアノ、ロックギター、気品漂う歌詞というQueenを代表するポップソング。イギリス国内で2位を獲得し、アメリカでも12位を記録。バンドにとってターニング・ポイントとなりました。
というところで1日目はここまで。続きとなる2日目、6日(火)のオンエアでは、映画のタイトルにもなった名曲『Bohemian Rhapsody』の誕生からスタート!続きの記事はコチラ。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、11月9日(金)に映画『ボヘミアン・ラプソディ』が公開される伝説のロックバンド「Queen」を特集します。
1日目:伝説のバンド・Queen、「時代遅れ」と酷評されていた!? デビューからターニングポイントまでの軌跡
2日目:Queenの名曲『ボヘミアン・ラプソディ』はシングル化を反対されていた! その理由は…
3日目:Queen、絶頂期から休止状態へ…日本武道館公演のバックステージで語った言葉とは?【特集】
4日目:Queen、復活の瞬間に「19億人」が熱狂! フレディは自身のコンプレックスを乗り越えて…【特集】
■全世界で3億万枚以上のセールスを誇るレジェンド!
1973年にデビューしたQueenは、全世界で3億万枚以上のセールスを誇るイギリスのレジェンドバンド。メンバーはボーカルのフレディ・マーキュリー、ギターのブライアン・メイ、ベースのジョン・ディーコン、そしてドラムのロジャー・テイラー。1991年にフレディが亡くなった後も、現在まで断続的に活動を続け、彼らが遺した楽曲は今なお世界中で愛され続けています。
1946年9月5日、アフリカのタンザニアで生まれたフレディ・マーキュリー。幼少期のほとんどをインドで過ごし、この頃からピアノを通して音楽の素養を育み、15歳でバンドを結成。ロックにのめり込むようになります。イラストレーターを目指し、ロンドンの大学イーリング・アートカレッジに入学。勉学に励みながらも音楽への情熱は止むことはなく、バンド活動にも精を出していきます。そしてこの頃、フレディにとって運命的な出会いが訪れました。
同じ大学の友人が組んでいたバンド、スマイルのファンになり足しげくライブに通ったフレディ。このスマイルのメンバーこそが、のちにQueenのメンバーとなる、ギターのブライアン・メイと、ドラムのロジャー・テイラーでした。スマイルのボーカルをつとめていた友人が脱退したことから、フレディがボーカルとして参加。バンド名をQueenに改め、ベーシストにはオーディションで選ばれたジョン・ディーコンが加入。1971年からQueenとしてのキャリアをスタートさせます。
Queenのメンバーはフレディ以外は全員、理系だそう。ブライアン・メイはインペリアル・カレッジで天文学を学び、のちに天体物理学の博士号を取得。父と一緒に暖炉の木材からギターを作ったという驚きのエピソードもあるとか。ロジャー・テイラーは歯科医を目指し、ロンドン・ホスピタル・メディカル・カレッジに進学。ジョン・ディーコンは電子工学の博士号を取得していて、ギター・エフェクターを自作できたといいます。演奏時の緻密な音作りなどは、彼らの専門性がQueenのサウンドに反映されていたといえます。
■デビューするも「時代遅れ」と酷評
そしてQueenは1973年にアルバム『Queen』でデビューを飾ります。満を持してリリースされたこのアルバムは、T-Rexなどグラムロック・ムーブメント終焉頃にリリースされたこともあり、「時代遅れ」と酷評を受け、イギリス国内でのセールスはふるいませんでした。しかし、ギターサウンド、コーラスワーク、曲の構成はのちのQueenサウンドの礎になったことは間違いありません。
そんな評価を払拭すべく、翌1974年に2ndアルバム『Queen Ⅱ』をリリース。Queenの代名詞ともいえる組曲的要素を取り入れ、より自分たちの個性を色濃くした一枚を作り上げました。これはイギリス国内チャートで5位を記録。作品の評価や、フレディの天性ともいえるステージ・パフォーマンスで着実にファンを獲得していきます。
■ターニングポイントとなった曲は?
王子様のようなルックスの良さから日本でも人気に火が付き、モット・ザ・フープルの前座として初めての全米ツアーに出るなど、ワールドワイドに活動の幅を広げていきます。そして同じくこの年、Queenのブレイクを確実としたのが3rdアルバム『シアー・ハート・アタック』。イギリス、日本に続き、アメリカでの人気も決定付ける1枚となりました。
アルバムにも収録されているシングル『Killer Queen』は、Queenの十八番であるコーラスワーク、ピアノ、ロックギター、気品漂う歌詞というQueenを代表するポップソング。イギリス国内で2位を獲得し、アメリカでも12位を記録。バンドにとってターニング・ポイントとなりました。
というところで1日目はここまで。続きとなる2日目、6日(火)のオンエアでは、映画のタイトルにもなった名曲『Bohemian Rhapsody』の誕生からスタート!続きの記事はコチラ。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/