J-WAVEで放送中の番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。11月17日(土)のオンエアでは、旅人・仕事の仕組みづくり研究家の神谷純平さんをゲストに招きました。
神谷さんは「好きな時に好きな場所で友人と笑ってご飯を食べる」をモットーに、1年のほとんどを海外で旅をしながら過ごしています。趣味は旅と魚釣りで、さまざまな仕事の構造を研究する「仕事の仕組みづくり研究家」として活躍中です。
■友だちに会うために仕事と家を手放す
セブ島の釣りについて調べていた時に、神谷純平さんのサイトを見つけ興味を持ったという葉加瀬。神谷さんに訊きたいことがあったようで、さっそくその質問をぶつけました。
葉加瀬:「断捨離をしすぎて家も無くなった」みたいなことが書いてあって。実際、今家が無いんだよね?
神谷:今、家は無いですね。
葉加瀬:(笑)。それでずっと旅をしながらお仕事をされてるんですか?
神谷:そうですね。ずっと旅はしてますね。
葉加瀬:何年前に家を断捨離したんですか?
神谷:5年前ですね、2013年からになるので。
なんと5年前から家がないという神谷さん。そのきっかけを葉加瀬が尋ねると……。
神谷:2012年に留学に行ったんですね。セブ島に行ったんですけども、そこでできた友だちが台湾の方で。その人とけっこう仲良くなって楽しくやってて、僕が起業をしたかったのでいろいろ相談とか悩みを聞いてもらってたんですよ。その友だちが元気がない時期があって、ご飯だけでも食べたいなと思ったんですけど、台湾って福岡から3時間とかなんです。どうしても忙しくて行けなくて「今のライフスタイルだったら友だちとすら会えないのかな」と思って。
台湾にいる友だちに会いに行きたいのに会いに行けないという、自分が置かれている状況に疑問を感じ、最終的には家も仕事も手放すことにした神谷さん。最初は不安もありましたが、着替えとパソコン、スマートフォンなど、機内に持ち込めるサイズに自分の荷物をまとめ、海外に旅立ちました。
■タイで感じた仕事の仕組みの違い
神谷さんがよく訪ねる街が、タイのバンコク。キッカケはバックパッカーで訪れた時に泊まったゲストハウスがとてもよく、「仕事をしながら旅をできるようになったら行ってみたい」と思ったから。そのゲストハウスのオーナーに、タイでの仕事の仕組みを教わりました。そこで気になったことがあるそうで……。
神谷:タイってけっこうゆるいんですよ。例えばですけど、普通に電話しながらレジ打ったりとか。
葉加瀬:なるほどね。
神谷:あとは仕事の話をしててもゲームしてたりとか。
葉加瀬:(笑)。
神谷:そういうところでも仕事が回ってて。どうやって回してるんだろうって。
葉加瀬:逆に?
神谷:はい。日本だとスマホを持ち込むだけで怒られたりする職場ありますよね。
葉加瀬:ほとんどがそうだよ。
神谷:ほとんどそうですよね。海外だと持ち込んで怒られるほうが稀なんですよ。ただ、回ってるんですよ。「何が違うんだろう」って。
葉加瀬:でもそこに目を付けるのは稀かもね。「ちゃんとすりゃいいのに!」って思うのが日本人じゃん。
神谷:それは、今でも思いますけど(笑)。
葉加瀬:(笑)。思っちゃいるけど「それでも成り立つんだ」っていうのを考えたわけでしょ?
神谷:そうですね。今まではマックスで仕事をしてたんですよ。常に緊張感を持って。それは日本人のプロ意識だと思うんですけど。ただそうじゃなくても回る世界があるっていうのを初めて知って「どうなってる?」っていう興味がすごくありました。
■希望に満ちた国・タイ
神谷さんが惹かれたタイ・バンコクも日に日に変わっていっているようです。
葉加瀬:どんどん新しくなってるんじゃないですか?
神谷:早いですね。1カ月行かないと、新しいお店があります。
葉加瀬:本当? そのレベル?
神谷:建築のスピードも早いんですよね。
葉加瀬:中国なんかもそうよね?
神谷:めちゃくちゃ早いですね。
葉加瀬:上海とかウソみたいに早いでしょ?
神谷:すごいことになってますね。
葉加瀬:日本も恐らく70年代とか80年代にそういうエナジーがあったと思うんだけど。まさにそういうものを(バンコクでは)見られるのかもしれないね。
神谷:僕は1989年、バブルの終わりかけに生まれました。今、僕が(バンコクで)体感しているのは、恐らくその時代なんだろうなと思います。友だちもそうですし、街にいる人もみんな未来がよくなると思ってるんですよ。それがすごい環境的には居心地がいいというか、「なんかやってやるぞ」という気持ちにはなります。
葉加瀬:そりゃそうだよね。
希望に満ち溢れた街と人を見ていると、神谷さんもやる気をもらえるといいます。神谷さんの話を聞いて、タイに興味を持った方も多いのではないでしょうか。
【番組情報】
番組名:『ANA WORLD AIR CURRENT』
放送日時:土曜19時-19時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/worldaircurrent/
神谷さんは「好きな時に好きな場所で友人と笑ってご飯を食べる」をモットーに、1年のほとんどを海外で旅をしながら過ごしています。趣味は旅と魚釣りで、さまざまな仕事の構造を研究する「仕事の仕組みづくり研究家」として活躍中です。
■友だちに会うために仕事と家を手放す
セブ島の釣りについて調べていた時に、神谷純平さんのサイトを見つけ興味を持ったという葉加瀬。神谷さんに訊きたいことがあったようで、さっそくその質問をぶつけました。
葉加瀬:「断捨離をしすぎて家も無くなった」みたいなことが書いてあって。実際、今家が無いんだよね?
神谷:今、家は無いですね。
葉加瀬:(笑)。それでずっと旅をしながらお仕事をされてるんですか?
神谷:そうですね。ずっと旅はしてますね。
葉加瀬:何年前に家を断捨離したんですか?
神谷:5年前ですね、2013年からになるので。
なんと5年前から家がないという神谷さん。そのきっかけを葉加瀬が尋ねると……。
神谷:2012年に留学に行ったんですね。セブ島に行ったんですけども、そこでできた友だちが台湾の方で。その人とけっこう仲良くなって楽しくやってて、僕が起業をしたかったのでいろいろ相談とか悩みを聞いてもらってたんですよ。その友だちが元気がない時期があって、ご飯だけでも食べたいなと思ったんですけど、台湾って福岡から3時間とかなんです。どうしても忙しくて行けなくて「今のライフスタイルだったら友だちとすら会えないのかな」と思って。
台湾にいる友だちに会いに行きたいのに会いに行けないという、自分が置かれている状況に疑問を感じ、最終的には家も仕事も手放すことにした神谷さん。最初は不安もありましたが、着替えとパソコン、スマートフォンなど、機内に持ち込めるサイズに自分の荷物をまとめ、海外に旅立ちました。
■タイで感じた仕事の仕組みの違い
神谷さんがよく訪ねる街が、タイのバンコク。キッカケはバックパッカーで訪れた時に泊まったゲストハウスがとてもよく、「仕事をしながら旅をできるようになったら行ってみたい」と思ったから。そのゲストハウスのオーナーに、タイでの仕事の仕組みを教わりました。そこで気になったことがあるそうで……。
神谷:タイってけっこうゆるいんですよ。例えばですけど、普通に電話しながらレジ打ったりとか。
葉加瀬:なるほどね。
神谷:あとは仕事の話をしててもゲームしてたりとか。
葉加瀬:(笑)。
神谷:そういうところでも仕事が回ってて。どうやって回してるんだろうって。
葉加瀬:逆に?
神谷:はい。日本だとスマホを持ち込むだけで怒られたりする職場ありますよね。
葉加瀬:ほとんどがそうだよ。
神谷:ほとんどそうですよね。海外だと持ち込んで怒られるほうが稀なんですよ。ただ、回ってるんですよ。「何が違うんだろう」って。
葉加瀬:でもそこに目を付けるのは稀かもね。「ちゃんとすりゃいいのに!」って思うのが日本人じゃん。
神谷:それは、今でも思いますけど(笑)。
葉加瀬:(笑)。思っちゃいるけど「それでも成り立つんだ」っていうのを考えたわけでしょ?
神谷:そうですね。今まではマックスで仕事をしてたんですよ。常に緊張感を持って。それは日本人のプロ意識だと思うんですけど。ただそうじゃなくても回る世界があるっていうのを初めて知って「どうなってる?」っていう興味がすごくありました。
■希望に満ちた国・タイ
神谷さんが惹かれたタイ・バンコクも日に日に変わっていっているようです。
葉加瀬:どんどん新しくなってるんじゃないですか?
神谷:早いですね。1カ月行かないと、新しいお店があります。
葉加瀬:本当? そのレベル?
神谷:建築のスピードも早いんですよね。
葉加瀬:中国なんかもそうよね?
神谷:めちゃくちゃ早いですね。
葉加瀬:上海とかウソみたいに早いでしょ?
神谷:すごいことになってますね。
葉加瀬:日本も恐らく70年代とか80年代にそういうエナジーがあったと思うんだけど。まさにそういうものを(バンコクでは)見られるのかもしれないね。
神谷:僕は1989年、バブルの終わりかけに生まれました。今、僕が(バンコクで)体感しているのは、恐らくその時代なんだろうなと思います。友だちもそうですし、街にいる人もみんな未来がよくなると思ってるんですよ。それがすごい環境的には居心地がいいというか、「なんかやってやるぞ」という気持ちにはなります。
葉加瀬:そりゃそうだよね。
希望に満ち溢れた街と人を見ていると、神谷さんもやる気をもらえるといいます。神谷さんの話を聞いて、タイに興味を持った方も多いのではないでしょうか。
【番組情報】
番組名:『ANA WORLD AIR CURRENT』
放送日時:土曜19時-19時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/worldaircurrent/