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最高値5000兆円! 屋台でひみつの売買をする「ひみつ屋」ってどんな店?

最高値5000兆円! 屋台でひみつの売買をする「ひみつ屋」ってどんな店?

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」。9月26日(水)のオンエアでは、東京23区内を手作りの屋台で移動し、街ゆく人たちから無料で仕入れた秘密に値段をつける「ひみつ屋」に注目! ひみつ屋を運営する木村りべかさんにお話を伺いました。


■人々のひみつをセメントで固めて売る

秘密をセメントで固めてオブジェにして売っている木村さん。ひみつ屋とはどのようなものなのでしょうか。

木村:ひみつ屋は、いろいろな人のひみつを扱う屋台です。手作りの屋台をひいて、東京23区を中心に活動をしています。まずひみつを書いてもらって、速乾セメントでコーティングして、ひみつの持ち主に値段をつけてもらい、そのオブジェをほしい人に売っています。紙の入ったオブジェはセメントなので、ひみつの内容はある程度守られます。ひみつを買った人は割って中を見ることができます。
サッシャ:木村さんは中身は知らない?
木村:内容をやんわり聞くことはありますが、中身は知らないです。
サッシャ:どんなお客さんが多いですか?
木村:20代から30代の女性が多いような感じです。全体としては、小学生から50代まで様々な年齢層の方がいます。
寺岡:再高値をつけた人はいくらくらいでしたか?
木村:5000兆円という人がいました。だれも売り手がつきません(笑)。
サッシャ:そりゃそうだ(笑)。
木村:しかもけっこう大きくて重いので、人の顔くらいあって保管場所に困っています(笑)。ひみつの中身は何も言ってくれませんでした。「何も言いたくないです」といって、ひみつだけ残して。
サッシャ:ひみつを言っちゃう人もいるとのことですが、例えばどんな内容なのでしょう。言える範囲で。
木村:遺産のひみつに、540万円をつけた男性がいました。親の遺産が入りそうだけど兄弟とゴタゴタしてて、自分が上手くやれば入ってくる……みたいな話です。あと20代の女性で、ムダ毛を抜くのが好きだけど、最近脱毛サロンに通いはじめて、抜く毛がなくなってさびしいとか。
サッシャ・寺岡:(笑)。


■アート活動の一貫としてスタート

中に入っていたひみつについては、買った人は誰にも言ってはいけません。スタジオでは実際サッシャがひみつのオブジェを購入し、ハンマーで割って、中を読んで爆笑していました。

サッシャ:なぜひみつ屋をやろうと思ったのですか?
木村:私は普段からアーティストとして活動しているんですけど、ひみつ屋もアートの活動としてやっています。きっかけは私自身にひみつができてしまったんです。
サッシャ:それは言えないひみつ?
木村:絶対言えないです。そのひみつのオブジェを自分で作って、100万円の値をつけました。30センチ四方のセメントに固めて、40キロくらいになりました。絶対割ってほしくないですね。そのとき「他の人もみんなひみつを持っているよな」と気づいて、その現象を形にできないかと思い、ひみつ屋の活動をはじめました。

ひみつ屋は決まった場所では活動しておらず、23区内のどこかに出没すしますが、10月13日(土)、20日(土)に東急ハンズ新宿店で開催されるイベント「マニアフェスタ」には出店するそうです。その他詳細は、木村さんのツイッターをご確認ください。

【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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